3月10日
晴れ。
芽柳

ほつかりと黄ばみ出たり柳の芽 加藤曉台
まだ、「柳青める」とは言えませんが、、、、、公園の柳も只の枯れ枝から黄色く霞むような温かみを帯びた風情を示すようになりました。
東京大空襲の日でしたね。
南無八万三千三月火の十日 川崎展宏
8万人以上が一夜にして焼殺され、100万人が家を失ったのですが、時の首相はここに至るも、、、
敢然として空襲に耐えることこそ勝利の近道であります
などと見当違いの檄を飛ばしています。14日の貴族院本会議でこんな問答が残っています。
問 内務大臣から隣組長などに、「火は消さなくてもよいから逃げろ」と言っていただきたい。
答 焼夷弾に対して市民が果敢に健闘いたしております、初めから逃げてしまうということは、、、。
どうも政府の答弁には危機感が乏しいようですね。
昭和20年と言うことなのでオヤジの生まれる5年前の事です。有り難い事に我々世代は戦争も空襲も知らずに過ごす事が出来たのですがここに来て東アジア辺りでキナ臭い臭いがしてくるようです。
我々の不戦の意思は本物なのでしょうかね、政府、世論は少しずつ戦も辞さずと言うような方向に向かっているよな、、、、、
国会の答弁のために公文書を書き換えるですって、何だか体質が同じように見えます。国民は経緯を見ているのですがね~。
花(サンシュウユ)

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