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スノードロップ


  小雨、1月の後半は雨ばかりだったようです。 家に居付いてしまいそうです。



   近所
   1,30


 昼間なのに影絵のような写真になってしまいます。
 川向こうのリッチモンドも雲が低く、海と雲との区別も定かでありません。天気がよくてもこちら向き(南)の写真は逆光になる様で明るく撮れたことはありませんがね。

 買い物ついでに近所を一巡りしたのですが、帰ってくると体がしっとりと濡れている感じがします。

 1月も末、少し日が伸びてきているようなので晴れて欲しいものです。


    妹手を拍つ冬雲切れて日が射せば              中村草田男 

 オヤジだって、、、。


 スポーツ界のシゴキと言いますか暴力が問題にされています。
 が、これ誰でも承知の事でもあるのです。オリンピック選手でこうなのだから末端まで行き渡り、誰でも見聞きしていると言う事なのです。

 伝統ある組織ほどその傾向が強いのかもしれません。

 スポーツ界に限った事ではありません、「指導者と選手」「上司と部下」「教師と学生」、、、上下関係のあるところには付き物のようです。


 各種ハラスメントと言われるものはありますが、殆どは皆が承知の上のことでもあるのです。

 被害者は声を出すしかないようですが、、、、利害、力関係が最後まで関わるようです。

 信頼関係が損なわれると噴出する様で、あらゆる部分で出て来るような気がします。政治も然りかも?


   花
   1,30-2


 落ち葉の中から頭を出して来ました、気の早いスノードロップでしょうか?

 
 永遠に続くかと思われる冬に絶望したイブを慰めるために、天使が雪に息を吹きかけて出来たのがスノードロップだそうです。

 花言葉は「希望」とか、雪はなく雨ばかりですが春はそこまで来ているようです。  
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ジョコダマ鉄砲


 雨。

  
   
   1,29


 霧のような雨が降っています、傘をさすのも面倒なのでジャケットのフードを被るだけです。何か妖しい風体に見えるのではないでしょうかね。


   S&W
   1,29-1


 フェンスにこんな物が貼ってあります。ドキリとしますね、砂漠の中のガスプラントではないのですからね。銃の絵にS&Wの名が目に入ったのでは泥棒さんも二の足踏む事でしょうね。

 S&W の説明は要らないと思いますが、、、米国最大規模の銃器メーカーです、「ダーテイハリー」でクリント、イーストウッドの愛用したM29(最強の拳銃といわれた)は当社の製品です。

 アラームシステムの会社との関連性は知りません。


 「この内閣の下では、国民の生命、財産と領地、領海、領空は断固として守り抜いていくことをここに宣言いたします」                  
                                          安倍首相 所信表明演説  


 さっそく防衛費が400億円増やされるようです。

 
 見渡してみると世界に兵器は12分に行き渡っているとしか思えません。何処まで軍備にお金を使えばよいのでしょうね、北朝鮮のように食う物も食わずに新兵器を追い求めるのは滑稽であると同時に染み付いた恐怖感が哀れにも思えます。

 もう少し知恵が無いものですかね?

 「憂国」が「憂世界」「憂地球」とならないものかと夢を見るのです。


   花
   1,29-2

 
 色は黒いが「リュウノヒゲ」の仲間でしょうか?

 我が田舎ではリュウノヒゲの青い実を「ジョコダマ」と呼んでいました。山から丸竹を切ってきて「ジョコダマ鉄砲」を作ったものです、銃口の径と「ジョコダマ」の大きさが合うと「パチン」と音も飛距離も強力なのです。
 田の畦や道端に幾らでもあるので弾には困りません、二手に分かれて銃撃戦で遊んだものです。

  *ジョコダマの無い時期は新聞紙を水に濡らして代用しました。杉の実だと同じ要領で小型の物が出来ます。

 銃もこんな程度でいいのではないでしょうか?

