秋彼岸
小雨が降り続きます。
山寺に降りこめられて秋彼岸 大橋櫻坡子

裏庭を眺めながら、、、、

アンコがあるからと「おはぎ」を作ってくれました、生まれて初めての作品だそうです。東京生まれは和菓子屋で買うもののようです。
田舎では「ボタモチ」としか言いませんが、、、、これの倍、いや3倍ほどの大きな物を手作りしていましたよね、キナコを塗した物と共にね。
「今夜は手打ちにすべえか」
「うんにゃ,半殺しにすべえ」
山深い山村で一夜の宿を得たが旅人が、老婦夫のヒソヒソ話に泡を食って逃げ出したそうです、、、、金田一春彦の『ことばの歳時記』の中の話ですけどね。
蕎麦にするかボタモチにするかの話だったようですがね。
ボタモチを作ると近所に配ると言う風習があるくらいで、ハレの食べ物と言うか目出度い食べ物だったようです。
梨腹も牡丹餅腹も彼岸かな 子規
これで、やっとお彼岸と言う気になれました。
クラブアップル

スポンサーサイト