閏日
曇り。
閏日、2月29日です。
4年に1度しか廻って来ない訳です、そこに重みがあるとかで「結婚、離婚」の届けで役所は忙しいのだとか。面白い時代ですね。
春の雪ひとごとならず消えてゆく 久米三汀
「三汀」こと小説家、久米正雄の忌日は「3月1日」となっているものが多いのですが、閏日の29日だったようです。
上の句は友の追悼句で忌電「「ハルノユキヒトゴトナラズキエテユク クメマサオ」、この10日後にヒトゴトナラズ亡くなったそうです。
如月のことに閏の月繊く 永井龍男
これは久米への追悼句、29日と言う事になっています。
閏日(29日)は平年はその前後に「みなし誕生日、忌日」として記されることとなるようです。
桜


シティーホールの桜です、花は次々咲いて来るのですが天気は何時になれば好くなって来るのでしょうね。
沈丁花

ぬかあめにぬるる丁字の香なりけり 久保田万太郎
ここでは余り見かけない花なのですよね、、、、、シキミアと混同している人もあるようです、何となく似てはいますがこれはミカン科で花も小さいのですけどね。
沈丁花は日本で見慣れていた花なのに少ないのですよね、、、、シキミはそこいら中にあるのですけどね。