凛
曇り。
曇天の下の散歩道

折角の紅葉も台無しです、長く続いた好天も終わりのようです。
水

行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫は、かつ消えかつ結びて、久しく止まる事なし。世の中にある人と住家と、またかくの如し。
方丈記 鴨長明
暗い水面を眺めて「カワノナガレハ、、川の流れは、、」と呟くのですが後が出てきません。この季節は無常観に引き込まれるようです。
名文につられて長々と書きましたが確認の為です。
何だか暗い世相の中でノーベル賞などと言う話が出るとホッとする感じです。iPS細胞などと言われてもピンと来ませんが、早く治療法として実用化されて欲しい物です。若い友の闘病の話を聞いたばかりなのでつくづくと思うのです。
花(バラ)

秋薔薇、冬薔薇といわれますがその様な種類のバラがあるわけではないようです。バラは相当激しい環境以外では咲き続けるようです。
秋薔薇や 彩を尽して 艶ならず 松根東洋城
如何して「艶」じゃないのかな?寒さに立ち向かうので「凛」と言うことですかね。
イヤな季節に凛と対峙したいものです。
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