長い箸
新聞を見ているとこんな説話が。
テーブルにはご馳走が並んでいるのに用意されたのは「長い箸」だけ、天国ではお互いに相手の口にそれを運び満足が得られるのに、地獄では長い箸で自分の口に入れようとするばかりで上手く食べられません。
今は、テーブルにご馳走がのっているとも思えませんがそれを手掴みで自分だけ食べようとしているヤカラがいるのです。どうかまず相手の口元に箸を運ぶ事によって自分の口にも返ってくるのだということを考えて欲しいと思うのです。
ご馳走どころか乏しいテーブルなのです、長い箸を持って叩き合いになっては地獄よりも悲惨な事に為ってしまいます。
花

小枝の先に白い物が。
古い記憶が蘇ってきます、繭玉(まゆだま)と言うようですが小正月の飾り物。柳などの枝に丸めた餅をくっ付けた物なのですが久しく見た事がありません。(餅花とも言うようで養蚕よりも先にあった風習にも思えます)
ゆらゆら揺れる影の記憶が残っています。
その柳の枝を家の前に挿していたらいつの間にか大きく育っていたのですが、オヤジの親父が大病をした時叔父さんがそんな鬱陶しい樹が在るからだと切ってしまったようです。その叔父さんももういません、苦い記憶までが蘇ってきました。
散歩道

オリンピック選手村跡です、お金を掛け過ぎたうえ売却が上手くいかないようで責任の擦り付け合いという状況のようです。そこにこんな物が、この位大きいとオヤジの鳥の写真も何とかなるのですがね。
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