枯園
窓に射す日差しで眼が覚めたのに、、、、グズグズしている内に降ってきました、予報通りですけれどね。
冬の庭

枯色の庭に色を添えるようなクリスマス飾りですが、風に吹かれる散歩者には電飾が灯らぬ骨格は如何にも安っぽく見えるのであります。
枯園を亡骸(むくろ)いつせいに見られ行く 石田波郷
つまらぬ物を削ぎ落としてゆくと枯れ枝でしかないのかも知れません。
米とキューバの国交交渉が始まったそうです。
何か化石を掘り当てたような気になってしまいます、まだカストロは健在なのですよね。
「非同盟運動」「第3世界」などと言われた時代のヒーローの1人でした、「西側」にも「東側」にも属さぬと言うような事でした。ナセル、ネール、チトー、スカルノ、、、と大戦後政治をリードしたのです。
時は流れ、、、、革命の結末は「北朝鮮」か「キューバ」かと思われる状態です。
「東側」と言われた共産主義も壊滅(名ばかり共産主義は別)、「第3」も育たず「資本主義」だけが生き残った様にも見えるのですが、、、、、地図は塗り変わっても騒動の種は尽きる事が無いようです。(第四世界は神様ですかね)
何はさて置き目と鼻の先、国交くらいは正常化して欲しいものです。隣国とトラブルほど馬鹿馬鹿しい事は無いと思います。
しかし、政治家は小粒になったと言いますか未来の形を語らなくなったようです。何だかどの道、カストロ、金王朝の如き政権維持にしか興味の無い事になって仕舞うのではないかとさえ思えるのであります。
「ナッツリターン」ではありませんが世襲ばかりではね、ブッシュ3も出馬とか?
花

枯園の中に一輪咲いていました。
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