 戦争ごっこもあまりエスカレートしては困るのです。


     あんさは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ
               モズよ寒くも鳴くでねえ あんさはもっと寒いだろう
                           
                                  モズが枯れ木で (サトウハチロー)

暖冬


  雨、気温は最低気温が4℃、最高気温が5℃との事です。普通はもっと差がある筈なのですが雨続きと言う事で朝の冷え込みが無いようです。

 それにしてもよく降ります。


   雨上がり
   1,28

 池の氷も緩み水蒸気が上がっています。

 今年は暖冬の様です、何度か来るはずの寒波が一度も来ません。この池も今の時期は全面凍結しているはずなのです。
 
   
   キノコ?
   1,28-1


 林の中で白く光っている物があります。日陰なので雪か霜がまだ残っているのかと思ったのですが、この陽気ではそんなはずはありません。
 見回すとあちこちに光って見えるのです、枯れ枝に絡まっているようなのでキノコの仲間ではないかと思われます。


 寒いのは懐と世間の風とでも言っておきましょう。

    
     寺の端ものいはざれば冬ぬくし                原和子  

 こんなものもありましたね。


     物言えば 唇寒し 秋の風                   芭蕉


 何か書き始めるとロクデモナイことばかりの此の頃です。何か楽しい事をとは思うのですが、、、老人にはあまり楽しい事が見当たらないのです。別に思いつめている訳ではないのですが、「ヨロコビ」を感じる部分のネジが緩んできているのでしょうね。

 
 自ら寒くする事も無いのですが、ストレス解消という事でお許しを願いたいと思います。


   ダンゴ
   1,28-2


 定番中の定番、湯豆腐です。
 これと酒さえあれば生きてゆけそうな気がします。今日は「ギンダラ」「キノコ」と色々入っていますが、豆腐を温めただけでもいいのです。


   湯豆腐や思えばこその口叱言               鈴木真砂女

 湯豆腐には面白い俳句が多いのですが、、、、。

 まだ懲りないようです。

お教室

 雨。

   9,30分
   1,27

 日曜日は毎週ここからバスに乗るのです。

 雨の朝は人通りも少ないのです、前方に小さなスーパーやコンビニがあるのですが近くにメトロタウンのモールがあるので商売は厳しいようです。左のアパートも一階部分は店舗として売り出しているのですが店が入る気配はありません。

 
   お絵かき教室
   1,27-1

 ところが最近「お教室」と言いますか、「お絵かき」「ミュージック」の教室が目に付くのです。

 子供相手のもののようですが、、、、、一時乱立した学習塾よりも目に付くようなのです。少し教育観が変ってきたのですかね。

 安倍首相も「アベデュケーション」などと教育改革に熱心なようです。教育は国の基本と言う事で大いに考えて欲しいものです。

 いじめ、体罰問題から始めて愛国心、道徳云々と言うことの様です。

 何か教育以前の事柄が多いようです。先ず親が教育者が政治家が、、、大人自らの生き様を曝け出すしかないような気がします。大人の姿を見る事こそが教育の原点のような気がします。

 
 「教育再生実行会議」 委員の意見

 *競争なき社会に進歩なし                             大竹美喜
 *戦前の修身のような道徳を必須教科に                     加戸守行
 *知徳体のバランスの取れた教育が重要                     尾崎正直
 *グローバル人材の育成                               鎌田薫 
 *整理、整頓、清掃、清潔、しつけを徹底                     佐々木喜一

                                        朝日新聞より(1,25)

 何の為に教育をするのでしょうね、何か古臭い感がするのですがね。誤った教育を受けてきた所為でしょうか? 

