山笑う
今日は朝から冷たい雨が降っています。
気が滅入るので明るい記事を。
林

何でも無い風景ですが、冬の厳しさが抜けています。「山笑う」と言う季語がありますが林が少し微笑みかけてくれるようです。
ここでは日本の様な笑うような穏やかな山はありません、丘のように高低は有っても横に広がるだけで山と言う感じにはなりません。林としか言えないようです、山となるとこんな物になってしまうのです。
山(M、ベーカー)

こうなると笑ってはくれませんよね、まだ真っ白です。
故郷や どちらを見ても 山笑う 正岡子規
春山淡冶而如笑
夏山蒼翠而如滴
秋山明浄而如粧
冬山惨淡而如睡 郭熙
郭熙は絵描きのようです、画家の目ですよねこれは。奇麗な言葉です。
春夏秋冬みんな季語として使われるようです。「山笑う」「山滴る」「山粧う」「山眠る」
花

黒いだけの土の中からこんな物も顔を出しました。
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