モザイク
カナダはモザイク国家です、又美しいモザイク画を模索しています。
USA のようにアメリカ人になりきり星条旗の下に一色に染まるという格好を取りません。
人種(人)はそれぞれ勝手に色を持ってください、それもカナダ人です。それを集めて多少チグハグでもモザイク画を描いてみましょうということですが、接着剤が問題です。
自由、民主、平等、民主主義の真価が試されているのかも知れません。
多民族国家の知恵なのでしょう、ネイティブを除けば皆何代か前の移民なのです。
ツレはリタイア後英語学校に通っています、移民及びシチズンを持つ者の為のもので無料です。レベルはアドバンス程度(中学低学年)位でしょうか、日常会話ではなく多少アカデミックなクラスのようです。
中国人(台湾を含む)17,8人、
韓国人 6、
日本人 3、
イタリア人 2、
ロシア、イラク、イラン 各1
が、今のクラス編成(30人)のようです。インド人、ベトナム人がいないのは不思議です、時代のせいなのでしょうオヤジが通っていた頃とは編成が違うようです。
バンクーバーは太平洋に面し圧倒的にアジア人が多いのがわかります。
年齢は若い人からリタイア組まで有るようですが仕事や上の学校を目指す人に指標を合わせる為大変のようです。(子育て世代の主婦が多いようです、男は金を稼ぐのにそれどころではないようです)
オヤジも誘われたのですがもう語学からやる時間は無い、ある道具(日本語)でやるとは言っては見たものの錆び付いてしまって儘なりません。日本語学校が必要です。
日本では外国人参政権が議論されているようですが。
ここではシチズンシップ(国籍)を持った者にしか与えられません、イミグラント(移民)は年金、タックス、他ほとんどの権利は与えられますが選挙権、被選挙権はありません。
日本で問題なのは長い間住んでいる人が国籍を持っていないからのようです(長い経緯がありますが)ここではここで生まれたものは自動的に国民になってしまいます、時間が切断される為問題にされないのかも知れません。
それでも人種間の問題は多様です、ケベック独立問題などという大事にもなるのですがその割りには何かお祭りのようにも見受けられます。
感情と勘定のせめぎ合い。冷静に冷静に!
しかし、時代の流れは益々の人種、文化、価値観の融合を避けては通れないようです。外国人選挙権、移民法の整備、多重国籍、意味のない偏見、等々は時代を見据えた冷静で真剣な議論が必要かと思われます。
他国で少数民族として暮らしてみるといわれの無い不愉快に直面することもあります。偏見の程度は多分に教育の程度に比例するようにも見受けられますし、数の論理でもあるようです。
錦の旗である民主主義とやらはこの辺りでも真価を問われる様な気がします。
花

国籍も名前もまだ不明です、小さくてアップしてこの程度の花ですがか一番先に咲き始めます。
ダンゴも

マグロの刺身、トロロ、サトイモのソボロ煮、ハスと牛蒡は酢味になっています。
どうも食べ物は保守的で純日本スタイルです、これもモザイクということで。
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