 オヤジが教育論をぶったところで説得力ゼロと言う事でお終い。

 
   花
   1,27-2

 
 まだ吐く息が白く見える温度なのですが、、、枯れ木が甦ったように明るくなってきました。「まず咲く」という事で「マンサク」だそうですよ。(語源は諸説あるようです)
 


    まんさくの淡さ雪嶺にかざし見て                阿部みどり女

初場所


 小さな雨が降り続く1日です。

 久し振りに大相撲を見ました、もう千秋楽なのです。
 日本に帰ると本場所に顔を出すと言う、相撲大好き人間だと自称していたのですが、、、、どういう訳かこの何年か離れてしまいました。見知った力士も減って来ると益々離れてゆきそうです。

 見知った「日馬富士」の全勝優勝という事ですが、まだ「安馬」の方が口に出るほどなのです。15日間の取り口が再生されていたのですが相変わらずの危うい相撲が多いのです。軽量横綱という事で致し方が無いのでしょうが「大鵬」の憎らしいほどの横綱相撲を思い出してしまいました。


     その昔初場所中継志村アナ                     永六輔


 ラジオ放送の頃から親しんでいる訳ですが、さすがに「大鵬」の訃報を聞くと時代の移り変わりを痛感せざるを得ないようです。42代横綱「鏡里」から記憶があるので横綱だけで30人近い力士がいるのですが大鵬は格別な存在なのです。

 巨人、大鵬、卵焼き

 高度経済成長期のヒーロー達も少しづつ消えてゆくのです。

 嘆いていても仕方がありません。贔屓力士でも見付けて大相撲を楽しむしかないのですが、、、もう少しコクのある相撲をとってくれませんかね。近代大型力士相撲の宿命なのでしょうが「ツッパッタリ」、「タタイタリ」ばかりでは面白くないのですよね。

 白鵬*日馬富士戦くらいの熱戦を期待したいのです、、、特に大関陣!


 *優勝インタビュー雑感

 日馬富士は白鵬に比べて日本語が得意でないようです。きっと奥さんの国籍の所為でしょうね、日常の会話が語学の向上には一番なのです。
 国際結婚した若奥さんの上達振りに驚く事があります、必要が最大の上達法なのです。

 言い訳になりそうですね、、、。


   花
   1,26

 寒椿でしょうか?山茶花とは花弁の散り方が違うようです。

 次から次に咲く様ではありますがまともな花弁が一つもありません、みんな中途半端のままに薄汚れた様に朽ちてゆくようです。
 気候が合わないのでしょうか、折角の冬の花が残念です。


   クリスマスローズ
   1,26-1

 替わりにと思ったのですが、まだ蕾です。待っているのですがこれからが長いのですよねこの花。

試運転


 曇り、時々晴れ。気温2~6度と言うところです。

 晴れ間を縫って外に出ては見たのですが何にも無い季節なのです。新しいカメラの試運転と思っても写す物が無くては困ってしまいます。

 それでも何枚か撮ってきたので点検してみたいと思います。

   メトロタウンと小公園
   1,25

 イマイチはっきりしませんね。

   遠景(タワークレーン操縦室)
   1,25-1
  
 これは前の物より強力で使えそうです。

   遠景2(セントラルパークからダウンタウン)
   1,25-2

 こんなものなのでしょうかね??

   花(終りかけた早咲き石楠花)
   1,25-2

 どうもマクロの使い方が、、、、このサイズが限界なのでしょうか?もう少しアップにしたいのですがボヤケてしまいます。
 
   鳥
   1,25-3

 生き物は腰を据えて撮らないと難しいようです。恋の季節が始まったようですが目の前の決定的瞬間はアレヨアレヨと言う間に終ってしまいました。映像は空しく揺れる水面だけでした。


   ダンゴ
   1,25-4

 在り合せの感が免れませんが、2人だとこんなものです。

 野菜が簡単に摂れると言う事でスープにスターチでとろみを付けた物が多くなりました。相変わらず殆どは酒の肴であり、ご飯は残った物と漬物、佃煮で掻き込むのです。


 まだ手に付かない様でピントが甘いようです、バカチョンなのですけれどね。


 これが2代目のデビュー作です、少しずつでも進歩しながら長く付き合いたいと思います。
  
 
 

