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アキグミ


 晴れ。

 散歩に出掛けたのですが、、、、、行きにナップサックを道に落としてしまいました。ペラペラの何処かの店でオマケに貰った様な物なのでそのまま散歩、買い物と先を進めました。

 しかし、何となく気になるので帰り道は往路を辿る事にしたのです。
 
 と、道の真ん中に見覚えのある物が転がっているではないですか。1時間以上経過したにも関わらずですよ、何だか他人の者を拾ろう様な気分でしたが、無事に手元に帰って来ました。

 調べてみると紐を付けるプラスチックの部品が欠損しています、車にでも轢かれたのでしょうね。

 縁あって帰ってきたのでしょうが、、、、廃棄処分となりました、不思議な気分です。

 

   サンザシの実
   9,28


 紅葉と見紛うばかりです、向こうの方はカエデの紅葉ですがね。


   9,28,1


 今日はこんな実にも出会いました、もう何年も見た記憶がありません。


   アキグミ
   9,28,2


 見ただけで口の中が酸っぱくなって来ました。グミと言うより子供の頃「シャシャブ」と言っていたものではないでしょうかね。(実が小さくて酸っぱい物でしたが何時頃に赤くなっていたのか記憶が曖昧なのですけどね)


    幼き日のごとくに食ヘリ茱萸は酸く            浅井 周策




   ダンゴ(ヨーショク)
   9,28,3

 
 今日はなんですか~?    ヨーショクで~す!

 フォークとワインを出せば洋食と言うのが我が家の決まりなのです。

    洋食=日本で独自に発展した西洋風の料理を指す日本料理の一カテゴリーである。    
                                                (ウィキペディア)
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十六夜


 晴れ。


        十六夜といふ名を持ちて月昇る          星野立子


 今日の月は昨日より30分ばかり遅く上ってくるようで、ためらっている様だと言う事のようです。ためらう=いざよふ)

 立待月~居待月~寝待月~更待月と遅く、小さくなって行きます。


         酔ひしれた月がある                  山頭火


 などと言いながら楽しませてもらいましょうね。



   街
   9,28,2


 皿洗いのヘルプの日です、小遣いを貰ったのでバイトと言わなければいけないのかも知れませんね。

 バイトが終わるとこの辺りの散策をして帰る事になるようですが、何時もの道を少し外れると風景が変わって見えるようです。


 オリンピックの選手村のあとからBCプレース。

   9,28




   花(シラタマミズキ)
   9,28,1

名月


 晴れ。

 恒例のボーリングです、足を痛めたツレの一週間ぶりの外出だったのですがチョット早過ぎたようで、痛みがぶり返したようです。

 エクササイズで足を痛めたのでは本末転倒も甚だしいのでしょうが、、、、、ついズンバのインストラクタの動きに翻弄されたようです。

 

   街角(ボーリング場)
   9,27,1


 中秋の名月です。

 食事の支度をしてそろそろ始めようか思って空を見上げたのですが、晴れているのに月が???。月食を忘れていたわけではないのですが、、、、待っていると長いものですね。

 名月は真ん丸じゃなくってはね、、、月食の名月はあまりありがたくないようです。


      酒なくて詩なくて月の静かさよ                 夏目漱石


 何となく出鼻を挫かれてしまいましたが、今は屋根の上に皓皓と輝いています。もう少し眺めてみる事にします。


      中秋月
      暮雲収盡溢清寒      暮雲 収め尽くして清寒溢れ
      銀漢無聲轉玉盤      銀漢 声無く 玉盤を転ず
      此生此夜不長好      此の生 此の夜 長くは好からず
      明月明年何處看      明月 明年 何れ(いずれ)の処にて看ん     (蘇軾)





   花(チャボリンドウ)
   9,27


 なんだか何時咲くのかよくわからない花です。
   
 

ススキ


 曇り&晴れ。


   ススキ
   9,26


        をりとりてはらりとおもきすすきかな           飯田蛇笏


 青空にススキより、、、月のほうが似合いますよね。

 花札では八月(葉月)の札、真っ赤な空に白い月は印象的ですが黒い山の中に線でしか描かれませんがススキの札です。(俗に坊主と呼ばれますがね)

