まだ暑い!
晴れ。
バーナビーは32度とのことです、テレビでこれでは街の温度計は35度越え間違いなし。朝晩が涼しくなかったら地獄ですよね、、、、もう少し残暑が続きそうです。

町残暑明日何あるも人知らず 星野立子
テキサスはハリケーン「ハービー」のもたらした大雨で水没状態です。被災地ではこの1週間の雨量が年間雨量を超える振り方で、ヒューストンでは600ミリ/24hを超えたとか。
そこで、、、、連邦非常事態宣言のうえに夜間外出禁止令(防犯目的とか)まで発令とか。
日本じゃ携帯電話に「ミサイル警報」ですって。
ここにはまだ山火事の煙とガソリンの急沸(テキサスの洪水が原因)くらいしか届いてはいませんが、、、、全く明日は何が起こるのやら。
花(タチアオイ)

まだ咲いているものもあるようです。
ノゲイトウ

ダンゴ

もう火を使うのもイヤと、、、、朝のうちにもう夕食の用意が出来ています、素麺を茹でるのにも火を使いますからね。
いなりずし湖に秋立ちにけり 川崎展宏
「いなりずし」 は夏の季語だった様な気がしますがね、、、、、理由は良く知りませんがね。
ハマナスの実
晴れ。
昼間は夏の最後の足掻きのような暑さなのですが、陽が落ちると涼しい風が入って来るようになりました。ホッとすると同時に去り行く季節が愛おしく思えて来るようでもあります、もう8月も残すところ少しとなりました。
スカイトレィンからのダウンタウン

故郷の電車今も西日に頭振る 平畑静塔
線路脇には鉄道草(ヒメムカシヨモギ)とか泡立ち草とか暑苦しさを演出するような雑草が付き物だった様な気がするのですが、、、昔人間の感慨なのでしょうかね。高架の鉄路には雑草一つ見えませんが、それはそれで暑苦しいものですね、ダウンタウンが蜃気楼のように揺らいでいるようです。
花(ダリア)

衰えの見えて来た夏花たちの中で比較的元気に見えるのがダリアの仲間のようです。
ハマナスの実

「ローズヒップ」はバイタミンたっぷりでジャムになるようですよ。
玫瑰を噛めば酸かりし何を恋ふ 加藤楸邨
アイヌでは
7月 はまなすの実を少し採る月」
8月 「どっさりとはまなすを採る月」
と言ったそうですよ。
DATSUN
晴れ。
暑いので海にと思ったのですが、、、、陽の中を歩くのが恐ろしくなりシーバスで「ロンズデール・キー」へ。これじゃあ散歩になりませんよね。
海

先ずはここに、、、

ツマミは別の店のものですけどね、、、、ビールを4種。(写真を撮る間もなく空になってしまいました)
少しは歩かなくてはと近くの公園へ。

如何言う趣旨の会だか判りませんが車が集まっていました、中に「DATSUN」と言うコーナーがあったので覗いて見ました。
1981年以降順次廃止されていった「ダットサン」ブランドですが、さすがもう見る事は稀になったようです、来た当時は錆びの出たダットサントラックが結構走っていたのですけどね。
フェアレディZ


これはブルーバードですかね(車に詳しくないので?)、、、、有る所には綺麗に残っているのですね、何台も並んでいましたよ。
今、街はあらゆるメーカーの日本車で溢れていますが先達の一つであった「DATSUN」の名が見えないのは淋しい気もします。
あなたは私の ブルバード
ミンクス買うよの約束を
キャロルと忘れてダットさん~ 自動車ショー歌 小林旭
花(青栗)

秋風の吹けども青し栗の毬
は芭蕉ですが、、、、この残暑ではまだしばらくは青いままなのでしょうね。
ホップ
晴れ。
日中は外に出る気になれません、今週は夏休みの最後を飾る暑さのようです。しかし、陽が落ちるとすっかり秋らしくなりましたがね。
校庭

鉄棒に陽はぎらぎらと夏休み 柴田志津子
まだ、人っ子一人いない校庭ですが、街には「バック、トゥ、スクール」の看板も見え始めたのでもう直ぐ賑わいを取戻す事となるのでしょうね。
花(ノリウツギ)