綿毛

  雨。

 友達が帰ってしまうと気が抜けてしまうようです、雨を見た途端何処にも出掛ける気が無くなってしまいました。


   センニンソウ
   1,24


 遠くからは花の様に見えたのですが、、、、綿毛です。


 水辺には

   ガマの綿毛
   1,24-1


    枯葦の日に日に折れて流れけり              高桑蘭更


 何もかも枯れ枯れの景色です。

 
 アルジェリアでテロ。多くの企業戦士達が亡くなりました。
 
 中東、アフリカと騒動の種は付きそうにありません。

    漫画、「地球防衛家のヒトビト」より          しりあがり寿(朝日新聞)

  アフリカのイメージ
   
    大人  ジャングル、ライオン、キリン、象  大自然
    子供  貧困、内戦、テロ

 アフリカは人類発祥の地だと言われています、が内戦続きで国の形さえまだはっきりと見えてきません。「アフリカ問題」と言われるほど複雑で深刻で多様な要素が絡んでいるのです。
 中でも先進諸国の100年にも及ぶ大規模な収奮の歴史が深く関わっているようです。

 石油支配と貧困、内戦と難民。

 銃で守られたプラント内でのテロはまだまだその辺りの矛盾が噴出したものの様な気がしてなりません。

      先進国がするべきは「施し」でなく「償い」だ!

 こんな意見が見付かりました。

 心して接したいものです。国際社会は色々な正義を言いますが、損得が「ミエミエ」では永遠に治まることは無いのです。

 必要なのは食料、医療品、教育だと思われるのですが、、、銃器や利権ばかりではアルカイダ(山賊)の巣窟としか、、。

 枯れ葦の中から青い芽が育つ季節に早くなってもらいたいものです。


 話がオカシナ方に行ってしまいます、明日は外に出たいものです。新カメラの試運転もしたいのですがね、、、、晴れろ!


   クコの実
   1,24-3


 これで古いカメラの映像は最後です。

 

 

古い友

 霧の日が続いたのですが、今日からは雨になってしまいました。

 しばらく休んでしまったのですが、食べる事と呑む事と麻雀の日々を送っていました。

 この麻雀ですが30年を超える歴史があるのです。カナダに来た当事に始めての職場仲間と始めた家庭麻雀なのです。以来相手はニューヨーク、シアトルと居を移しているのですが互いに訪問したり、旅行先で遊んだりと年に1,2度ではありますがいまだに続いているのです。ハワイやアナハイムで麻雀などと言うと若い人達には笑い者にされましたがね。

 ゲームと言うより飲み会と言う状態ですがね。暇潰しにネット麻雀を遊んでいたら我が家の「完全先付け」と言う昔スタイルのルールを忘れてしまい「チョンボ」の連続と言うお粗末ばかりなのです。


   カメラ供養
   1,24

 カメラを壊してしまいました。

 たまには外食でもとオシャレなイタリア料理店へ、たまたま割引券をもらっていたのでそれを使う機会を探していたのです、二人だと調子が出ないので客のあった時がチャンスなのです。
 結構な料理だったのですが店内は暗いのです、フラッシュを焚くのもはばかられカメラの出番は無かったのですが、、、。何もネタが無くては困るとレジの「オネーさん」の写真を撮らせてもらおうとしたのですが、 「ガシャン」 床の上に落としてしまったのです。

 長年の相棒は斯くしてリタイアする事になりました。

 で、急遽新人の登場となりました、これが初仕事です。

 色々と迷ったのですが少しだけズーム機能のアップした兄弟機種と言う事になりました。ポケットに入ると言うのが最優先と言う事です。


   花
   1,24-1


 先代の最後の写真になりそうです。
 このブログの写真は99,99%このカメラの映像です、古い友を失った様な気分なのです。

 カメラが無いとブログも書けません、酔っ払うと写真だけと言う事で済ます事も出来ますからね。

 2代目にも早く馴染みたいのですが、、、、しばらく雨の予報です。早く明るくなってくれませんかね。

 
    地に落ちて大きかりける一葉かな                狩行

宴会


 今日も一日霧に包まれたままです。
 買い物に出ると高度の高い部分(メトロタウン)は太陽が見えるのですが、坂を下るほどに少しずつ霧が濃くなってくるのです。
 我が家は少し坂を下った所にあるのです、ほんの少しの高低で霧は表情を変えるようです。