 明日は中秋の名月ですね、今年はスーパームーンで皆既月食のおまけまでつくようです。

 晴れてくれると好いのですがね。



   ダンゴ(おはぎ)
   9,26,1


 趣味の会で日系センターによるとこんな物を売っていました。お彼岸はこれが無くてはね、、、と6個買ってしまいました。


     お萩くばる彼岸の使行き逢ひぬ              正岡子規


 子供の頃は何処からか廻ってくるようで口にする事も多かったのですが、ここでは貴重品なのです。

 しかし、この「オハギ」ですが、、、、、ニギリ寿司方式とでも言うのでしょうかね、上に餡子が乗せてあるだけなのであります。味に変わりがある訳ではないのでしょうが、紙をはぐと白黒のツートーンカラーのオハギなのです、「アレレ、、」と騙されたような気になってしまいました。

 所変われば品変わると言う事で好いのですよね、、、子供の頃の田舎の「ボタモチ」は今の4~5倍も大きかったですからね。



   花(イチゴノキ)
   9,26,2


 まだ花も見ない様なのに、、、、何時の間にかこんなに色付いものがあります。
   

鯛の頭


 曇り時々晴れ。


   
   9,25


 夏の赤と秋の赤のコラボと言う感じです、サルビアとカエデですけどね。

 
     あかあかと日はつれなくも秋の風               芭蕉

 
 彼岸を過ぎると秋の風の方目立ってくるようです、自分と日の落ちるのも早くなったようです。




   花(シクラメン)
   9,25,1


 木の葉が落ち光が林の中に入るようになると葉が出てくるようです、冬の弱い太陽光でも他の植物との競争を避ければ十分やって行けるという戦略のようです。

 
 狭い地球で多くの者が共存するにはこのくらいの知恵は働かさねばとも思うのであります。


     「兵器より子供に本を」          マララ


 18歳の子供の言葉に耳を貸す大人は居ないのでしょうかね、、、、

 超大国首脳が顔つき合わせても「核心的利益の尊重」などと欲の話しで終始しそうです。

 

   カンボク
   9,25,2



 
   ダンゴ
   画像 006


 あら煮
 
 シアトル土産です。
 ジャパレスと言われても売れず筋は刺身、寿司なのですよね、、、頭は処分に困ってしまうようです。しかし、職人には簡単には棄てられませんよね、と言う事で我が家に。

 大根と牛蒡を入れて、これがあれば酒が幾らでも、、、。

 「鯛の尾より鰯の頭」と言う言葉がありますが、、、、、鯛の頭ですからね。大鯛が頭二つ並べて酒のツマミで終と言う事にならない事を願いたいものですね。

 
 

錦木


 曇りのち雨。

 今日もラーメン屋の手伝いに、、、、少しは刺激があった方が好いのかもしれませんね。

 1本のビールで夕食までぐっすりと寝込んでしまいましたがね。


   ニシキギ
   9,24


      錦木の垣の燃えどき人住まず               古賀まり子

 
 秋田に「錦木塚」の昔話があるそうです。

 思う娘のいる屋敷の門口に「錦木」を立て、それを娘が家にとり入れたら娘の承諾を得た事になったのだそうです。昔話は当然のように親の反対にあい悲劇と終わるのですが、、、、2人は、3年3月分の千束の「錦木」と共に葬られたそうです。

 これが「錦木塚」なのですが、、、、、「錦木塚は、今も鹿角市毛馬内の十和田南駅の近くにあって、春は緑に、秋は錦木が美しく紅葉し、悲恋の物語を秘めている」となっています。

 昔話の千束の「錦木」とはどんなものなのでしょうね?真っ赤に紅葉する「ニシキギ」とどんな関わりがあるのでしょうね?

