影
日盛りの住宅地は人の気配も絶え、花達も盛りを過ぎたように気怠るそうに感じられます。見掛ける人も端居とでも言うのでしょうか椅子の上で本を片手に昼寝でもしているようです。
今年は寝苦しいような夜も無く、気温も20度をやっと超える状態で暑い夏とはいえませんが、昼間の徘徊はキツイものがあります。
影

とぼとぼ歩いていると影もとぼとぼと先を行きます、気のなるので写したのですが、、、。ペットボトルとカメラが道連れです。
かうして ここに わたくしの かげ 山頭火
撮ろうとすると影も動くのです。
光と影、昼と夜、この世と冥府を結ぶものなのでしょうか?自分に取り付いて離れようとしません。
盆花

ミソハギです。水気の多い所に咲くのですが田の傍の草刈をするときにこの花の周りは刈り残しておき盆花に利用すのだそうです。
盆花は山野から取って来て盆棚に飾る花、ミソハギ、キキョウ、オミナエシ、山百合、、、、、山から摘んで来るもので地方によって様々だったようです。
お盆が近くなってきました、先祖を迎える行事ですが8月は広島、長崎と悲しい記念日が続きます、今年は震災があり又新たな悲しみが甦ります。
影を悪魔に売り渡した話がありましたが結末はどうなったのでしたかね、とんと思い出せません。
どうも暗くなる傾向にあります、花で終ります。
ツリフネソウ

日差しの中のツリフネソウの群落です、この花ばかりが元気に見えます。

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