重陽
曇り、夕方から雨も少々。
暗い1日だと日の短くなった事を実感します、釣瓶落としという言葉がありますがあっという間に夜が来るように感じられます。まだこのまま冬になるとは思えませんが掛ける物が何か一枚必要になってきたようです。
マツカサアザミの咲く散歩道


今日の写真ではありません。
重陽の節句だそうです。(1,1)(3,3)(5,5)(7,7)は祝われるのですが(9,9)は忘れられてしまっているようです。
陰陽思想では奇数は陽の数でその最大数「9」が重なるので「重陽」なのだそうで、重要な節句だったようですが如何したのでしょうね。
9月9日憶山東兄弟
独在異郷為異客 一人異郷にありて異客となり
毎逢佳節倍思親 佳節に逢う毎にますます親を想う
遙知兄弟登高処 遥かに知る兄弟の高きに登る処
遍挿茱茱少一人 あまねく朱茱を挿して一人を小(か)かん
王維(17歳の作)
突然の訪問中止という事で兄弟を想うという事になってしまったのですが、もう我々も何が起こっても不思議でない年齢に入り込んだようです。
ベッドの上で戸惑っている顔が浮かぶようです、、、再計画でも考えているといいのですがね。
どんぐり

重陽は「どんぐり」ではなくやっぱり菊ですよね。

これよりは菊の酒また菊枕 山口青邨
定年退職をし、さぁ~悠々自適の余生をと言う感じの句のようです、、、菊の酒でも寝酒にしますかね。
やっと夏休み気分も抜け、囲碁、ボーリング、ツレの学校と普段の生活に戻ってきます。何でも無いようですが定期的にやる事が決められると隠居の身でも気分が違うのです。
(この夏最後のイベントがフイとはなったのですがバンフ旅行はキャンセルが利きそうに無いので誰かを誘って行く事になりそうです。)
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