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ハンデイマン


 小雨。
 暑い日が続いたので20度を下回ると肌寒い感じです、今週は夏も一休みと言う事のようです。
 

   ハンデイマン
   5,30,4


 屋根も葺き替えも終わったので染みのついた天井も綺麗にする事にしました、もう自分で塗る気力もわかないので「ハンディマン」にお願い。
 やっぱり、餅は餅屋ですよね、、、、、思ったよりスムーズに綺麗になりました。

 丁寧な仕事ぶりなのでもう少し他の事もお願いしようかとも、、、、、、どうも、雑な仕事は日本人の性に合わないようです。(口は調子よくとも準備や後始末が雑では職人は信頼してもらえませんよね)

 

 

   芍薬
   5,30,1


       芍薬の一と夜のつぼみほぐれけり        久保田万太郎


 硬い鉄球のようでしたが何時の間にかほぐれて来たようです、咲き始めると早いのですよね。



   ブーゲンビリア
   5,30,2
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ヤマボウシ


 晴れ。
 
 この1週間で街を歩く人の姿が一気に様変わりしたようです、半ズボンとノースリーブと言うのでしょうか老いも若きも海辺の装いさながらなのです。今年は長い長い冬でしたからね、待ちに待っていたのです。


   ジャーマンアイリス
   5,29


 3日前に出した写真はまだ一輪咲いただけだったのですが、、、、一気に咲き揃ったようです。桜もそうでしたが今年は花達にも一気に春夏が押し寄せて来たようです。



   ヤマボウシ
   5,29,1

  ヤマボウシも咲き始めました、これから少しずつ緑が消えてきて純白になってゆきます。

 「山法師」 の名の由来は中心の粒状の花を坊主の頭、白い苞を頭巾に見立てたとの事です。山法師は比叡山の武装した僧侶の事で、、、、「思い通りにならぬのは、加茂川の水、双六の賽、山法師だけだ」 と時の権力者「白河上皇」に言わしめたという暴れ者集団だったようです。

 北米原産の「ドッグウッド」の名で親しい「ハナミズキ」(アメリカヤマボウシ)より目に付くような気がします、炭疽病に弱いハナミズキに変わってこの病気に強いアジア産のヤマボウシが増えたのかもしれませんね。(どうも病気そのものがアジア産のようでヤマボウシには耐性があるようです)


      物の怪の気配見すますやまぼうし        坂口 澤

キンポウゲ


 晴れ。

 
   金鳳花
   5,28


      金鳳華照りて空しき天守かな         阿波野青畝


 高層コンドのオープンハウスを5件ばかりハシゴしました、どうも足が地に着いていないような感じだけが印象に残ったようです。
 住み替えも結構エネルギーの要る仕事になりそうです、慣れるくらい見て歩かねば決められないのかも知れませんね。

 しかし、どの会場も盛況のようで入れ替わり立ち代り人が集まっているようです、東洋系ばかりのようですがね。もうハーフミリオンを下回るような値段では手が出なくなっているというのに、、、、まだ売り手市場と言う事のようです。



   窓より 
   5,28,5
                                    不動産屋のパンフレットの写真


 慣れるのでしょうが、、、、地べたがこんなに遠くてはね、雑草のキンポーゲすら親しく感じるようです。


      あるけばきんぽうげすわればきんぽうげ        山頭火




   花(オオデマリ)
   5,28,1



   牡丹
   5,28,2

サンザシの花


 晴れ、暑い!



   セイヨウサンザシ
   5,27
   

 「メイフラワー」 と呼ばれる花は幾つかあるようですが、、、、、新天地を求めてアメリカに旅立った「メイフラワー一号」の命名に関わっているのはサンザシの花だと思われます。



   アカバナヤエサンザシ(Crataegus laevigata cv.Paul's Scarl)
   5,27,1


 しかし、この八重のアカバナサンザシではないようです。(1866年に市場に紹介された園芸品種では1620年の出発には間に合いませんからね)
 きっと、よく隣に植えられて紅白をなす相方の方なのでしょうね。

 この木には刺があります、、、、キリストが十字架にかけられた時に被せられたという「荊の冠」はこの木で作られたとか、血で清められたサンザシは不思議な力を持つようになったようですよ。


