蜂の話
こう暑くては散歩にも出れません、家の中でゴゾゴゾするだけです。
先日役所に行くのでバスに乗ったのですがその車窓からこんな物が見えたのです。

暑いのに帰りに途中で降りて写真、モノズキというのでしょうね大汗をかいて帰ってきました。もう既に巣立ってしまったのか蜂の姿は無いのですが歩道の上、手の届く程の低い所に有るのです。
ネタが無いので蜂の話。
蜂類は一番多様に進化を遂げた昆虫なのだそうです。
よく目にするハスの実状の巣を作り家族生活をするアシナガバチから高度な社会生活を営むミツバチのようなもの。
狩蜂は殆どの昆虫に照準を合わせ、コオロギ、クモ、アオムシなどそれぞれを独特の狩の仕方、麻酔法で巣の中に蓄え卵を産み付けます。田舎育ちの方は垣根の竹筒の中から生々しいバッタなどが何匹も現れ驚かされた事があるはずです。
そして恐怖の寄生蜂です。植物からあらゆる昆虫やその卵に寄生します。卵を産み付けられた宿主は生命に関わらない部分から食害され最後は全部食べられてしまうようです。極端に小さなノミ、シミ以外の昆虫で寄生を受けないものはないと言われるほどで、寄生蜂に2重3重に寄生する事も有るようです。外から採って来た昆虫の卵の孵化を観察しようとすると肝心なものは現れず小さな蜂ばかり出てくることになったりするようですよ。
それを利用した作物の害虫駆除が研究されているのですから人間もシタタカですね。
夏の日差しの中を糸クズが飛んでいるように見える極端に産卵管の長く発達した狩蜂を見たことはありませんか?大木の中の甲虫(カミキリムシ?)に卵を産み付けるために伸びたシッポは30cmをこえるのですよ、この蜂がオヤジを昆虫の世界に誘ってくれたのです。
岩田久二雄氏の著書からの受け売りなのですがナンセ大昔に読んだものなので間違いだらけかも、まだ本棚の隅に何冊か残っているのですが読み返すことはあるのでしょうか。

ブランチを外で摂っていると肉類の臭いを嗅ぎ付け直ぐに3,4匹のハチ達が寄ってくるのです。放って置くと肉をダンゴにして何処かに運んで行きます。BBQの時の女性達の嫌われ者ですが名前は知りません。
報道でもDNA 関係からの記事ばかりで地道な自然観察の方は目に付きません。両者を付き合せてこそ真実に迫るのであって研究室での研究ばかりでは何かを誤るのではないでしょうか。新しいファーブルを待っています。
ジミなので花も。

何なのですかね、よく判りません。調べてみます。
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