河
曇り、時々晴れ間。
やっとまとまった散歩になりました、が今の時期は何にも無いのですよね。
河と山

冬河新聞全紙浸り浮く 山口誓子
ただただ寂寥とした水面です、遠くの雪山が輝いているのが救いです。
中国
「南方周末」に端を発しネットの書き込みまで削除されると言う事態のようです。
が、この広がり方には当局もタジタジの様です、ネット世界の口を強引に閉ざすのは「ヤブヘビ」なのではないでしょうかね。
若い頃「プロレタリア独裁」などと北京放送でよく耳にした世代なのですが、、、。
現実は「中国共産党独裁」なのです。党員数は総人口の5,4%、20人に一人位のようです。残りの人達は何なのでしょうね、これでは不満が溜まってきて当然なのです。
発端となった記事 「中国の夢、憲政の夢」 「憲法に基づいて自由と民主を実現しよう」という内容。
置き換えられた記事 「こんにちの中国は民族復興の偉大な夢に最も近づいた」という中国共産党礼賛記事。
中身は読んでいないので判りませんが、何となく当局の硬直化が判るような気がします。そもそも新聞に記事改ざんを強要してはいけませんよね。
「国家政権転覆罪」とか過激な弾圧は避けてもらいたいものです、時代の流れは川のように海に向かいはしてももう山には帰らないのです。
金芝河氏は1974年に「死刑判決」を受け今年1月4日に「無罪判決」を勝ち取っています。
誰も中国の騒動を望んでいる者はいないのです、民主国家として軟着陸をしてもらいたいのです。
花

冬の花の代表「ビワ」の仲間のようですが実の生った物は見たことがありません。気候の所為なのか品種の所為なのか判りません。
愚痴聴きてくるる母亡し枇杷の花 今井澄子
冬の薄日の中の目立たぬ花ですが、見付かると懐かしいような気分になるのです。寒い盛りに咲くのは何故なのでしょうね、質素ではあるが強い意志が感じられます。
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