 もう一つ赤い花を、、、、。


   オニゲシ
   4,27,2


        八重にして芥子の赤きぞ恨みなる        夏目漱石


 写真を用意したので、刺のある花も、、、、。


   イヌバラ
   5,27,4


 バラのほうがが「荊冠」は作りやすそうですけどね。

夏日


 晴れ。
 買物帰りの車の温度計が地下の駐車場を出たばかりなのに27度をさしていました、夏日となったようです。



   ジャーマンアイリス
   5,26


 随分昔に隣に住んでいたお婆さんが引っ越してゆく時に我が家に移し変えてくれたアイリスです、それ以来何の手入れもしないのに毎年花を咲かせてくれるのです。
 もう、隣は家も建て変わり住人も四代も入れ替わりました、、、、オヤジもダウンサイジングと言う事で不動産屋に来てもらって話を聞く事にしました。この花も何時まで見れるのでしょうね?



   棕櫚の花
   5,26,2


        長じても尚訥弁や棕梠の花          松崎鉄之介   


 オヤジの育った家の前には川が流れていました、そこには洗い場があったり土手には自分好みの木を植えたりと結構自由に使っていたようです。
 そこに2本の棕櫚の木がありました、ここの木とは樹形が少し違いますがね。農家の棕櫚は葉の根元の繊維を取る為に皮を剥くために肌むき出しの椰子の木のようなのに、、、、ここでは葉を切るだけなので毛だらけで温かそうなのです。

 実用の木と観賞用の木との違いということなのでしょうね。もう棕櫚で縄を綯うなどと言う事は有りませんからね、「綯う」などと言う動詞すら死語ですよね。

 「棕櫚縄」は水気に強いと言う事で重宝されたのですが、ビニール紐に取って代わられたようで見る事もなくなったようです。



   カナメモチの花
   5,26,1


 花盛りです、、、、木が白くなるほど咲くと噎せるような臭いに包まれます。虫達を引き寄せるのかも知れませんオヤジは逃げ出してしまうのです。



   ハチドリ
   5,26,4

 今日は訪問客の多い日だったようです。
 蝶が来たりトンボが来たり、、、、、珍しいハミングバードも顔をを出しました。

 その上こんな者まで、、、樹の上がうるさいと思ったらリスを咥えたラクーンをカラスが追い掛け回しています。まったく何時まで喧嘩をしているのでしょうね、子育て中のカラスは気が立っているようで容易には諦めないようです。

 せっかくの訪問者でしたが撮影に成功したのはこの一枚でした、、、、しかしハミングバードの写真が撮れたのはラッキー!(初めてではないでしょうかね}

 

庭の花


 晴れ。

 屋根屋の仕事が終りドライブウエーの掃除、釘が落ちていたら困りますからね。一応磁石を転がしながら拾ってはいたようですが、、、、、インド人の仕事ですからね。
 「コンプリートリー、ダン!、」 などとと言ってもガーターの穴が2つも3つも開いていなっかったりするのですからね。

 日本人的な感覚では芯が疲れてしまうようです。


   花(スズラン)
   5,35,1


 資材や屋根の残骸がやっと片付いたので久し振りに庭に出ると緑が目に沁みるようです、その中に小さな鈴が咲きそろっています。


      すずらんのリリリリリリと風に在り        日野草城


 芝も随分伸びているようです、明日は芝も刈らなくてはね。



   ロニセラ、ヘクロッティ
   5,25


 スイカズラ(忍冬)の仲間のようです。


        忍冬のだらだら花や法師蝉          石田波郷


 「ツクツクボウシ」の声が聞けるまでだらだら咲いていましたかね?

 波郷は住まいの垣根のスイカズラをこよなく愛したとか、、、、、花の無い時期ですが「忍冬忌」(11,21)の名が残っています。

ダウンタウン


 晴れ。
 夏は一休みと言う感じで涼しい風なのです。

 ダウンタウンは風が強ので半袖では寒いと言う事でジャケットを持参、久し振りの外食なのです。


   ダウンタウン
   5,24


 高いビルの辺りは来た当時の仕事場だった所ですが、、、、随分様変わりしたものですね。左のビルが「浪花屋」「榮」「マック」などが入っていた所です。間に見えるのがトランプタワーです。


   トランプビル
   5,24,2


 寄り道をしてしまいましたね、、、、今日の目的地はここ。


   5,24,1


 虹色の横断歩道といえば、、、、デービーストリートです。

 予約客だけと言う小さなお鮨屋さんです。小さすぎてリッカーライセンスが無いと言うことで帰りに「もう一軒!」とレストランのハシゴをする事になってしまいましたが、、、、、満足満足!
   
