ハレとケ
晴れ。
やっぱり雨だったのは里(街)だけだったようです、視界が開けてくると白銀の山々が顔を出して来ました。
ナナイモ&ノースグランドビューハイウエーから

この辺りを走るのは日本食の買出しの時だけのようです、、、正月用と言ってもカマボコとコンニャクくらいで米だ醤油だと普段の物ばかりでしたけどね。
柳田國男は近代化によって「ハレとケの区別の曖昧化」が進行していると指摘していますが、まさにその真っ只中に居るようです。
昔の人から見れば「食事」も「衣服」も毎日がハレの日のように見えるかもしれませんね、しかし日常は何処まで行っても日常なのであります。何処かに「ハレの日」が入らないとメリハリのない退屈な日々となってしまうようです。
さぁ、せっかくの正月、ハレの日です。惰性と言う事でなく楽しみながら「ケガレ」を落とし、単調になりがちな生活に「ケジメ」をつけたいものですね。
ケガレ(気枯れ)=「ケ」の生活が順調にいかなくなること。
年つまる思ひに堪へて何もせず 相馬遷子
花(エリカ)

エリカといふさびしき花や年の暮 山口青邨
冬の庭を飾ってくれる数少ない花の一つですけど、、、、、そんなにさびしいとは思えませんけどね。
リス

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