同化政策
晴れ
風向きが変わったのか山火事の煙で曇った空に少し青みが戻って来たようです。それと共に暑さも戻って来た様な気がします。

サスカチュワン州にあった先住民の寄宿学校の跡地で子ども215人の遺骨が見つかりました。同校は現在のカウェセス先住民居住区にあり、キリスト教ローマカトリック教会が1899年から1997年まで運営していました。
カナダ政府が資金を出し、宗教団体が運営する先住民の若者の同化を目的とした強制的な寄宿学校です。1863年から1998年までの間に15万人以上の子どもが家族から引き離され、各地の寄宿学校での生活を強制されていたとの事です。

呪文の様な先住民の歌と独特のリズムの太鼓の音が夏の空に消えてゆきます。
良かれと思ってした事なのでしょうが、、、、、異なる文化や価値観に土足で踏み込むような同化政策に潜む危険性の一つの表れのように思えます。
今、ウイグルで行われている中国の同化政策が重なって見えて来るのはオヤジだけでしょうか。
「職業技能教育訓練センター」とやらの敷地跡から多数の人骨が、、、、なんて事になりませんように。

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