名のみの春
雨、まだ濡れて行こうなどと言う訳にはゆきません。
春は名のみの風の寒さや 谷の 鴬 歌は思えど~ 早春賦
名のみの春ですが、、、、こんな写真も撮れるようになりました。
早い桜

残念ながらここでは早春の花「梅」がありません、如何してなのでしょうね?プラムはもう少し遅れてくるのですよね。
梅は匂ひよ 木立はいらぬ
人はこころよ 姿はいらぬ 隆達小歌
とは言え、、、、もう少し空が明るくならないと花も冴えないようです。
粋で洒脱でとは思えども、、、、氏素性のみならず老臭を放つだけの存在になりつつあるようです。「人は心、、、」と言いきかすしかないようです。
花(スノードロップ)

日本名は「松(待)雪草」だそうです、、、雪のイメージが強い早春の可憐な花です。
大分咲いてきました。日本では新しい花のようで古い俳句は見付かりません。
松雪草やさしき野州訛かな 東人
ネットで見つけました、東人さんは俳句雑誌「春月」を主宰しているそうです。 2010年2月8日に亡くなった作家立松和平さんを偲んでの作品のようです。
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