 能「錦木」の解説を読んでも「美しく彩り飾った木」と言う事のようですがね。


 世界の三大紅葉樹と言われ見事な紅葉の威力なのかも知れませんね。


   
   キノコ
   9,24,1

 これも見事な色彩なのですけどね、、、、
 


     花(コルチカム)
     9,24,2


 何回か出しましたが、、、、八重なので。

 

 

彼岸

 雲が多いのですが一応晴れとしておきます。



   カエデ
   9,23,5


 これまでは探すと言う感じの紅葉だったのですが、、、、散歩道の視界が開ける度に目に入って来るようになってきました。


 この「紅葉」ですが植物が生活してゆくために何らかの意味が有るかと言うと、、、、、意味不明、単なる化学変化と言う事しかないようです。



         800px-Autumn_leaves_(pantone)_crop.jpg
                                                ネットより

 
 「サトウカエデ」の変色過程だそうです。美は意味などいらないようです。

 

     裏をみせ 表をみせて 散るもみじ            良寛



 
   花
   9,23,2
 

   トンボ
   9,23,1



 夏を謳歌していた者達も陰が薄くなってきたようです、日溜りに残った夏にしがみついているようです。


 季節を生きるものにとって丁度今は彼岸と此岸の狭間なのかも知れませんね。


      
       この山の彩見えますか墓洗ふ              前岡茂子


      

むかご飯


 晴れ。


   9,22,3


 林の中にも秋の気配が、、、、「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが明日はもう秋分の日なのです。


 秋といえば「食欲の秋」



   栗
   9,22,1


 この栗は何時までたっても食べられるような実にはなってくれないと思います、、、ここでは大方の栗は毬ばかりで実はペシャンコのままで落ちてしまうのです。

 毎年採りに行く友達の家の大木、今年は如何なのでしょうかね?

 「ニセ栗」と言いますか「マロニエの実」は見事に育って艶々とした栗色の実が歩道に散らかっているのですがね、、、、これで「栃ご飯」という訳にはいきませんからね。


 一足先に「むかご飯」

   むかご飯
   9,22

 庭のムカゴです、大きい物を選んでやっとそれらしくなりました。あまり粒が小さいので「ゴミご飯」になるのでないかと心配したのですが、、、、


      ブラジルは世界の田舎むかご飯                   佐藤念腹


 外に住んでみるとこんな物が気になったりするのですよね、、、、子供の頃はそこいらに幾らでもあったのですが飯に炊いた事など無かったのですけどね。

 念腹は虚子から「畑打って俳諧国を拓くべし」とのはなむけの句で送られたと言うブラジル移民で、当地の俳句指導で千人以上の弟子を持っていたそうです。


 我が家の「ムカゴ」は買って来た「長芋」から育てた物ですが、、、、、ブラジルでは現地のものでしょうかね?当時の交通事情では「ヤマイモ」など運ぶ余裕などはなかったのではないでしょうかね。


 今年は「とろろ飯」もいただけますかね。


     庭になるむかごで足りる夕仕度                足利錞子


 あまり「食欲の秋」などと大声では言えないようです。

皿洗い


 晴れ。
 
 人手が無いのでとヘルプを頼まれ皿洗いをして来ました。
 昔、散々お願いをした事なのでお返しと言う事ですかね、、、、小さな店は人手の確保が大変なのですよね。(ワーキングホリデーの出入りがとどまっている様で業界全体が人手不足となっているようです)

 腰痛でも出なければ役に立ちたいとは思うのですけどね、、、、。


 ビール付きと言う事で帰りは酔い覚ましにキャンビーの橋からクリーク沿いにメインの駅まで散歩。



   キャンビー橋
   9,21



   メイン駅(サイエンスワールド)
   9,21,1


        秋風や水に落ちたる空のいろ           久保田万太郎


  久し振りの青空で気温も戻って来たのですが、、、、渡る風には「もののあわれ」とでも言うのでしょうか、向かう季節を予感させる気配があるようです。
 



   花(アスター)
   9,21,3



   銀杏
   9,21,2


 まだ葉は青々していますが、ギンナンは大分黄色くなって来たようです。


 

黄落


 曇り。
 
 

   街角
   9,20


       一陣の風またよかれ黄落期           有山紫於


 街も秋の気配が漂い始めたようです、朝からの風が道路にまで落ち葉を撒き散らしています。



   花(イヌサフラン)
   9,20,2




   ホウズキ
   9,20,1

   

 

「フユウ」と「フジ」

 雨で17度。


     秋雨や夕餉の箸の手くらがり           永井荷風


 降ってくると秋が一層と進むようです、今年は冬の訪れが早い様な気がします。


   9,12

   
 東京の天気を見ると28度、ここでは夏の気温です。

 離れてみるとこの時期は気温のギャップが大きいようで記憶が混乱してくるようです。今は彼岸花や稲刈りの時期なのでしょうかね?



