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  霜の朝です。
 その割には晴れ上がらずに雲の多い1日でした。
 
 出掛けるのに勇気を要する景色と温度です。厳重装備でボウリングへ。


   霜
   1,13-1


    霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
          火など急ぎおこして、炭もて渡るも いとつきづきし。

                                           枕草子(春はあけぼの)

 昔の人は元気ですね、昼になって気温がゆるんでくると気にいらなかったようです。


   1,13-2




 日本人は霜は朝の物と思うのですが、、、、。

  月落烏啼霜満天           楓橋夜泊 (張継)  
  疑是地上霜               静夜思  (李白)

 漢詩では夜のイメージが強いようです。外を覗いてみたのですが冷えてはいるが何か「ピーン」ときませんがね、煌々と月光でもないとダメなようです。


   何處得秋霜(何れの処にか秋霜を得たる)      秋浦歌(李白)


 霜の朝にふるえるオヤジにはこんな嘆きの方が似合うのでしょうかね。床屋に行って髪が短くなると「スースー」するだけでなく霜を被った様になるのです。
 

   生き残る吾恥ずかしや髯の霜                 夏目漱石


 と言うことの様です。何も書く事が出来そうも無いので詩歌の引用ばかりで終ります。



   花(エリカ)
   1,13


 霜の下でも着実に蕾を膨らませています。

 かく在りたいものですね。
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あなまどい

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     オヤジ 不明
住所  VANCOUVER
燃料  アルコール 
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