ノリウツギの花は枯れても翌年までも残るほど花期が長いのですが、、、、夏が終りに近付くと紅葉するように赤が濃くなって来るようです。
ポップ

ビールの苦味、香り、泡に重要な役割をするのがこのホップなのだそうです。
家中のバキュームが今日の仕事、、、、、こう暑いと「早く終わらせてビールを!」と言うのが原動力のようです。
天命じゃ大往生じゃ麦酒干せ 城野三四朗
トマト
晴れ。
メトロタウン

明日、開店のようです。
「ダイソウ」だ「ユニクロ」だと日系店の進出が流行っているようです。
食品に衣料、雑貨等々を扱うようで、ダラーショップの親戚の様な品揃えですが値段と品質のバランスで勝負ということなのでしょうかね、日本からの店と言っても新しい店は何の予備知識も無いのですよね。
散歩道なので一度覗いてみます。
花(Solanum glaucophyllum)

ナス科の花そのものですが茄子らしくありませんね。
トマトも茄子らしくないナス科ナス属ですが、、、、茄子に似た色の黒いトマトもあるようです。
黒いトマト

これは、トマトの赤より茄子紺に近い黒ですよね。
花にはナス科独特の共通点がありますが、果実の顔は様々のようです。形や色ばかりではなく、食用になる物も多いようですが猛毒の有る物も多々あるとか。
日々の是好日や秋茄子 高野素十
我が家には茄子はありませんが、、、、トマトの収穫時です。
ところが何時までたっても赤くならないのですよね、どうも何者かが赤くなった物を先廻りして食べているようです。
ネズミの仕業と言う事でトラップを仕掛けたら一匹捕まりました、、、、さてこれで競争をしなくても赤くなるのを待って収穫できますかね。今までは少し色付くと盗られる前にと早めに採って室内で赤くしていたのです。
アビュータス・グリーンウェイ
晴れ。
アビュータス・グリーンウェイを歩いてみました。
「ケリスデール」まではジョイスから「41」のバスで、、、。
元カナダ太平洋鉄道の廃線跡を市が買い取ったのですがまだ如何使用するか決まっていないので、とりあえず歩行者自転車専用道(GreenWay)が出来たと言う事のようです。将来は路面電車が走るかも?
Arbutus Greenway

ただ線路跡を舗装しただけのようです、、、、ブラックベリーとイタドリの白い花だけが両側を埋め尽くしています。

所々にポピーの花が、、、。
ポピー


カナダらしいと言うのでしょうかね、本当に何も無い散歩道です。
でも苦にならないのですよね、最近は歩く目的は歩く事にあるようです。「行雲流水」のと言うより徘徊する老人と言う事でしょうがね。
今日はさほど暑くもなく、足も痛くならないので助かりましたがね。
終点はグランビルの橋の袂のようです、今日のルートは「逆打ち」でスタート地点ですかね。
ふくら脛叩いて発てり老遍路 能村登四郎
やっと、海

この季節は海の見える散歩道の方が、、、、
処暑
晴れ。
「処暑」だそうです、、、、天地始粛(てんち はじめて しじむ(しゅくす))とか、涼しくなってくるとの事のようです。
バンクーバーの明日の気温予報 「最低11度、最高21度」
覚めて坐す処暑の昼寝の汗もなく 亀井糸游
メトロタウン駅

長い間工事をしているのですが、、、、やっと新しい出入り口が使えるようになりました。バスの時間を逃すと図書館と八百屋帰りにはここを使うようになりそうです。(Mc Kay Ave 出入り口)
花(ホオズキ)

庭のホオズキも日毎に赤が鮮やかになって来るようです、草木は冷気を敏感に感じ取るようです。
マロニエの実

ダンゴ

少し涼しくなると、、、、素麺では物足りなくなるようです、久々の肉。
「食欲の秋」とか、、、リスではありませんが今頃から矢鱈と食物を漁るのは生き物の本能なのかもしれませんね。
天高く、、、肥ゆる秋 血糖値にご用心!
残暑
皆既日食
晴れ。
皆既日食が北米大陸を横断しました、バンクーバーは85,4%が欠けるようです。
判ってはいたのですが、、、、、辺りが薄暗くなって「何だか変だぞ!」と言う状態になってやっと思いだし外に出ると言う失態なのです。
皆既日食