 誕生日? 母の日?と言いながらの親子3人の外食です、当然ご馳走になりましたがね。



   我が家の石楠花
   5,24,3


   

青葉へ


 晴れ。
 夕方から風が出てきました、又冬に舞い戻るのかと心配したのですが、、、気温は少し下がるようですが雨にはならないようです。


   ツツジ科の花
   5,23,3


 ツツジ、サツキ、石楠花、、、見分けも定かではありませんが次々と咲き変わっているようです。それが、色も形も大きさも多種多様なのですよね。

 ツツジの仲間は多彩なのです、、、、「躑躅色」と言う言葉はあるようですが何種か咲き揃うと絵の具をぶちまけた様であります。



   5,23,4

 同じ花でもこの有様ですからね。

 しかし、この花たちも大分青葉に押され気味になって来たようです、、、、夏が押し寄せて来たと言う事のようです。


      目には青葉 山ほととぎす 初鰹               山口素堂
     

 初夏の「三感」を満たすものと言う事のようです、、、明日はジャパレスへ行く予定ですが「鰹」は無理でしょうね。

 今年は鰹が不漁だとか、、、、乱獲の末路と言う事でしょうかね?早くルールを作らないと海の中に魚が居なくなってしまうかも知れませんね。




   花(テマリカンボク)
   5,23


   コウホネ
   5,23,1

 
      河骨の葉うら果てなき水の闇            木庭 杏子

マロニエ


 晴れ。

 
   赤いマロニエ
   5,22


 やっとこの花を出せました、やっと晴れて来たと言う事です。何回も撮影を狙ってみたのですが曇り空に赤い花では暗くて絵にならなかったのですよね。

 
   白いマロニエ
   5,22,1


 今、町はマロニエの花盛りなのです。

 そして花は実に、、、散った花屑の中には去年の実から若木が顔を出しています。

 


      若木
       5,22,4





   花(黄花木蓮)
   5,22,2


 この花は少し遅れて葉の中に咲き始めるようです。

湖畔


 晴れ。

 夏は水の傍が好いですよね。


   湖畔
   5,21,2


       かるの子のひとり出て行く小浪かな          加藤暁台


 カナダは湖が多い国です、氷河がガリガリと削った跡のようです。



   湖畔の花
   5,21,4


 ここは人工の池ですけどね。


   キショウブ
   5,21,3




 鳥の巣を見つけました、、、、車屋のブロック塀の穴を巣にしているようです。


   5,21,1


   雛
   5,21


 ホシムクドリのようです、都会生活にも馴染んでいるようです。

 この鳥、世界の侵略的外来種ワースト100 選定種に入っているとか、、、、北アメリカの個体数は現在約2億羽と推定されているようですが、1890-91年にかけてヨーロッパから輸入してニューヨークセントラルパークに放たれた100羽の子孫なのだそうです。(順化協会なる団体の自然改造計画の残した負の遺産の一つのようです)


 上の花「キショウブ」も「要注意外来生物」と言う事になっています。

よそ者はトラブルの元と言う事なのでしょうかね、、、、

夏来る


 晴れ。

 やっと20度越え、夏が来たようです。

 さっそくオヤジも半ズボンデビューです、海へ!


        おそるべき君等の乳房夏来る         西東三鬼


 やっぱり、ビクトリアデーはバンクーバーの夏の始まりですよね、、、、、町も一気に海水浴場のような格好になって来ましたよ。



   False Creek
   5,20


    サイエンスワールド
    5,20,1


 今日はオヤジの誕生日です。
 生まれた地方(愛媛県南予地方)では1歳の誕生日には「一升餅」を背負わせるようです、オヤジも背負ったのでしょうかね? 
 一生喰うに困らぬ様にと言う事のようですがね、、、、さて、これと言った感慨もありませんがこれまで喰うに困ることもなくやってこれた事を感謝しております。

