白樺派?
晴れ。
大した事は無いのですが風邪というヤツは一通りの経過を踏まないと治まらないようです、今日の朝は咽喉が痛いのです。外に出てこじらせたりしては大顰蹙をかうだけと自重気味なのであります。
連日の青空で外に出掛けたくてウズウズしていた所へ電話で囲碁のお誘い、先週の振り替えのようです。勿論、そそくさと出掛けましたがね。
念力もぬけて水洟たらしけり 阿波野青畝
インフルエンザも肺炎も予防接種済と言う事で安心したのでしょうかね、何年ぶりかの風邪だったようです。晩酌が減る事もない程度でしたがね。
白樺

樺の木も葉を落とし、白々とした幹が冬の日に光っています。
子供の頃、白樺派といわれる人達の作品を読みましたね。有島武郎とか武者小路実篤とか、、、軟弱気味の理想主義や人道主義などとと言われましたが妙に懐かしく感じるこの頃なのです。しかし、まだ彼らの本は読まれているのでしょうかね、オヤジ世代には必読書のようなものでしたがね。
そう言えば、実篤先生の格言がどどこかの家の玄関先や旅館で矢鱈と目立つ頃もありましたね、例の下手なカボチャや茄子の絵のあるものです。
君は君 我は我なり されど仲よき 武者小路実篤
「みつお」さんに取って代わられた様ですね。
つまずいたって いいじゃないか にんげんだもの みつお
足元なんか見たくも無い、、、、軟弱理想主義に逃げ出すしかない時代になっていのかもしれませんね。
政治や経済の世界ですら大風呂敷を広げた嘘で固めた未来しか指し示せないのですからね。
花(シキミア)

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