写真はネットからの借り物です。
外は何となく薄暗いのですが見上げる太陽は何時もよりかえって輝度を増したように輝いています、しかしエネルギーと言いますかパワーは格段と衰えた様に見えます。
輝く太陽の下なのに力を失った月光の中に居るような妙な不安を感じます。
せっかくの珍しい天体ショーだったのですが、、、、後半だけ。しかし、部屋でPCを見ていても異変が感じられるのですから凄いですよね。
衰えた太陽も徐々に回復して又夏に舞い戻ったような暑さとなりました。
お日様を虫が喰ひけり秋の風 正岡子規
明治29年8月9日の日食を見ての句のようです。(約80%)
*そう言えば子供の頃にも日食騒動がありましたね、「1963年7月21日:皆既食」と言うやつのようです。ガラスに蝋燭で煤を付けたり、色の濃い下敷きを重ねたりして見た記憶が残っています。今ではこんな事をしたら目を傷めると叱られるのでしょうね。
再び夏に

花(イタドリ)

いたどりの白き小花のむれ咲くを幾たびも見て山を越え来ぬ 齋藤茂吉
クコの実

土方焼け
赤のまんま
晴れ。
セントラルパーク

木陰に入ると寒いくらいです、ましてやこんな物を見ると益々心が冷えて来ます。

まだ何の手掛かりもつかめないのでしょうかね、もう1ヶ月が過ぎてしまいました。
森林公園とは言え町中の公園です、事件前後の目撃証言くらい何か出て来そうなものですけどね。まだ、犯人はそ知らぬ顔をして公園を歩き回っているのかも知れません、早く捕まえてくれなくてはね。
あまりにも幼く、痛々しいのであります。
花(タデ)

縄汽車のぶつかり歩く赤のまま 奥田 可児
子供の遊びも変わってしまったのでしょうね、、、、「赤のまんま」でままごと遊びなどと言っても意味不明かもね。
この花、犬タデかどうかは不明です、、、河原を赤く染めるように咲いていた風景は遠い昔のものですからね。
手にしたる赤のまんまを手向草 富安風生
トンボ

道路絵
茗荷
晴れ。

夏を謳歌していた様な花達も少し衰えが見えるように感じられます。
リグラリア


又、テロが、、、今度はバルセロナのようです。
モスル(イラク)に次いでラッカ(シリア)とISIS(自称イスラム国)の重要拠点が陥落、その勢力が衰えたに関わらず最後の足掻きのように各地でイスラム過激派の仕業と言われるテロが頻発しています。
それも人通りの多い繁華街で車を暴走させると言う様な、如何言い繕っても弁解の余地も無い卑劣な手段で、、、。
OかXかとどちらかが死に絶えるまで戦うとでも言うのでしょうかね。
しかし、おちおち道路も歩けない社会など誰も望んでいるはずなど無いのでしょうにね、桑原桑原。
茗荷の花

Mさんからの差し入れです。(今年2回目)
茗荷よりかしこさうなり茗荷の子 正岡子規
まだ暑いのでさっそく素麺でも茹でますかね、これがあると一味違いますからね。
茗荷を食べると物忘れをするとか、しっかり食べて嫌な事など忘れてしまいたいものですがね、何の根拠も無いようですけどね。
我が家にも茗荷が植えてはあるのですが、、、、、日当たりが悪い所為か葉ばかりで一向に茗荷の子が顔を出してくれません。
小さな秋
晴れ。
日中は暑くても朝晩はめっきり涼しくなりました、暗くなるのも早くなりましたしね。
炎天のすでに秋めく己が影 高橋悦男
小さい秋

「夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く」 と書いたのは子規、砕けて砂のような雲になって来たようです。しかし、まだまだ小さい秋でしかないようです。
バンクーバーの夏休み最後のイベントPNEもこの週末からのスタートとなるようです、毎年厳しい残暑の中でのスタートですが
これが終わる頃には本格的な秋となるのです。
花(クロホオズキ)

「オオセンナリ」の園芸品種です。
「黒鬼灯」と書くと恐ろしげな花に思えますが可愛い花なのです、実は「鬼灯」ではなく「酸漿」と書く方が似合いそうですが、、、スッパイと言うより毒があるようですよ。
「鬼」ついでに、、、、
街角

これは、仁王様の変形ですかね、、、、阿吽の口元ではないようですが微妙に形が違うようです。

どちらかと言うと仁王様に踏み付けられている側の者達の仲間のようにも見えます。
忘却
晴れ。
芝刈り。
涼しくなったとは言え八月半ば、大汗になるわ埃まみれになるは、、、、もう散歩に出る気力も失せてしまいました。
モール