   柿(フユウ)
   9,12,1


     渋柿の滅法生りし愚かさよ                松本たかし


 渋柿ではなく「富有柿」がたわわに実っています、しかし近所の物はあまり美味しそうには育ってくれません、実が小さいのですよね。

 最近庭木としてよく見掛け、スーパーでも大分品質の良いものが並ぶようになりました。しかし、「柿」ではなく「富有」なのですよね。

 「カキ」では通じませんが「フユウ」は世界に通用する言葉であり果物なのです。リンゴの「フジ」とともに世界に通じる果物の品種名かも知れませんね。

 

   クサボケ
   9,12,2

 
 実が小さいのでクサボケでしょうかね。


 当地の秋の実りの色です。

秋の野

 曇り。
 風が身にしむ季節となりました、暖房のスイッチを入れたなどと聞くようになりました。



   秋の野
   9,18
 

 「歳時記」に寄れば、秋の野とは、、、、

 「さまざまな花が咲き乱れ、虫が鳴き、風めぐる爽やかな美しい野」とあるのですけれどね、、、。

 花も虫の声もありません。


       野ざらしを心に風のしむ身かな          芭蕉


 と言うのが当地の秋のようです。
 

 では淋しすぎるので花を、花期が長いだけで夏の花ですけどね。


   花(キンロバイ)
   9,18,1



   ムラサキシキブ
   9,18,2


 少しずつ紫が濃くなって来るようです。


     むらさきしきぶ 熟れて 野仏 やさしかり          河野南畦


 ついでに、、、紫式部日記「秋のけはい」より

 秋のけはひ入りたつままに、土御門殿のありさま、いはむかたなくをかし。 
 池のわたりの梢ども遣水のほとりの草むら、おのがじし色づきわたりつつ、おほかたの空も艶なるに、、、 
                                                   紫式部日記
 
 秋の気配は「いいようもなくなく趣がある」 のだそうです、楽しまなくてはね。


 

ゲゲゲのお家

 曇り。



   ツリーハウス
   9,17


 路地を歩いていたら突き当たりました、「ゲゲゲの鬼太郎」ではありませんが子供は木の上の家が好きなようです。古い家は裏庭が広く大きな樹があり時々見掛ける事もあったのですが、、、、最近は殆んど見なくなりました。


   ゲッゲッ ゲゲゲのゲ 昼はのんびりお散歩だ たのしいな たのしいな
      おばけにゃ 会社も仕事も なんにもない ゲッゲッ ゲゲゲのゲ 
               みんなで歌おう ゲゲゲのゲ
         詞 水木しげる


 まさにこんなオヤジなのですが、、、、。

 
 国会で与野党の肉弾戦ですか、、、、もう少しマシな形はなかったのでしょうかね、パフォーマンスばかりが見えて議論の内容は全く見えてきません。

 いずれにしてもこれからの進展を見続けなくてはいけないわけで、これで終わりと言う物ではなのです。

 沖縄、国防予算と言う形で目に見えて来るのも遠い先のことではありません、、、、架空の議論より現実に対してどんな予定があるのでしょうね。

 
 危機感ばかりを煽っているようでもあります、、、、誰だって戦なんてしたい人は居ませんからね。


 老人はこんな事に熱くならないで「ゲゲゲのゲ」と歌うのが賢明なのかもしれませんね。薄っぺらな議論は薄っぺらな正義に、小さな諍いは大きな諍いにと誘導されていく様な気がするのです。

 戦後がいつ戦前に早変わりするかわからない時代なのでしょうかね?


