三夕
雨、さすがに「ウンザリ」してきます。
片隅

賑わっていた公園も人の気配がしなくなってきました、テニスコートも枯葉が舞うばかりに見えます。
「古今和歌集」の中で「秋の夕暮れ」で終わる「三夕」と呼ばれる和歌があります。
心なき 身にもあわれは 知られけり
鴫(しぎ)立つ沢の 秋の夕暮れ (西行法師)
見渡せば 花ももみじも なかりけり
浦の苫屋の 秋の夕暮れ (藤原定家)
さびしさは その色としも なかりけり
槙立つ山の 秋の夕暮れ (寂蓮法師)
秋はこんなに暗かったのですかね、、、、今頃気が付くオヤジなのです。
実りの秋、収穫の秋と思っていたのですがね。秋霖(しゅうりん)の所為とでもしておきます、早く秋晴れと言われる日々が帰ってくれませんかね。
消費税8%、4月より。
「成長と財政再建両立!」 経済対策に5兆円 安倍首相
秋の所為ですかね、、、「何もかもムリ、ムリ!」という声が聞こえて来るのです。
財政再建、農政、選挙制度、安保、福祉、、、、痛みは全て明日に残して食い尽くしてしまうようです。「毒を食らわば皿まで」とは申しますが、留まる事の無い「先送り」は終わりそうに有りません。
~金も仕事も無かりけり、、、となると「秋の夕暮れ」の前にはどんな風景が広がっているのでしょうね?
ヤダヤダ、、如何してこうなるの!
西国の畦曼珠沙華曼珠沙華 森 澄雄
せめてこれくらい派手にと、、、。
花(キバナルリソウ)

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