寒の雨
雨。
「寒の雨」ではありますが、温かいから白くならないのですよね。
やっと芝の上の雪も消えて来たようです。もっとも雪掻きなどで山積みにされた物は別ですがね。
寒の雨

うつほどに藁の匂ふや寒の雨 金尾梅の門
ネットにも飽き外を見ると暗く静かに寒の雨が降っています。
こんな古臭い句を拾ってみました。今の人には何の事だか分からないのでしょうが、オヤジの子供の頃はまだこんな光景が残っていたのです。
藁を打つのは柔らかくして細工を容易にする為、当時はまだ筵など農家では藁製品を手作りしていたのです。納屋の隅などには丸い石が土に半分埋められた「藁打ち石」なるものもありました。
しかし、もう藁製品など「注連縄」くらいしかお目にかからないようですね。
寒九の雨は豊作の兆しとか、、、、少し遅くなりましたが春遠からじと言うことにしておきます。
花(プラタナスの実)

スズカケの鈴です。
高い所にばかり、そして中々落ちない実なので近くで撮ることは少ないのですよね。雪の上に見付けたのでパチリ。
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