   花
   9,17,2



   9,17,1


 菊の名がつくようですが、、、、キク科ではない物もあるようです。

 魚なら鯛、花なら菊と言う事なのでしょうかね。

       
      菊の香や故郷遠き国ながら            夏目漱石
 


 

秋冷


 曇り後晴れ。
 予報では雨印まであったのですけどね、秋の空は気まぐれなもののようです。


   秋の船
   9,16


 飲んで食って遊んで、、、、


 嵐のように数日が過ぎた気がします、なんだか夏の喧騒の後のように疲れた気分になってしまいました。

 体力、気力の衰えなのでしょうかね、充電する心算だったのですがね。



   花(アジサイ)
   9,16,1



       紫陽花に秋冷いたる信濃かな              杉田久女


 「秋冷」とでも言うのでしょうかね、、、、夏が過ぎて本格的な秋に向かう途中、覚悟の時期なのかもしれません。



   ツツジ
   9,16,2

 今頃、こんな物も咲いています。


 祭りも終り、明日からは普段の生活に戻れそうです、、、、、いや戻らなくてはね。

20度


 曇り。

 飲んだくれているうちに、、、、秋は益々深まってきたようです。



    9,14


 シアトルからの手土産です。

 アルコール20度などと言う恐ろしい酒も、、、、古い友と飲むと限が無いので恐怖ですよね。




   花
   9,14,1


 

秋出水


 晴れ。

 老人達の長い夏休みが終わりました、いよいよ趣味の会も始まる事となりました。囲碁は今日から、ボーリングは明日からです。
 決り事がないと何となく出不精になる様で天気が悪かったりすると家に引き籠ってしまいます、これで雨でも出掛けられますかね。



   秋めく
   9,12



     秋めくや日の中を風通り過ぐ             芹沢雪江


 澄んだ空気を貫けてくる光線はまだ強烈ではありますが、何処からと無く秋は忍び寄って来ているようです。


 2百20日から9月の末までは統計的に台風の襲来する事が多いのだそうですが、、、、日本から台風に伴う記録的と言われる豪雨の被害の報が届いています。

 
 「治水治山」 は古代社会から延々と続けられたプロジェクトであります、しかし一級河川と言われる「鬼怒川」の堤防はやすやすと決壊してしまいました。

 
 自然との闘いは何処まで行ってもイタチゴッコと言う事なのでしょうかね?温暖化の所為ではないかと言われる想定外の自然現象には追いつけていないようです。


     秋出水乾かんとして花赤し               前田普羅


 お見舞い申し上げます。



   ヤマボウシ
   9,12,1


   セッコウボク
   9,12,2

9,11

 秋晴れ。


   青空の下
   9,11


      秋晴れて日常茶飯尊とけれ          徳川夢声


 
   9,11,4                                           ネットより


 9,11テロから14年の月日が流れました、しかし、あの青空の下で見た悪夢はそのまま現代に連なっているようです。

 
   「米軍はあらゆる任務を遂行し、約1兆ドルを支出した。今、イラクは依然として紛争下にある」            オバマ大統領

 軍事的努力はことごとく裏目裏目に出るようです、イラク戦争の後に出来たのは絵に描いたような新しい秩序などではなかったのです。
 
 戦後の社会混乱は反米感情と結びつき新しいテロ集団を生み、混乱は周辺諸国へと拡散しました。アフガン、シリアとテロとの戦争は拡大するばかりなのです。

 今、大勢の難民と言われる人々が生まれ故郷を追われています、、、、、誰が何のために戦をしているのでしょうね?

 あれ以来世の中は悪い方に悪い方にと傾くばかりの様にしか見えません、、、こんなに空は青いのですがね。



       秋晴のいづこに聖地かくるるや                平井照敏





   花(バラ)
   9,11,1



   ラクーン
   19,11,2


 なにやら不審げな目をしています、、、カメラを向けただけなのですがね。

イチジク


 晴れ。

 少しずつではありますが木の葉も色がついて来たようです。

   楓
   9,10


 朝晩が涼しくなると梢の方から赤くなってきます、、、、紅葉の鮮やかさは寒暖差に有る様ですが今年は如何なのでしょうね?



