劫(こう)
曇り時々晴れ間。

大分色付いて来ました、もう少し空が明るいと良いのですけどね。
苔にまで燃え移らむと寺紅葉 鷹羽狩行

芝の上の方が鮮やかに見えるようです。
今日は囲碁の日なので今期の名人戦の話。
七冠という絶好調の井山名人に高尾が三連勝です。挑戦者にはなるのですが番碁では星が上がらず苦杯をを舐め続けていたのが嘘のようです。
「判官贔屓」ではありませんが七冠も独り占めされると挑戦者に応援したくなるのですよね、、、、、しかし下駄を履くまで行方がわからないのが勝負の世界です、気を引き締めてあと一勝を待ちたいと思います。
オヤジの碁は益々乱暴になって来るようです、、、見境もなく目を取りに行ってしまうのですよね、本日も大暴走で碁敵を喜ばせてしまいました。年と共に辛抱もなくなるようです。
「劫」(こう) と言う囲碁用語があります。(一石を互いに取り合う格好)
一辺四十里の大岩に天女が百年に一度天から舞い降りてきます、その羽衣の袖が大岩を払います。このためにだんだんと大岩が擦り減っていって無くなるまでにかかる時間。
なのだそうです、、、、子供の頃は無限に続くように思っていたのですが、残り時間が自覚されるようになったからでしょうかね。覚悟の無い事であります。
ヤマボウシの実

イチゴノキ

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