氷面鏡
曇り、気温が上がらないようで昨日の雪が中々融けてくれません。
氷結

湖も薄く氷が広がっています。
濃く淡く木々影落とす氷面鏡 池内友次郎
二世の人の話では高校生の頃にはこの湖でスケートが出来たそうなのです。オヤジより年配の人の話なので半世紀も前の話ですがね。
今ではとても人が乗れるような厚さにはなりそうもありません、カモメが乗って休むのが精一杯と言うところです。

こんな小さな池でもこんな状態ですからね。
信州の諏訪湖では「御神渡り」と言う現象が見られるそうです、これも近年は全面凍結する日が減り見られる年が少なくなっているようです。
北国では氷河の後退などと共に温暖化の影響が目に見える形で現れてくるのです。東京を含む都市の高温化も同様ですかね。
原発事故、経済の停滞と温暖化に対する覚悟の緩みがちな此の頃ですが、忘れてしまうと何処までも行ってしまいそうです。
「前門の虎後門の狼」と言う状態のようです。
御神渡りすみし氷湖を天照らす 百瀬耕一
「御神渡り」の氷の筋は男神「建御名方神(タケミナカタノカミ)」が女神「八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)」のもとに通った道筋だそうで「作柄」や「世の中の吉凶」を占うのだそうです。
今年は「御神渡り」は見られるのでしょうか、、、はたして吉凶は?
花

シュウメイギクがこんなになっています。
少しずつ風に乗って飛んで行くようです。
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