絵師
散歩道

花の頃に出した事がある通りです、桜の紅葉も見事です。桜はこんなに揃ってくれる事は珍しいのです、黄色、茶色とバラバラのうえ散り時もまちまちなのです。何処まで行っても桜は散るのが命のようです。
絵師

よく判らないと思いますが、壁一面に絵を描いている所です。
昔は映画の看板絵、銭湯の背景画などと大きな手書きの絵がありました。
スターの顔に似ているようで何か違和感が残ると言う、不思議な画法の看板絵は頻繁に描き変えられたようです。映画が娯楽の中心で週単位で新しくなる時代だったのです。手際の良い作業は子供達には魔法使いのように見えたものです。
この街ではまだ建物の壁面を使った絵が健在なのです。
モチーフは様々、作者のセンスか依頼人のセンスか解りませんが映画の看板絵に劣らぬ多彩さです。又上手いのか下手なのかも判然としない不思議な世界が予期せぬ場所にあったりするのです。
自転車屋の壁面なのですが、大きな木の根っ子が、、、、、。
スプレーガンと足場代わりのクレーン車という組み合わせは昔と少し違うようですが、絵師と言われる職業の健在が確かめられるような気がします。
絵画はもっと近くにあった芸だと思われますが、美術館や特定の会場で無駄口も叩かずに特定の人が見るだけのものになってしまっては勿体無いのではないでしょうかね。
花

紅葉に蕾の組み合わせは何か変ですね。
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