   霧
   1,20


 友がシアトルから。


   手土産
   1,20-2


   宴会
   1,20-1




   メイン
   1,20-3


 という事で今日はお仕舞い。

 

霧、靄、霞

 霧、これでは晴れていても何にもなりません。

 薄暗い靄(もや)の中を囲碁の会に。

 * 霧(きり)と靄(もや)を同時に使う事になって戸惑ってしまいました。同じ物で視程が1Km未満のものが霧なのだそうです。ようするにモヤよりキリのほうが濃いと言うことの様です。
 俳句の季語としては昔は春秋に区別が無かったようですが、今では春は霞、秋は霧となっているようです。で今の霧は「冬霧」「寒霧」となる様です。(霞(かすみ)も同類の様で気象用語ではない)


   霧
   1,19


    しのびあう恋を つつむ夜霧よ、、、、、、
                夜霧よ今夜も有難う                  裕次郎


 霧の中を歩いているとこんな鼻歌が出てくる世代なのです。
 
 歌詞を覚えている訳でもなく同じフレーズを何度か繰り返しているうちに憂鬱になってきてしまいました。どうも薄暗く肌が濡れてくるような感触は散歩には不似合いのようです。


    マッチ擦るつかのまの海に霧ふかし
           身捨つるほどの祖国はありや            寺山修司

 どちらも我が青春の歌なのですがね、、、同じ霧でも趣が違います。両者とも早々と逝ってしまいましたがね。

 どうも霧の中の散歩はいけません、だんだん気分が沈んでくるようです、次。


 囲碁の会も始まりました。
 この会も会員不足、老齢化が避けられません。若い会員も少しは来ているのですがどうしても絶対数が足りません、それより現役世代の参加者が皆無に近いのが問題です。愛好家はいるようですが時間が取れないようで、リタイアしたらと言う具合なのです。商社員なども減ってしまい海外のこのテのクラブは衰退が激しいようです。囲碁の場合は中、韓、台そしてネイティブと愛好家は多いのですが組織がイマイチまとまらないようです。

 暫くは老人達で支えるしかないようです、「雲散霧消」となっては次のリタイア組の遊び場もなくなってしまいますからね。将棋相手がいなくなってしまったので囲碁に専念したいと思うのですが、、、少しは上達しますかね。


   花(マンサク)
   1,19-1

 枯れ木のように見えていたマンサクも少し明るくなってきました。


   1,19-2

 
 

KEEP OFF


  晴れ。

 気持がよい天気なので遅ればせながら正月の挨拶代わりに友達の店にラーメンを食べに行きました。ついでにその辺りを散策。


   キャンビーブリッジ
   1,18

 
 今日のコースはメイン駅からグランビルアイランド。
 海沿いの散策路はこの季節向きとは言えません、日陰に入ると急ぎ足になります。


   凍てた池
   1,18-1


 まだ 「KEEP OFF] と言う感じなのです。


   やっと見つけた春の兆し。
   1,18-2


 ボドナンテスドーンと言うようです。ここでは梅の代わりと言いますか春を知らせる花のようです。


  1,18-3
 
    
        
     なほ北へ行く船の白冬かもめ              赤塚五行
     


   1,18-4


 一羽だけ歩道の傍に止まって近付いても逃げようとしません。また暫く歩いた所で道端に止まっているのを見かけました、如何して同じ鳥だと言いますと、、、。


   1,18-5


 
 この鳥、嘴(クチバシ)に障がいを抱えているようです。生まれついたものなのか後天的ものかは判りませんが生きる上で不自由な事と思われます。

 
 人懐っこいのは生きる知恵なのかもしれません、グランビルアイランド辺りで人が与える食料で生き延びているのかも知れません。
 

 グランビルアイランドでの食事の際は私を思い浮かべて下さい、ここでも食料紛争は結構熾烈なのです。


 何だか弱者にはキツイ世の中になりそうです、、、カモメが投げてくれたピザの食べ残しを争う様は醜いほどに熾烈です、そして悲しいのです。

 生活保護の減額だ不正受給だとカモメと変わりません、、、、人に戻りましょうよ。

 

