馬酔木
晴れ。
春の川

山の雪はまだ融け出さないのか水嵩が増えた様子はありませんが、春の日に照らされた水面が穏やかに見えます。
長い長い材木運搬用の筏を曳いた船がゆっくりと移動してゆきます。
~木曽のナー なかのりさん~ と歌ってみても、、、、春でも寒いヨイヨイヨイと言う事のようで、早々と退散しました。
花(アセビ)

白

水温む奈良はあせぼの花盛り 原石鼎
この花の句は奈良が多いのですよね。どの歳時記も晩春となっているようですがここでは春を告げる花のようです。
「馬酔木」と書くくらいでこの木の葉を食べると動物は酔ったようになるようです。「アセボチン」と言う有害物質を含むようで奈良公園のアセビは名物の鹿の食害に合わずこの花の比率が大きいのだそうです。
鹿を大事にするとアセビの句が増える言う事のようです。
旅かなし馬酔木の雨にはぐれ鹿 杉田久女
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