ここならクーラーも効いていますからね。
「終戦の日」ではまだ暑いはずですよね。
戦死戦災死者忘却や敗戦忌 橋本夢道
1974年に無くなった「夢道」の句ですから、益々忘れられた事なのでしょうね。
日系カナダ人戦没者慰霊碑(スタンレーパーク)

これは、第一次世界大戦の戦死者の慰霊碑です、、、、これは小さな小さなコミュニティーの物ですが、世界中にある碑には幾つの戦没者の名が記されているのでしょうね。
そして又そこに、新しい名の戦と英霊の名が足されて行くのです。
72年目となる終戦の日です、戦没者追悼式の顔ぶれも変わってきたようで父母は7年前から0、妻は6人で過去最小なったようです。72年の平和は戦の酷い現実を身を持って知った人々の願いの賜物だった様な気がします。
我々戦後生まれは戦の無い世を引き継いでゆけるのでしょうかね。
いまだ、東アジアではこの戦争に対する歴史認識とやらでいがみ合い、ある国は未だ戦争は継続中との認識で原爆やミサイル開発に血道をあげると言う時代錯誤も甚だしいトップが居たりするのです。
もう、戦後生まれのトップばかりなのですが、、、、国体だ政権だと面子ばかりが気になって本当の戦争の痛みなど忘れている様に見えます。
でなきゃ、こんな緊張状態において平気なはずはないし、挑発する様な馬鹿は出て来ないでしょうからね。
戦争の惨禍を、二度と、繰り返してはならない。
せめて、この決まり文句くらいは各国共通にして欲しいものですけどね。
花(エキナセア)

ナナカマド

分断
晴れ。
合歓の木と青空

合歓咲くや此処より飛騨の馬糞道 前田普羅
「様々な立場の人の言語道断の憎悪と偏見、暴力を最も強い言葉で非難する」 トランプ大統領
バージニア州で起きた白人至上主義団体(KKK)と反対派の衝突に対するコメントですが、、、、赤字の部分(on many sides)の部分が不十分だと抗議デモが起きています。
慌てたホワイハウスは「白人至上主義者や白人至上主義団体のKKK、ネオナチなどすべての過激主義団体が含まれる」などと火消しに回っていますが、ツーレートと言う感じです。
突っ込まれても仕方がありませんかね、選挙中から人種差別的な発言を繰り返し人種対立をあおってきたのはトランプ本人であり、その落し子のような大統領ですからね。
アメリカの分断は泥沼化するばかりのようです。
「私は全てのアメリカ人の大統領になる」
勝利宣言の時の言葉です、、、、しかし、、この大統領の言葉は協調よりも分断向きのようであります。
花(カシワバアジサイ)

花も葉も少しずつ色が付いてきたようです、この花何時までの咲いているのですよね。
プロペラ

クルクルと菩提樹の実が舞い始めたようです、単純な構造ですが良く回ります。
百日草
昨夜の雨から曇り、晴れへと向かったのですが気温はグンと下がりました。
一杯飲むと電気椅子(マッサージ機)で寝込むのが恒例となっているのですが、、、、寒さで眼が覚めました。毛布を被って寝直しましたがね。
只今17度、明け方は13度まで下がるようです。
まだ月遅れの盆の最中、暑い盛りのはずなのですがね、、、今日は迎え火でしたっけ。
声かけて行く人に迎火の顔あげる 尾崎放哉
お盆と言っても、、、、迎え火も墓参りもありません、ご先祖様には申し訳ない月日を送っております。
火と言えば、、、風向きが変わって青空が見えて来たバンクーバーですが、まだ山火事が治まった訳ではありません。4月から数えると1000件を超え、2日で28件も発生することもあるという山火事ですが原因の40%は人為的要因で発生するようです。キャンプファイヤーなど「モッテノホカ」と規制はしているのですけどね、この乾燥には敵わないようです、非常事態宣言も18日まで続くようです。
散歩道

まだ、日中は陰を選ばないとね、、、、、高架下は長い陰が続くので夏場の散歩道には丁度良いのですが風情がね?
花(ヒャクニチソウ)