   イタドリの花
   9,10,1


 足元を見るとまだ夏の花「イタドリ」が咲いています。遠目にはまだ紅葉とは認めてもらえそうもありませんがね。




   イチジク
   9,10,2


     無花果の辺り故郷のごと暮るる           柴田佐知子


  子供の頃良く遊んだ広場の隅に木の実が熟れていました、甘い臭いに引き寄せられたスズメバチと競うように採ったように記憶します。

 馴染みはあるのですが、、、、なんだか買って食べようと言う気にならない果物のようです。

 アダムとイブが秘部を隠したと言うくらいで馴染みのある木のようで庭木としてよく植えられています。しかし、日本で見る物とは違う品種が多いようです、あまり美味そうな実がつかないのは気候の所為なのでしょうかね。

秋暑し


  晴れ。
 今年の秋は足早で薄ら寒い日が続いていたのですが、天気が持ち直すとまだ太陽の力は衰え切ってはいないようです。澄んだ空気は光線をよく通すようで肌に突き刺さるような残暑なのです。


   秋暑し
   9,9


     地の人となりて空港秋暑し                利根川雨草
 
 
 昨日はM君が日本から帰って来ました、一年ぶりとのことです。
 
   
 とりあえず一杯と言うことになり、、、、、ブログもお休みと言うことになってしまいました。なんせ一年、積もる話が山と溜まっていたようであります。

 母上の事故と言う不運から始まる歯車の急回転まだ暫くは続きそうです、、、話を聞くことしか出来ませんがね。


   花(ヤブラン)
   9,9,2



   エゴの実
   9,9,1


 別名 「萵苣の木」(チサノキ)

 実の生り方を動物の乳に見立て「乳成り(チナリ)ノキ」から転化したのだそうです。

秋の海


 朝の内はハッキリしない天気なのですが午後になると青空になるようです。


 夏休みも終わりと言う事でスタンレーパークに寄って見ました。


   秋の海
   9,7
  

       海をみて佇てば海よりあきの風         久保田万太郎


   9,7,1


 今年の夏はヤケにあっさりと秋に道を譲ったようで、もう夏の喧騒は何処かに行ってしまったようです。海からの風は早々とカエデの梢を赤く染め始めています。



 今日は整備の為に電車の本数が減ると言う事なので、バスを利用しました。メトロタウンから公園の中まで直行するのですが、1時間街の中を走り回ると言う事になります。
 そのルートの中でチャイナタウン~ヘイステイング~ダウンタウンと言う不思議な空間を通る事になります。

 バンクーバーのスラムと言われる辺りです。

 行き交う人はゾンビの如くヨロヨロと見えるのですが、、、、それなりの賑わいが感じられるのです。路上にはゴミだか商品だか判らぬような市がたちそこいらの商店街よりも活気が感じられるのです。
 人は路上に寝そべり、座り込み、又4~5人が大声で雑談だか喧嘩だか騒いでいます。しかし、何だか不安げに通り過ぎるのは我々外の人であって住人達は全く安心しきっている様にさえ見るのです。

 あと5分もするとダウンタウンです。
 
 高層ビルの狭間、きらびやかなショーウインドウ、行き交う観光客、、、、何と言う違いなのでしょうね。

 
 現代社会から零れ落ちたと言うのでしょうか、、、、それとも現代社会の価値観の一部を失うと見えてくる世界とでも言うのでしょうか。難民のようにここに集まる人々が後を絶たないようです。

 
 人生の裏と表が一本の道に沿って並べられている様な街なのです。しかし、如何転がっても人は強かに生きるしかないようで、それが闇市のような不思議な活気を醸しだすようです。

 
 
   花(シコンノボタン)
   9,7,2


 夏、秋の花ですが温度さえあれは結構遅くまで咲くようです。

PNE

  曇り時々晴れ。


 PNE( Pacific National Exhibition)も月曜日までです。「行こうか?行くまいかと?」と迷っていたのですが、、、、テレビでこんな事を言っているではないですか。

