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柳散る


木々が賑やかに装っているのに地味な物もあるのです。

   柳
   10,24

  「柳散る」と言う季語があるようです。

 秋の柳は寒々しいのであまり近寄る事がありません、いつの間にか葉が落ちて明るくなったなと思えるくらいです。結構一気に散ってしまうようですね。

 川端の柳は風情があっても公園の柳林にはこの時期は入り込みたくないのですが、詩人には別の感慨があるようです。

    男憎しされども恋し柳散る                         鈴木真砂女

 紅葉も様々な色があるから面白いのかもしれません、赤に染まっているカエデも良く見ると様々な赤の集合です。針葉樹や柳はその脇を固める名優なのかもしれません。

   秋
   10,24-1

 「昔の武蔵野は萱原のはてしなき光景を以って絶類の美、、、、、、、、今の武蔵野は林である」
                                          武蔵野 (国木田独歩著)
 
 東京の昔々の今頃は上の様な枯れ色に満ちていたのです、今の武蔵野は独歩の風景である林も無く家ばかりになってしまいましたが、それでもこの色が秋の色のベースとなっているような気がします。

 様々な色が秋を演出しているのです。

   シモツケ
   10,24-2

 その中にもまだまだと頑張っているものもあるのです。

 どうもここでは秋花は少ないようです、しばらくは頑張っている花達の写真になると思います。

 ブログネタの写真に困る時期になってきました。少し気温も下がってきたようでガス(霧)のかかる朝が増えてきて出掛けるのを躊躇させるのです。
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