 1950,5,20 今上天皇のお姉さん(孝宮和子内親王)の結婚と言う記が事残っています、、、古い話ですよね。

 血液検査場で何かする度に何回も何回も身元確認のために聞かれるのですよね、、、誕生日と言うより符号のようなものと成り果てたようです。


       冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし


 これが実感かも、、、、。


    
   花(ヒメライラック)
   5,20,3



   ベルベリスダーウィニ(Berberis darwini)
   5,20,2


 メギの仲間だとは思っていたのですけどね、、、、、「1835年にチャールズ・ダーウィンによって「ビーグル」の航海中に南アメリカで発見」との事のようです。
   

ダウンサイジング


 曇り。


   屋根の葺き替え
   5,19


 屋根屋が作業に入って3日目です、連日頭の上でトンカントンカン音がしていると気分がイラついて来るようです。まぁ、雨が降らなくて助かりましたがね。


      屋根替へて煤け障子に住ひけり           阿部みどり女


 屋根だけ新しくなってもね、、、、、

 「ダウンサイジング」と言いましょうか住み替えも視野に入れての第一歩なのです。二人で住むにはメンテナンスの労力も経費もしんどくなるばかりですからね。

 さて、どういう事になりますかね、、、、気楽にすすめたいと思います。遊びに来るのは今のうちかも知れませんよ。



   花(牡丹)
   5,18


            寐床から見ゆる小庭の牡丹かな       正岡子規


 しかし、ここで小さな住まいを探すとすれば庭などあるはずもありませんよね。芝刈りはしんどくても小さな庭くらいは欲しい気もします。


   5,19,1

金雀枝


 曇り。


   エニシダ
   5,17


 スカトレの軌道下の空き地はこの花の絶好の棲家のようです、荒地があると先ず入り込んでくるようです。


      えにしだの黄色は雨もさまし得ず         高浜虚子


   ホホベニエニシダ
   5,17,1


 漢字では「金雀枝」と書きます。「金雀」は「鶸」(ヒワ)と言う黄色い小鳥の事のようです。


 黄色い小鳥のような花と言う事でしょうかね。

 マメ科独特の花形のようですが丁度今盛りのものが多いようです。



   キングサリ
   5,18,3


 「キバナフジ」と呼ばれるようです、、、、本物も。


   フジ
   5,18,4


 
 どうも話が直ぐに違う方向に行くようです、、、エニシダでしたよね。


      金雀枝の咲きあふれ色あふれけり         藤松遊子


 藤は次のチャンスに。



 「共謀罪」が衆院で強行採決されたようです。

 「実際に犯罪が行われていない時点で検挙・逮捕できる」 という事なのですが、、、人々の日常のコミュニケーションが捜査対象という事になるのでしょね。

 大統領が意に沿わぬ意見は「全部フェイクニュースだ」と切り捨てる時代です、運用には厳重監視が必要のようです。

 迂闊な事を書きなぐるのも、、、、こうも内容が無いと見てくれる人が増えるだけですよね。

桐の花


 曇り。


   桐の花
   5,17,3


      姉の桐妹の桐花咲きぬ          喜多村慶女


 晴れるのを待っていたのですけど、散ってしまいそうなので、、、、若葉の中では車窓からの遠目にも目立つ淡い紫色ですが曇天には飲み込まれてしまうようです。



   5,17,2


 昔は娘が生まれた時に植え嫁入りの時にはその木でタンスを作ったとか、育ちの良い木のようですがこの樹だともう娘は幾つくらいなのでしょうね?



 
   花(サーモンベリー)
   5,17,5


 「花は葉に、、、」では俳句になるようですがね、木苺は「花は実に、、、」と言う事のようです。




    カナダガン
    75,17,4


 卵は雛へ、、、公園に行くたびに増えてくるようです。

荒畑


 曇り時々雨。

 まったく気候が定まりません、、、、、。



   畑(我が家の物ではありません)
   5,16,2


 例年なら夏野菜の苗が植えてあるはずなのですがね、、、、、まだ手を付けてない所が多いようです。ケールの花でしょうか、荒畑にアブラナ科独特の黄色い花だけが威張っているようです。

 我が家もインゲンにキュウリ、トマトと植えては見たのですがちっとも育ってくる様子もなく、小鳥達に突かれるばかりのようです。早く夏が来てくれないと、、、、。


 来週辺りからは暑くなって来ると言っていますが期待できるのでしょうかね、もうビクトリアデーですからね。ビクトリアデーと言えば夏のお遊びの始まりの日ですからね、、、、、半ズボンでキャンプ場へと繰り出しても風邪をひいてしまうようでは困りますからね。



   花(セイヨウキンランソウ)
   5,16,1




   スグリ(Ribes aureum)
   5,16


 今日はサービスカナダへサプリメントの申請書を、、、、、書き込み欄に結婚年月日、そんな大昔の記憶などあるはずもありません。大して重要な筈もなく役所ので前回の出鱈目年月日に合わせる事になりました、出す度にチグハグでは困りますからね。
 帰りに血液検査へ、高血圧の薬を飲み始めたので弊害が出てないかの検査です。