 「入場フリー」  タダなのだそうです。

 期間中に嵐があったばかりでなく雨とそれに伴う寒さで大幅に入場者が減ってしまったようで、少しでも挽回をと言う事のようであります。



   PNE
   9,6


   9,6,5


 行っては見たのですが、、、、もう絶叫マシーンに乗る訳でなし、頼みのビアーガーデンもこの陽気では入る気にもなりません。



   9,6,2


 動物さんを見て帰ったのでは、、、、役には立ちませんよね。


        野ざらしを見て通りけり秋の雨            加舎白雄


 何だか無残な秋の雨の後始末のようです。


 夏休みもあとレイバーデーでを残すのみとなりました、気を取り直して新学期と言う事にしたいと思います。



   花(ヘメロカリス)
   9,6,3


 丈夫ですね、又今頃になって蘇えってきたようです。

秋祭り


 晴れ渡ってくれると好いのですが、、、曇りがちの一日です。



   秋祭り
   9,5



   9,5,1



       秋祭少女メッキの指輪買ふ           五所平之助


   
   9,5,4


 まだ新しいイベントなのですが年毎に人出は増えて来て、今年は会場が狭く感じられる程の人です。今年からは室内には入場料も必要だとか、入っては見たのですが、、、、。

 人混みに酔いそうになったので、、、、、本物にしようと仮設のピヤガーデンに逃げ込みました。

 子供達を柴を持って追い回す天狗、酔払いの暴れ神輿、怪しげな屋台、、、、小銭を握り締めた手が汗ばんで来るような不思議な緊張感、、、、。

 何時の間にか幼い頃の祭りのイメージが、、、、昼間の酒は廻りが良いようです。


 祭りの語源は、、、   
  「まつり=待つ=神の訪れを待つ」   古代から連綿と受け継いできた神話的世界観を集団で確認する儀礼だとか。
 
 神の存在しない祭りではありますが、子供達の記憶に残る祭りとして定着してくれると良いのですがね。



   花(ノコギリソウ)
   9,5,4


 今の花は夏のなごりばかりのようです。


   マツタケ
   9,5,2


 3本で12ドル少々、、、つい買ってしまいました。今年は例年より早い松茸ご飯となりましたが、何処で採れた物なのでしょうね。
 

      平凡な日々のある日のきのこ飯             日野草城

 

もう少し秋を!


 曇りのち晴れ。
 やっと秋の空が帰って来ました、夏休みも終わってないのにこのまま冬になるのではないかと思えるような気候の急変なのです。



   秋の空
   9,4


     大雨のあとかぐはしや秋高く             星野立子


 町を歩いているとまだ嵐の傷跡が残っているのです、思った以上の被害だったようです。



   傷跡
   9,4,3

   
 直ぐ近所のタウンハウスの前の並木です。


   橡の実
   9,4,1


 大きな栃の木の下はこの実で足の踏み場も無い状態になっています。毬から出してみると茶色くはなっているようですがまだ少し早いようです。
 リスの餌は大丈夫でしょうかね?


 来週からが新学期なのです、もう少しは秋を楽しみたいですよね。


 秋と言えば、、、、 
           「食欲の秋」
 何を食べたいかと言うと、、、、
           1、秋刀魚  2、梨  3、栗  4、新米  5、キノコ類
 だそうです。


 そのサンマですが、、、、日本、カナダ、ロシア、中国、韓国、台湾の6か国で資源量調査を。

 日本人だけが食べていたようですが、、、、美味さが中国にまで知れ渡ってしまったようです。公海上では当然誰が獲っても良いのですが、あの旺盛な食欲では瞬く間に食い尽くしてしまいそうです。

 何時までも庶民の食卓に上がれると好いのですがね。

謁見ブルー


 曇り。


   曇り空
   9,3


 日本では8月15日ですが、、、世界ではポツダム宣言を受諾した9月2日が戦争終結の日となっているようです。

 で、北京で大々的な「抗日戦勝70年」の記念式典がありました。

 しかし、軍事パレードですからね時代錯誤も甚だしい様な気がしてしまいます。

    1、 軍事大国ぶり、アジアのリーダーである事をアピールする。
    2、 内政の不満の矛先を変える。

 などと言われていますが、、、、、謁見ブルーと言われる空の下での機械のような行進を謁見する指導者の笑みは不気味なものとしか見えません。

 天下の公道でミサイルや戦車を引き摺りまわすと言う様な風景は何時まで続くのでしょうね。


        教科書のススメススメや終戦日            重久勝子


 歴史認識云々と言いますが、、、、、二度とあの時代に戻る事が無いようにするのが為政者(政権を担っている者)勤めであります。


 しかし、教科書には 「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」 と書き込見たいようにしか思えないこの頃なのです。

