啓蟄
久し振りに晴れ間がありました。
「啓蟄」だそうです、太陰暦による季節のズレを補正するために考えられた「二十四節気」と言う古い中国の季節の区分方のようですがいまだに生きているのですね。
土の中に隠れていた虫達が這い出してくる季節と言う事のようです。
啓蟄

まだ亀が日向ぼっこをしているくらいで虫の姿は何も見えませんけどね。
己が影を慕うて這へる地虫かな 村上鬼城
気象庁では「生物季節観測」で「初見日」や「初鳴き」といった事を観測しているようです。
規定動物
ヒバリ、ウグイス、ツバメ、モンシロチョウ、キアゲハ、トノサマガエル、シオカラトンボ、ホタル、アブラゼミ、ヒグラシ、モズ
となっていたのですが現在東京都では赤文字で示された物は観測が出来ない状態なのだそうです、ウグイスの初鳴きも2000年を最後に確認が出来ていないとか。
「鶯谷」のウグイスは「「江戸の鶯はなまっている」からと京都から運ばせたものだそうです、、、、、もう鳴声を比べる事も出来ませんね。
うぐひすの 谷よりいづる 声なくは 春くることを 誰か知らまし
大江千里 (古今和歌集)
『ホーホケキョ』
春なのに、、、、生き物の姿が姿を現さないようです、代わりに花。
アメリカミズバショウ

花の木

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