落とし文
雨、やっと夕方になって陽が出てきました。
プリペット(セイヨウイボタノキ)

傍を通ると独特の芳香で咽るようです、この木の垣根多いのですよね。空気が湿気を帯びると一段とそれが気になるようです。

この街も生垣は減る一方のようです、色々な樹が使われるようですが年月を経ると分厚く高くなってくるのです。幹も大きくなり手に負えなくなるようです。
散歩する方にとっては高い板塀で囲まれたりすると面白くありませんがね。
新しく建つ家は殆どが木造のフェンスとなるのです、生垣は形になるまでに時間が掛かりますからね。
生木だとこんな物も潜んでいるのですがね。
オトシブミでしょうか?

葉を巻き込んで作られた物のようですが「オトシブミ」の仲間の仕業でしょうかね、切り落さない種のようです。
どんな文が認められているのでしょうね、「ホトトギスの落とし文」とか。
落とし文旧仮名づかひかも知れぬ 石川野菊
「落とし文」とは公然と言えないことや秘かな恋心を伝えるため、伝えたい人の近くに落とし拾わせた置手紙。じれったい様ではありますが優雅な言葉ですね。
ネットで有る事無い事書き散らす身の浅ましさ、、、、恥じ入るのみです。
アオイ

手にしたる女人高野の落とし文 清崎敏郎
こんなふうに拾ってもらえると好いのですがね。
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