 軍事パレードには安保法制と言う事なのでしょうかね。

 あんな馬鹿馬鹿しい兵器の行列を見てもまだ軍事費で対抗しようと言うのでしょうかね、、、、、抑止力なら小さくバランスさせたいものですよね。

 スモッグだらけの空でもその気になればあんな青空になるのですけどね。



  
   花
   9,3,1



   ボケの実
   9,3,2



        木瓜の花の役にも立たぬ實となりぬ           夏目漱石


 ジャムや果実酒に使われるようですが、、、、殆んどは収穫される事も無く朽ち果てるまで木に残されています。

古巣


 曇り。

 水曜日はツレのズンバが無い日で雑用を片付ける日となっています。病院と銀行へ。

 病院 
 大腸内視鏡検査の結果を聞きに行ったのです、ポリープや凹みが幾つか有ったようですが悪性の物は無いとの事です。何も無ければ10年に一度と言われていた検査が三年に一度となってしまいましたがね。
 帯状疱疹の予防接種を勧められました、、、、、薬局で買って持って行けば注射をしてくれるのだそうです。

 銀行
 満期になったものが有ったようで次は如何するか?今、株や投資系のものはガタガタ状態だし、、、かと言って金利は無いに等しいのです。

 久し振りで古巣に寄って見ました。

 
   古巣
   9,2


 外も中も昔の形がそのまま残っていますよ、、、食べ物も。


   鍋焼きうどん
   9,2,1


 10番テーブルに座ると何だかスタッフミールを食べている様な気になってしまいました。(元スタッフしか判りませんね)

 新しいオーナーに代わったようです、4代目と言う事になります。




   花(イヌサフラン)
   9,2,3



   黄葉(モミジバ楓) 
   9,2,2


 この葉は先ず黄葉してから紅葉するようです。

 まだ赤い物は少ないのですが気の早い「桂の木」などは黄落を始めたものもあるようです。
   

赤色赤光


 曇り。


   嵐の後
   9,1


 停電も大分復旧してきたようです、車線の多い交差点の信号機が停電していたのでは「4ウエイストップ」ルールだけでは心許無いものがあります。車も増えているし運転モラルもメキシコ、中国並みになってきていますからね。



 冒険家上村直己さんが眠る北アメリカの最高峰である「マッキンリー」の名前が変わるそうです。

 「デナリ」 、アラスカ先住民の言葉で「偉大なもの」となるようです。
 1897年に第25代アメリカ合衆国大統領の名前「マッキンリー」にちなんでつけられた名前ですが、地元では昔から呼び慣らされた「デナリ」に馴染みがあったようです。

 しかし、、、、何時までもマッキンリーと言ってしまうのでしょうね。


 空が鉛色になって来ると赤い実が目立つようになって来るようです。



   ピラカンサ
   10,1,1


   スキミア
   9,1,2



   青色青光  黄色黄光  赤色赤光  白色白光     阿弥陀経


 それぞれが其々の色であれば良いということなのでしょうが、、、、、一色にしなければ気に入らない人達が居るようです。

 ISが古代遺跡の破壊を行っているようです。「イスラム国は唯一絶対的なアラー(神)以外の神を崇拝する場所を全て破壊する」と言われたのでは取り付く島もありません。


 
   ハトラ遺跡
   slide_415580_5276472_compressed.jpg
                                                     ネットより
  


 一色というより彼らはこの世からあらゆる光を消そうとしているのでしょうかね、太陽の神を祀っているようなのですがね。


 この人達は我々と共存できないのでしょうかね?

もう、9月!


 雨。
 まだ風の音も聞こえてきます、、、、寝てる間ですがこの辺りも短い間ですが停電があったようです。


      肌寒し石に雨降る夜の音                野間臾柳


 晴れていればまだ残暑が続いている筈ですがこの雨でめっきり肌寒くなってしまった8月の末です。今年はレイバー、デー(9月の第一月曜日)が7日と言う事でまだ夏休みが1週間も残っているのですけれどね。




   花(ダリア)
   8,31



         真盛りを過ぐれば花のいたましく
                   ダリヤをぞ切るこの大輪を         若山牧水


 
 もう、キク科にバトンを渡すしかないようです。


   シオン
   8,31,1


 もう明日からは9月なのです。
プロフィール

あなまどい

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不可解な生き物オヤジの呟き。
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