南天と小鳥
曇り、寒く感じても小雨どまりで白くなる様子はありません。
ナンテン

「南天の実」の赤は長い間楽しませてくれるようです、季題はと歳時記を捲っても「秋」と「冬」に跨っています。
この真っ赤な実、当然小鳥達に食べてもらい種をばら撒かなければいけないのですが、、、、、矢鱈と食べ過ぎられても困ると有毒な成分が含まれているのだそうです。
派手な色で釣られても腹を下してもね、、、、だから何時までも南天燭と言われる程目立つ実が残っているのでしょうね。
しかし、花は早すぎはしませんかね。
「sacred bamboo」(聖なる竹)とか「Heavenly bamboo」(天国の竹)、と呼ばれ人気の植木のようですが、何処が竹なのでしょうね?
南天目当てではないようですが小鳥たちの訪問が多いこの頃です。


他にも数種が来るのですが、カメラには中々おさまってくれません。
子供の頃、ヒヨドリなどの山鳥を捕る罠を仕掛けて遊んだものです。「クビシャギ」と言ったかな、跳ね木を使った針金さえあれば出来るギロチンの様な物でしたがね、、、、まぁ、これで捕まるような鳥たちは中々いませんでしたがね。
この罠の餌が「センダンの実」や「ナンテンの実」と言う事で、田舎の子供には必需品だったのですよね。
今ではお叱りを受けるような遊びでしょうが、、、、「くびち」「こぼち」、、、、様々な名が残る全国版の遊びだったようです。
懐かしいなどと言って庭に仕掛ける訳にもゆきませんがね、材料は揃っているのですけどね、、、、。
何食うて真白き糞ぞ冬の鳥 飛高隆夫
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