餅搗き
曇り、まったく晴れ間が見えません。冬が雨季だとは言えここまで暗い日が続くとウンザリしてきます。
餅搗き

恒例の日系会館の「餅搗き」です。
子供連れで賑わっています、番号をもらって順番に搗いていますが中々手強い様で冷えてしまうのでないかと心配です。
子供の頃はどの家でも餅を搗いたのです、餅が無くては正月が来ないとまで言われたのです。
本家と言うのでしょうか近所に住む親族が集まって朝早くから搗くのですが、華やいだ賑わいがあり子供達には楽しみの日だったのです。
餅も蓬(ヨモギ)、青海苔、豆、芋と色々有って、その場でアンコを入れたりして搗きたてを食べるのです。
28日についていたような気がします、29日は「苦」に通じるとかで「苦餅」などといわれたりするようで避けられていたようです。(現代では曜日が重要なようです)
餅搗きや焚き火のうつる嫁の顔 黒柳召波
まだ暗い中で「餅米」を蒸す炎、まめまめしく働く嫁の華やいだ顔、男衆の威勢のいい餅搗きの音、、、もうこんな風景は無いのでしょうね。
正月に餅搗きは付き物だったのです。
関西落語「しりもち」では貧乏で餅が搗けないので女房の尻を叩いて「餅搗き」の音のように近所に聞かせたそうですよ。
一応我が家でも用意しました、機械で搗いた物ですがね。これで正月も来る事でしょう。
花(実)

スキミア、ジャポニカ。こな花はこの辺りの庭を占拠しています、何処にでもあるのです。
花

ジャパニーズもこれだけ定着して欲しい物ですね。
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