水替へるはじめ仏間の百日草 長谷川久々子
花期が長く、花持ちも良いようで仏花としても使われます。
まだしばらくは楽しめそうです。
秋風立つ
晴れ。
風向きが変わったようで煙が大分流されたようで空に青みが戻ってきました。大陸からの暑い風で無く海からの風になったのでしょうかね、秋風ということになりそうです。来週は気温も20度少々と言う所まで下がって来るようです。
ひとすぢの秋風なりし蚊遣香 渡辺 水巴
まだまわりは夏そのものですけどね。

家の中に居ると涼しいので、ブラックベリーを採りに行く事にしました。毎年、猛暑の中なのでラッキーと思ったのですが、、、やっぱり炎天下では少々の秋風では間に合わないようで例年通り大汗となりました。
ブラックベリー

家に帰ればさっそくアイスクリームの大盛りと一緒に、、、体が冷えてくると又秋風が感じられるようになりました。
秋風が吹いて来るのはありがたいのですがね、、、、あれだけ強固に見えた安倍政権にも秋の風、、、トランプ氏などは秋の嵐の渦中のようです。もう少し党内の議論ぐらいは聞こえてくるようにしないと実りの秋は来ないのではないでしょうかね。
南瓜

茄子

セット
晴れ。
何時もの散歩道に突如こんな物が出現しました。
セット

如何にも昔からここに存在していたかのようです。

後ろに積み上げられたインチキな木々が無ければ撮影のセットだとは思えません。
フェンスを張って係員が見張っているので違和感がありますが、ただ通りかかっただけではそのまま見逃してしまいそうです。
月遅れの盆で帰省のシーズンと言う事でしょうか、故郷の夢を見ました。故郷の夢は何時も同じで遊びなれ、通いなれた道をただただ辿るだけなのです。すると廻りの景色が次々と蘇えってくるという仕掛けなのです。
しかし、この景色半世紀以上も昔のものなのですよね。
一夜だけ蘇える映画のセットの様なものようです。
山川のきれいな水のお盆くる 勝又 一透
夢の中の故郷は妙に生々しくはありますが、セットの様に中身と言いますか細部が大分省略されかかっているようです。何と言ってももう古い自分の記憶の中にしかない世界ですからね。
花(ミソハギ)

ディアレーク

写真が余ったので、、、、このセットはこの公園の一画のものです。
アワダチソウ
晴れ、暑い!

街の温度計が30度を指しています、湿気も多いので体感温度はもっと上だと思います。歩いているだけでシャツが汗で濡れてきます。
アワダチソウ

北米原産と言われるだけあって数種が混在しているようです、まとめて「ゴールデンロッド」(アキノキリンソウ属)としておきます。
昭和永し旅路いづこも泡立草 安江緑翠

日本を一時制圧したセイタカアワダチソウも最近では鳴りを潜め在来種のススキが河原に戻って来たようです、自然界の復元力とでも言うのですかね。
旅路と言えば、、、、帰省ラッシュのピークのようですね。今頃は車窓にはどんな風景が見えるのでしょうね、夏の帰省は暑さを恐れて数十年もしていないので見当も付かなくなってしまいました。きっとセイタカアワダチソウの黄色には少し早いのかもしれませんね。
花(ノウゼンカズラ}

気をつけ!
晴れ。
相変わらず煙で太陽は見えませんがね、ムシムシした一日です。
ピッチ&パット

少年とお父さんがまわっていました、平和な風景であります。
なのにこんな大昔の少年が目に浮かんでしまいました、、、、今日は長崎の日なのです。
焼き場に立つ少年

報道写真家 ジョー・オダネル撮影 (1945年長崎の爆心地にて)
「ひとりの少年が現れた。
背中に、幼い弟を背負っているようだった。
火葬場にいた2人の男が、弟を背中から外し、そっと炎の中に置いた。
彼は黙って立ち続けていた。
まるで、敬礼をしているかのように。
裸足だった。
炎が、彼の頬を赤く染めていた。
彼は泣かず、ただ唇を噛みしめていた。
そして何も言わず、立ち去っていった」 (ジョー・オダネルの残したテープより)
「あなたはどこの国の総理ですか。私たちをあなたは見捨てるのですか」
と、国論もまだ定まっていません。
「核の傘」は本当に機能するのでしょうかね?
北朝鮮の様な保有国が増えて来ては雨避けと言うより、傘を持って殴り合いをする事になってしまいそうです。
核戦争の危機を訴えて作られた時計、終末時計の針は何時までたっても、、、、良い方向には進んでくれません、只今、残り2分半だそうです。
72年経ったとは言え、まだまだ原爆やこの少年の記憶を風化させてはいけないようです。
歯を食いしばった「気をつけ」の姿勢が我々世代には妙に悲しいのです。
花(ペチュニア)