若葉


 雨、。

 気温は11度、平均は17度と言う事なので、、、、、6度も低いようです。
 まったく何を着てよいのやら、薄いジャケットの下にセーターを着込んでボーリングへ、もう夏の大会に移り曜日も変わったと言うのにね。(日曜から月曜に変更)

 作日、我が家を訪ねてくれたS君は今日サーモンアームへ帰ったはずです、コキハラの峠で雪に降られたのではないかと心配です。テレビの道路情報では雪だと言っています。


 寒いだ、雨だと言いながらも季節は巡るようです、雨に濡れた若葉の瑞々しい時節となりました


   柿若葉
   5,15


         柿若葉重なりもして透くみどり     富安 風生


  柿は萌黄色の代表、、、、、、赤の代表はカナメモチでしょうかね。


   カナメモチ(レッドロビン)
   5,15,1


 今まさに、、、、「若葉青葉の候」なのですけどね。

 もう少しそれらしくなってくれませんかね、こう猫の目のように天気が変動するのでは体調までオカシクなりそうです。


 「葉っぱ」ばかりでは色気が無いので花も、、、、。



   若葉と花
   5,15,2

母の日


 曇り、雨も晴れ間も少々。

 
       母の日やそのありし日の裁ち鋏           菅裸馬


 老いぼれになって来るほど母が恋しくなって来るような気がします、、、、母の生きてきた道が。

 


   花水木
   5,14,1

   


    アヤメ
    5,14



   オオデマリ
   5,14,2



       母という字を書いてごらんなさい
       やさしいように見えて むずかしい字です
       恰好のとれない字です
       やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり
       泣きくずれたり……笑ってしまったり
       お母さんにはないしょですが ほんとうです           サトウハチロー


 お母さんの詩を沢山書きました。

香る花


 曇り。
 雨を心配しながらの外出です、今日は囲碁の会です。



   ナナカマドの花
   5,13


 この花で俳句を探したのですが人気が無いようで見付かりません、秋の紅葉や真っ赤な果実のものはあるのですけどね。綺麗な花ですが手に取ってみると結構悪臭を放つようです、この辺りに原因があるのかもしれませんね?



   ナナカマド2
   5,13,2


 これは「赤い実」ではなく「白い実」の生るナナカマドです、海辺なので潮風で香りを嗅ぎそびれてしまいましたがね。


 今頃は香りの強い花が多いのですかね、、、、、好まれる香りのライラックも花盛りなのです。



   ライラック
   5,13,2



       リラの香にむせぶと言へり酔ふと言へり        山田弘子
   

 

ハンカチ


 小雨、曇り、晴れ、、、、順番にくるくると入れ替わるような一日です。

 その晴れ間を狙っての写真です。



   マルメロの花
   5,12


 クインス (quince)と言われ偶に八百屋でも売られる果物の花です、日本では「セイヨウカリン」と言うようですね。

 近所に大きな木があるのですが屋敷内で近づけないので今年の写真は諦めていたのですが、、、、何時も寄る公園の片隅に若木を見つけたので接写。


   5,12,3



   ハンカチノキ
   5,12,1


 本当に白いハンカチがはためいているようです。

 この木は、一属一種、中国西南部にのみ自生していたようです。属名は「Davidia 」、ダヴィッドと言う神父が西洋に紹介したようです、この人珍しい物好きだったようで「ジャイアントパンダ」や「フサフジウツギ」(Buddleja davidii Franch)他のの紹介者でもあるようです。

 このヒラヒラした2枚のハンカチ部分は花びらではなく「苞葉」と呼ばれる葉の変化したもののようです。


       ハンカチの花散る別れの数ほどに        和気久良子


 最近はティシュが良くなったせいでしょうかね、あまりハンカチを見ることが無くなった様な気がします。


     贈りものを ねだるわ
     ねえ 涙拭く
     木綿のハンカチーフ下さい    ハンカチーフ下さい      歌 太田裕美

 
     「アカシアの 花の下で あの娘がそっと 瞼を吹いた 赤いハンカチよ、、、」   

  と言う、裕次郎の歌もありましたよね、歌謡曲では恋の小道具のようですけどね、、、、。


  オヤジも一応持ち歩くのですよデジカメを包んでポケットに入れるためですけどね、、、、汗も洟も拭きますがね。

藤の花


 雨、大降りになったり小降りになったり、、、、昨日書いた「リラ冷え」のようです、只今9度との事です。



   O家のフジ
   5,11


   瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ 
           たたみの上に とどかざりけり
       正岡子規


