クロッカス
晴れ、穏やかな天気もここまでで明日からは崩れてくるようです。
散歩道

こんな家並みは減ってしまいました。

何軒かが消滅しタウンハウスに変ってゆきます。密度が益々高まってきます、蟻の巣のようです。
本 「働かないアリに意義がある」 長谷川英祐
社会生活をするアリ、ハチの話です。7割の蟻は巣の中で何もしていないのだそうですがコロニーを永続させる為には必要なようです。集団の中に仕事に対する反応速度の差(個性)があることが予測不能な日々に対応する手段なのです。予備と言いますか「働かない蟻は働きたいのに働けない」だけで必要に応じて働き始めるのです。
短期的な利益を捨てて、種としての存続の道がこの様な形になる様です。
これは頭脳が極度に発達したヒトの話ではありません、ゴマ粒ほどの脳味噌しか持たない昆虫の生き残る道なのです。
この手の話になると「働かない人」も必要とかニートの云々、、とかに話を持ってゆきたい所ですが「進化論」同様危ない事になりそうです。
純粋に生物生態の不思議と楽しみたい物です。
今日の新聞には恐竜と同じ時代に生きた「キリギリス」の音色が復元されたとか。化石に残った羽の音を出すギザギザや筋の密度を電子顕微鏡での観察から導いたようですが現代の「カネタタキ」の音色にそっくりなのだそうです。
無駄を愛することこそが人間を人間足らしめる事に繋がるのかも知れません。
花(クロッカス)


忽然と地から湧き出すクロッカス 安井やすお
昨日まで気付かなかったのにいつの間にか一輪だけ芝の中に顔を出しています。これを合図に次々と咲いてくる事でしょう。
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