秋立つ
原爆忌
晴れ。
煙が少し薄れたようで太陽が蘇えって来たようです、暑い!
ブラック・アイド・スーザン

ルドベキアの仲間は北米の夏rを飾る花の一つです、派手で大きな花が多いのですがこの「黒い目のスーザン」は少し控え目な花のようです。

八月六日は72回目の原爆忌です。
あの酷い爆弾が投下されてから72年と言う事になります。以降幾多の戦争はありましたが益々進化した核兵器があるのに関わらず使われる事はありません、これも人々の知恵と言えるのでしょうかね。
にもかかわらず、これを未だに脅しの手段として振り回したい馬鹿が居るようです。
「われわれが選択した核戦力強化の道を一歩も引かない」 ARF会議
未だこんな事を言い張る国があるのです、原爆の落とされた国の当時の政権とオーバーラップして見えるようです。
戦争を知らぬ子ばかり原爆忌 稲畑汀子
まだまだ戦争前、そう100年前と同じ様な強権、専制の国家だらけなのですよね、核を玩具にしてもらっては困るのですけどね。
花(コスモス)

蜂の巣

ナナカマドの果実が赤くなっていると思い見上げると大きな蜂の巣が、、、、。
娘
スラム化
今日も煙空です、こう何日も光線が遮られたらさすがに気温が下がってくるように感じられます。30度超えと嚇された程の猛暑は免れた様な気がします。
週末はパウエル祭、ゲイパレード、花火の最終日と暑い盛りのイベントが目白押しなのですけどね、、、ギラギラの太陽がないと何か拍子抜けしませんかね。
スティーブストン


朝は魚の買出しへ、帰ってからパウエル祭。
パウエル祭


祭りは相変わらず盛況のようですが、、、、気になるのはこの街(パウエル)です。
来る度に汚くなって来るようです、会場(オッペンハイマー・パーク)の芝を見て下さい。以前はもう少しまともな芝でしたよ、草だらけになっています。
久し振りなので昔の職場跡(コージや清水商店跡)や買物に行ったサンライズの八百屋辺りを歩いてみました、、、、浮浪者は寝ている、ゴミだか生活用品だかわからぬ物が道路に氾濫、シャッターを閉めた店の前では路上にガラクタを並べたような市がたっています。
如何見てもメンタルを含めて五体満足と言える様な人は一割にも満たないのではないでしょうか、まさにスラムと言われても仕方が無い状態なのです。
社会からはみ出てしまった人達が吹寄せられて来る街のようです。
かっては日本人街として賑わった頃もあるのですけどね。
サンライズに向かって

古い街ですが観光化などで売り出し中のスティーブストンと益々スラム化するパウエルとの風貌の変化の差に戸惑ってしまいまう、朝からの街廻りです。
どちらも日系人には関わりの深い街なのです。
格差社会は益々街の形を歪めてくるのかも知れませんね、スラム化の進むパウエル街のようでした。
花(クコ)

真っ赤な太陽
このどんよりと煙った空はお天気用語では何と言うのでしょうね?
真っ赤な太陽

まっかに燃えた 太陽だから
真夏の海は 恋の季節なの
美空ひばりがミニスカートにゴーゴーダンスで「私だってこんな歌くらい歌えるわよ!」と言ったとか言わなかったとか、、、、こんなメラメラと燃えるような太陽だとかえってすっきりした夏なのですがね。
同じ赤い太陽でも、、、、熟柿のような今にも壊れてしまいそうな太陽が煙の夕空を漂っています、さほどの熱量は感じませんが風の凪いだ街は何時までも籠ったように蒸し熱いのです。
先日はつい暑さに負けて足元の方なら大丈夫と窓を少し開けたまま寝たのです、朝起きると喉がイライラしています。煙にやられたのか夏風邪か、、、、、。
現在、バンクーバーのエアークオリティーは北京を上回る悪条件にあるそうです。
花(オニユリ)

鬼百合に庵の鬼門を守らしむ 相生垣瓜人
ハイブリッドの大きくて多様な色の百合を見る事が多いからでしょうか、この黒い斑点と反り返った花弁を見ると何だか「これが百合だ!」という気がして来るのです。
ムクゲ

寝ようと窓を閉めようとすると、、、三分ばかり欠けた月も赤く染まっています。波長の短い光線は煙に邪魔されて目まで届かないようです。
言葉尻
晴れのはずですが今日も煙空です、海からの風が吹いてくるまで煙の中ということになりそうです。
セントラルパーク

電車から見えてて気になっていたのですよね、暑い中を行ってみましたが、、、、。
フクロウ?