 子規の病床句ですが、今日はOさんの病気見舞いに。

 つい数ヶ月前に食事を一緒したのです、何でという感じで病室へ。内視鏡手術と言う事で本人はすこぶる元気で明日には退院との事です。

 癌などに負けてもらっては困るのです、我々も同じ様な道を行く事になるのですからね。

 見舞い代わりにご主人への弁当を持参したのですが既に家に帰ったと言う事なので、家まで届けたのです。写真の藤はO家の玄関先のものです。

 先ずは第一関門を突破。



   花(クラブアップル)
   5,11,1

 
 

 


 

リラ冷え


 曇り、17度。


   
   
   5,10


 散歩道も初夏と言う事で色とりどりの花が咲いています、黄色い花は立金花(リュウキンカ)のようです。


   リュウキンカ
   5,10,1


 我が家の庭でもライラックが盛りを迎えたようです。


     ライラック(紫)
     5,10,3


      五月好き札幌が好きライラック            松尾 美子


 俳句では「札幌」の名物のようです。

 「北星学園」の創設者サラ・C・スミスが1890年に故郷であるアメリカから携えてきた苗木がその始まりと言われています、この学園にはこのスミス女史の持ってきた物の子孫?が今だ花を咲かせているようですよ。(戦時中、敵国の花と言う事で撤去された時期があるようですが、北大植物園に株分けされていたものが残っていたようで戦後に又学園に帰って来たのだとか)


   白
   5,10,2


 明日からは又雨で気温も少し下がって来るようです、、、、「リラ冷え」でしょうかね?


 「花冷え」 はサクラの時期、「リラ冷え」は1ヶ月遅れの冷えと言う事ですかね、、、、、調べてみると札幌の今年のサクラの開花は4/28、5月中旬から6月初頭が「ライラック祭り」のようです。丁度これからの冷え込みを言うようです。


      リラ冷えや睡眠剤はまだきいて          榛谷美枝子


 「リラ冷え」はこの句が気に入って使った、「リラ冷えの街」と言う渡辺淳一の小説で認知された新しい言葉のようです。キレイと言いますか不思議な力があるようであっと言う間に人気季語となったようで、もう沢山の句が見付かります。

 

ハゴロモガラス


 曇り。


   コールハーバー
   5,9


 青空を期待して出て来たのですが、、、、、一面薄雲に覆われたままです。これでは調子が出ませんよね、スタンレーパークをロスト、ラグーンでショウトカットしてしてイングリッシュベイへ抜けるコースでお茶を濁す事となりました。

 先ず見たのが下駄履き飛行機だった所為ですかね矢鱈と飛ぶ物の写真が撮れる日だったようです。


   
   Red-winged blackbird
   5,9,1


 ハゴロモガラスと呼ばれるようですが、、、、カラスではなくスズメの仲間のようです。黒装束の肩に紋章ががあって良かったですね、真っ黒だとカラスの子ですよね。


      鴉の子もとより黒し声太し          右城暮石


 盛んに泣き交わしていましたが「カアーカアー」ではありません、、、、、、鳥達は繁殖期のようです。


   カナダガン親子
   5,9,2


 まだ早いようで、ぞろぞろ連れて歩く程の数はいないようです。


   オオアオサギ
   5,9,3

 
 明日からは愛鳥週間だそうです。


   花(ツツジ)
   5,9,4

マロニエの花


 曇り時々晴れ。


   マロニエの花
   5,8


 裸だった枯木が瞬く間に大きな緑の葉に覆われたかと思っていたら、何時の間にか中から無数の白い花が顔を出して来たようです。


   5,8,1


 僕は仏蘭西へ――わけても、この「よひどれ」の詩人が、そこの酒場でアプサンを呷り、そこのマロニエの並木の下を蹣跚とよろめいて行った、あのパリへ行きたいと思ったのです。シャンゼリゼエ、ボア・ド・ブウロンニュ、モンマルトル……  中島敦 (十年)


  ふらんすへ行きたしと思へど  ふらんすはあまりに遠し           萩原朔太郎

 
 を引用した小文が残っているようです。昔人間にはマロニエは異国、特にパリの街路樹が頭に浮かんだようであります。


  シャンソン風と言うのでしょうかね、こんな歌も残っているようです。


     マロニエの木陰
     
    


