曇り後晴れ。
いよいよ夏も、、、、などと言っている内に又お日様が出てきましたが風には秋の香りがしてきたようです。
秋明菊

もう大分前から咲いているようですが、、、、、名前が「秋明菊」ですから出し遅れてしまったようです。菊と言っても「アネモネ」の仲間なのです、丈夫でしばらくは楽しめそうです。
名ばかりでなくこんな物も咲いてきました。
コルチカム

これも「イヌサフラン」と呼ばれるのにサフランの仲間ではないそうです。
ダンゴ(芋ご飯)

急遽ご飯担当となりました。知恵が浮かばないのでオカズが少なくて済むのではないかと「芋ご飯」にしました。
子供の頃は随分食べたものですがね。当時は皆弁当を持って行くので米の部分をそれに使ってしまうので、朝食は芋が多くなる傾向にあるのです。
それにお茶を入れて潰すようにすると「芋粥」となるのです。これが結構甘くて美味いのですよね、貧乏人の知恵だったのでしょうね。
芥川龍之介に「芋粥」と云う小説がありました。凡々たる主人公が「芋粥」を飽きるほど食べてみたいと願っていたのにそれを目の前にすると、、、、、」 と云う話でしたかね。
大昔はこんな物でも腹いっぱい食べてみたいのか?と子供心に思ったものですが、、、、内容は違う物のようですね。
どうも名前だけでは惑わされてしまうようですね。
ひよいと芋が落ちてゐたので芋粥にする 芋粥のあつさうまさも秋となつた 山頭火
「芋」の字が気になりますが、これはオヤジの子供の頃食べた「芋粥」と同じのようですね。
嫌という程食べたはずですが、、、、久し振りに食べた「芋ご飯」、捨て難いお味でしたよ。
貧乏人の増量料理などと忘れられていたのかも、、、、、これも人間心理と云うものでしょうかね。
* サツマイモ 藷 サトイモ 芋 ジャガイモ 薯
と書き分けるようですが「芋」の方がしっくりくるようなので、、、。