火取虫
晴れ。
凡々たる日常

広島からは豪雨による惨事が届いています、しかしこの凡々たる日常のなんと脆いことなのでしょうね。
航空写真

自然と人が鬩ぎあっているようにも見受けられます、、、、。
1時間に100ミリを超える猛雨、山すそまで切り開いた宅地、、、、最前線はここだけではないようで、世界の何処で起きても不思議ではないようです。
花(ノウゼンカズラ)

火取虫?

「アメリカシロヒトリ」の巣でしょうか、、、、オヤジの若い頃(1970年代から80年代)に米軍の置き土産として日本で大発生したのです、枝ごと取って焼却処分したので記憶があるのです。
名前からすると「火取虫」なのでしょうが成虫(蛾)の顔はよく知りません。顔を見れば記憶があるかもしれませんが、、、田舎育ちなので夜になると様々な昆虫が家の灯りに集まったのですよね。
カブトムシなどは歓迎したのですが、蛾だとか臭い虫には閉口したものです。
灯取虫畳の上を掃かれけり 野村喜舟
当時は「誘蛾灯」なる物が田圃の中にあったくらいで、夏の夜は裸電球のまわりを常に虫がクルックル飛び回っていました、大物が来ると新聞などを丸めて追いかけるという始末です。
しかし、結構木の枝が白くなっているのを見掛けるのですが「火取蛾」が入って来ませんね、天敵でも居るのでしょうかね?
「飛んで火に入る夏の虫」
「チャンバラごっこ」の決まり文句だったのですが、、、、実感の無い時代になったのかもしれませんね。
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