 この街にもマロニエは多いのですけどね、、、、、



   赤いマロニエの花
   5,8,2


 もう少し鮮やかな色になったら又出したいと思います。



   ダンゴ
   5,8,3


 今日のブランチは、、、、、洋風としましょう、ポテトパンケーキです。フランス風というよりもう少し北方の食べ物の様ですけどね。


 マロニエの実を栗と勘違いして食べた人があるようですが酷い目にあった様です、、、、「馬栗」と言われるくらいで、如何にも美味しそうな栗色をした果実ではありますが灰汁の強さはドングリ並みと言う事の様でそう簡単には口に出来ないようです。


       わが胸ぞ揺らるる栃の花吹けば           石田あき子  


 マロニエは「セイヨウトチノキ」と言われるのですが、、、、、この実から「栃餅」は作る事が出来るのでしょうかね?(栃餅自体が幻の食べ物の様ですけどね)

カフェ日和


 晴れ。
 「2日続きの青空とは珍しい」 などと言われる始末です、、、、さて本物でしょうかね?



   若葉と花水木
   5,7

   
        あらたうと青葉若葉の日の光         松尾芭蕉


 日光東照宮でなくともお天道様は尊いものですよね、、、白い花水木の花と若葉の色が不順だった季節への別れ予感させてくれるようです。


   花水木
   5,7,1


 街も陽気につられて出て来た人で賑わっているようです、、、、、「カフェ日和」とでも言うのでしょうかね?


   カフェ
   5,7,2


 ワンちゃんは「もう少し歩こうよ」と言っているようですがね、、、、テラスだとご主人もあやしながらなので安心して飲めるようです。



   花(チューリップ)
   5,7,3

夏らしく


 晴れ。

 
   5,6


 やっと少し夏らしくなって来たようです、少し続いてくれると好いのですがね。

 久し振りのディアレークです、山には雪が残っていますが水は大分温んできたようです。



   花(ミツガシワ)
   5,6,2


 この花は寒冷な湿地帯には普通にみられますが、、、、京都など温暖なところにも孤立して自生した場所が点在するのだそうです。これらは氷河期に南下したものの生き残り(残存植物)なのだそうで、天然記念物に指定されているようです。温暖化が苦手な花なのです。



    蛙の卵
    5,6,1


        川底に蝌蚪の大国ありにけり          村上鬼城


 「蝌蚪」 は「オタマジャクシ」の事で「蝌蚪の紐」は蛙の卵のことでありますが、、、ここの蛙の卵はふやけたボールのような形をしているようです。

 オヤジが写真を撮りながら頭を捻っていたら通りがかりの博識なお嬢さんが「フロッグエッグ」だと教えてくれました。ボールが幾つも並んでいましたがここには蛙の大国は有りそうも無いようです、年に何匹か見るだけですからね。



       ふかざけのくせまたつきし蛙かな         久保田万太郎


 万太郎は殆んど雅号を使わなかったようなのに、、、、、「傘雨忌」、赤貝を咽喉に詰まらせたとか。

コンサート


  小雨、日替わりで晴雨、寒暖が入れ替わるようです。


   コンサート
   5,5


 ツレのズンバ仲間から「娘のコンサートに」と言うような格好で行くことになったのですが、、、、ホンマモノではないですか!

 楽しい一時を過ごさせていただきました、バイオリンソリストの迫力は半端ではありません。


   

   花(ハナミズキ)
   5,5,1

20度越え。


 晴れ。

 今年初めての20度越えです、一気に夏が来たようで暑い!

 陽気につられて友達のラーメン屋でビールを二本、ついでに買物をと町を歩けば汗が噴出すし目が廻りそうです。

 このまま夏になるのかと思ったのですが夜には又雨が、、、、明日はサンダーストームだとか。
   


   クラブアップル
   5,4


 一気に咲いて来たようですが,花の付き過ぎですよね「汚らしい」程なのです。


   5,4,1


 5月ですが、、、、もう明日は「立夏」のようです。

     二十才 僕は五月に誕生した
     僕は木の葉をふみ若い樹木たちをよんでみる
     いまこそ時 僕は僕の季節の入口で
     はにかみながら鳥たちへ
     手をあげてみる              寺山修司 「われに5月を」より