「トピアリー」の簡易型とでも言うのでしょうかね、刈り込む技術もいりませんからね。
お役所の担当者にこういう趣味の人が居ると言う事でしょうかね、最近あちこちで様々なものを見る事が多いのです。
蜂

日本人の感覚ではあまり趣味が良いとは思えませんけどね、、、、。
花(クレオメ)

漢字では「風蝶草」とか「酔蝶花」と書くようです、ひらひらした花弁が蝶を連想させるようです。英名は「スパイダーフラワー」のようですが、言わんとする事は判りますが、、、、、何とも風情のない事で。
言葉尻が一々気にさわるのは暑さの続く所為でしょうかね、困った事です。
青柿

青柿や昔のままの釣瓶井戸 上山和子
もう、ポロポロ落ちる時期は過ぎましたかね。
子供の頃はゴマが入り少し色付くと食べ始めたものです、今と違って餓えていましたからね。
煙の中
暑い!
しかし、空は昨日よりもどんよりとした煙空です。
煙空

大陸での山火事は自然界の当たり前のイベントだと言われています、しかし、その規模は大きくなる傾向があるようです。
最新の山火事制御の成果がかえって今まで見たことの無いような大規模山火事の燃料を供給する事になってはいないか、温暖化の気象変動が山火事シーズンの長期化や大規模化に関わっていないか。
まだまだ山火事のメカニズムは人智を超えたところにあるようです。
8月2日の山火事

バンクーバーからはこんなに遠いのですけどね、、、、アイランド(ビクトリア)も煙の中だと言っていましたから、BC州はすっぽりと煙に包まれているようです。
煙の臭いも薄くなる程遠くから漂って来たのです、どれだけ大きな山火事なのでしょうね。
カンカンと照る訳ではありませんが反って暑さを感じる様です、溽暑とでも言うのでしょうかね。
散歩とて徘徊まがひ溽暑かな 坂上香菜
と言う事で家の中の花です。
花(オンシジュウム)

クンシラン

我が家の鉢物は夏の間は裏庭に出されるのが慣わしです。
何年も花を咲かせていないのに何に驚いたのか今頃咲き始めました、やっぱり太陽の力ですかね。
おかあさんどいてと君子蘭通る 池田澄子
まるで継子扱いだった花にも存在感が、、、、季節外れのヒネた花ですけどね。
八月
今日から8月です、暑いし晴れているはずなのに何故か空が、、、、
昨日までの青空が何処かに行ってしまいました、雲があるでもないのにどんよりと靄がかかった様に白い空なのです。風向きが変わったのか益々山火事が広がったのか町にまで煙が入り込んで来たようです。煙で視界が狭くなっているのだそうです。
今週は30度越えとの予報ですが青空ではなく煙空かも、匂いまでして来たら釜の中状態かもね。しかし、この大火まだしばらくは治まる条件が揃いそうもありません。
街角

近所のコーナーストアです、売り物から売り物でないものまで花盛りとなっています。
あくせく生きて八月われら爆死せり 高島 茂
8月です、どうしても戦争の事に思いが向かいます。最近、日本近海波高しで困りますよね。
休戦協定は「戦勝記念日」ではありませんよね、ミサイルで祝って如何しようと言うのでしょうね?あの戦争では3年間で300万人の命が失われたと言われています、かの国の指導者ははまだこの事実を脅しの材料とする知恵しか浮かばないようです。
彼の首に鈴を付けると期待された中国ですが、、、、「責任は米国と北朝鮮にある」などと投げ出し気味のようです。
トランプ、習近平、プーチン、金正恩、安倍 晋三、、、、、強面での睨めっこが続きそうですが、少し表情を緩めないと誰かがキレそうで心配です。
プラム

クラブアップル

桑の実

この暑さ、せめて果物たちの実りの糧となってくれますように。