鯉幟(コイノボリ)
モタモタしている内に5月です。
季節物から。

日系センターの階段脇にコイノボリです、これを見るまで失念していました、端午の節句です。部屋の中では格好がつきませんがホームの方のでは3匹の鯉がベランダから吊るしてありました。
でも正規の方法でないとイマイチ威勢がつかないようです、よくロープを張って沢山の鯉を並べた物を見かけますが高い棒の先から矢車、吹流し、真鯉、緋鯉と云うのがいいですね。
この歳になると思い浮かぶ情景は幼いころの大きなコイノボリですが、我が家で飾っていたのはベランダに取り付けられるビニール製の小さなものでした。何はともあれ無事に育ってくれた事を感謝。
外国人にもコイノボリは人気が有ると聞きましたよ、どう考えても大きな魚を大空に泳がすという発想はユニークですよね。
「000は5月の鯉の吹流し、口先ばかりで腸(ハラワタ)はなし」
落語にも出てくる江戸川柳です。悪口か誉め言葉か知りませんが、ハラワタのなさを実感するオヤジなのです。ちなみにオヤジは江戸っ子ではなく田舎者です。
人形も

外国に住むと季節の行事はありがたい物に思えてきます、アイデンテイテイの確認なのでしょうかね。忘れてしまうようでは困ります。
花

キングサリです、藤のようですが木生で黄色の目立つ花です。

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