 オヤジも五月生まれです、こんな甘酸っぱいような青春の五月だと好いのですけどね、、、、、。 


 今日は修司の忌日のようです、忌日ばかりが気になるこの頃なのです。


        修司忌の五月の森の暗さかな        遠藤若狭男
        便所より青空見えて啄木忌          寺山修司


 修司の方が一枚上手のようですね。

    5,4,5
   
  

   花(ライラック)
   5,4,3
  

 街中に香りが漂い始めました、この陽気で一気に咲いたようです。

雨の中の花


 雨。

 今日は雨の中の花です。



   クラブアップル
   5,3


   
   セイヨウバクチノキ
   5,3,1


 
  憲法記念日

  「新しく生まれ変わった日本がしっかりと動き出す年、2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」
                                                                    
 
 安倍首相の言葉ですが、、、、、そう簡単には行きそうに有りません。

 2012年の自民党の「日本国憲法改正草案」をタタキ台としての議論しかないのでしょうが、誰も乗ってきそうにもありませんからね。中身を議論しなくては改定も護憲もありませんよね。

鴨の子


 曇りのち晴れ。

      「「夏も近づく八十八夜・・・♪」

 この頃から安定した気候となる様で農作業を始める目安となる日のようですが、、、、今年はまだ一波乱ありそうな気配です。昨日は7度、今日は17度、明日は雨の予想ですが何度まで上がるやら、、、、寒暖、晴雨、日替わり定食を食べているようです。



     鴨の子
     5,2


 しかし、こんな風景にも出会うようになったようです。


       軽鳧の子の入り来るを待つファインダー          高澤良一


 お母さんはお昼寝中のようですが、、、、子供達はお腹の下に出たり入ったりしています。見ていると臆病なものから大胆に何処かに這って行きそうなものまで個性はマチマチのようです、目を瞑っていても動きがわかるようで時々首を廻らして呼び戻したりしています。
 池で泳いでいるのならもっと近づけるのですが、お昼寝中では起こすのも可哀想なので遠くからの撮影です。



   花(ライラック)
   5,2,1



 今日から薬が一つ増えました。

 天気がすぐれないので散歩の時間が減ったからでしょうかね、偶に計る血圧計の数値が上昇気味なのです。

 「ヨイヨイにでもなられたら困る」と病院に引き摺られて行ったら、、、、薬でも飲んで様子を見ようと言うことになったのです。

 塩、酒、ストレス、老い、、、原因となるものは幾つもあるようですけどね。
 

勝手たるべし!


 小雨&曇り。

 気温はまだ10度にとどかないようです、傘をさす手の冷たさはまだ冬ですよ、、、、ゴールデンウイークだと言うのに本当にどうなっているのでしょうね?


   ゴウダソウ
   5,1


 新聞でこんな証明書があるのを知りました。

     「地毛証明書」

 毛を染めたり、パーマをかけていないかを確認する為のもので都立高校の6割で提出を求めているとか。

 街中では赤や紫、ピンクに虹色(七色)まで出揃っているのですから少々は見逃しても好い様な気もしますがね、、、教室がお花畑の様になりますかね。

 髪はオシャレの基本のようで其々に思い込みがあるのでしょうね、こんな法令がでた事もあったようですよ。

   散髪脱刀令(明治4年)=「散髪脱刀勝手たるべし」

 髪形を自由にして構わないという布告でチョンマゲを切れと言う事ではなかったようです。

 黒髪のみが美しいなどと言う風潮でなければ幸いです、北朝鮮の軍事パレードの行進のように揃いすぎているのも何だか不気味なものです。

 
   page.jpg
                                              ネットで借りました。
 

 足並みの揃いすぎた兵の行進より、銀紙を貼った大きな刀を携帯したコスプレ戦士達に軍配を上げることとします。何でも有のモザイク風景に馴染んでしまったのでしょうか、、、、「OOOOファスト!」‥と言う最近の単色主義の方に違和感を覚えるようです。

 
 黒い学生服と坊主頭しか知らないオヤジですが、、、、「勝手たるべし!」で好いのではないでしょうかね。



   花(ケマンソウ)
   5,1,2 



   ダンゴ(春の味覚)
   5,1,1


 前回出したのとあまり変わっていませんかね、今日も春の味覚です。

 木の芽とシラスの混ぜご飯(前回は蕗の葉)
 蕗と厚揚げの煮物
 豆腐と大根の山椒味噌
 ソラマメとエビのかき揚

 木の芽をもらったのです。
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あなまどい

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燃料  アルコール 
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