屋根屋

晴れ、久し振りの青空です。


   1,17


 雨漏りの修理を頼んでいたのですがやっと屋根に登れる状態になりました。濡れていると滑るので職人は来てくれないのです。

 雨漏りと言うものは始末の悪い物でよく原因が判らないのです。「この辺りかな?」と見当をつけてコールタールを塗り付けるという仕事のようです。
 
 次の雨で確認と言う事になります。

 もう20年以上たつのでちなみに全部張り替えると幾らだと問うと結構な金額が返って来ました。


    見上げたもんだよ屋根屋の褌!


 と、寅さん流に茶々を入れたくなってしまいました。まだフューイヤーは大丈夫と言ってはくれましたがね。


 プロパティータックスは高くなる、家は古くなり修繕費はかさむ、老人も霞を食っていれば何とかなると言う時代でもないようです。


 この春闘も厳しい状態のようです、地方公務員も給料を下げろとのお達しのようです。これも当然の成り行きでしょうが、インフレ政策との整合性はあるのでしょうかね。収入は減るインフレは進む、、、、。


 我々はどのような明日を思い描けばいいのでしょうかね?


 正月早々からネガティブな事ばかり書いておりますが、コンちゃんの前に座るとこうなるだけで能天気な日々送っています。殆どの人がこんな状態ではないのでしょうかね。


 明日の夢くらいは明るく思い描けるとこの悪癖も解消されるような気がするのですがね。



   遊び相手
   1,17-1

 
 ツレの一人遊び用です。
 M君がこれから買いに行くので車を貸してくれと言う事から話が進んでしまったのです。前々から欲しがっていたので、それなら家にも一台という事になったのです。
 ピアノと違って伴奏付きと言いますか賑やかで一人遊びには向いているのかも知れませんね。


 今、この手の製品の値段は昔と比べると安くなっているようです。M君が部屋に溜めていたビール瓶の返却金と変わらなかったようです。まぁ相当溜めていたのですがね。

 次回は二人で練習の成果を競い合うようです。


 
   花(ツルニチニチソウ)
   1,17-2

 
 庭の片隅にもう何輪か咲いています、丈夫な花ですね。

 此処まで名前が長いと俳句には向かない様で例句が見付かりません、名前だけで8文字では上手く使えませんよね。


 で、長い俳句を探してみました。

 
  あの頃のデモは必死だったぜ資本主義が景気のよさつくったりする悲しさ


 橋本夢道と言う人の作品です。もっと長いのも有ったのですがこれを、、、、はたして俳句といえるのでしょうかね。




 

しもやけ&あかぎれ


 曇り。


   霜柱
   1,16-1


 歩道を一歩踏み外すと「ガリッ」と言う乾いた音がします。霜柱を踏みつけたようです、懐かしいような気がしてガリガリとその上を歩いてみました。
 泥濘んでいるのを心配したのですが靴が汚れる事もなく歩けるのです、気温が低い所為でしょうかね。
 
 針の様な氷をつついていたら「しもやけ」と言う言葉を思い出しました。

 子供の頃よく聞いたのですが、最近はとんと聞きません。体質もあったようですが手を真っ赤に腫らした子供達が大勢居たのです、寒さによる血行障害が原因だったようです。
 
 粗末な防寒着で外遊びをした所為なのでしょうかね。オヤジは「しもやけ」にはならなかったのですが「アカギレ」に悩まされたものです。

 土いじりをする百姓の子は「アカギレ」が多く、街の子(裕福)には「しもやけ」が多いなどと言ったものですが、、、どちらも寒かったのでしょうね。


    あかぎれを知らぬ子と鶴折にけり        改田以久代

 
 殆ど死語のようですが、こんなモノは知らない方がいいのです、貧しかった頃の象徴の様にも思えるのです。


    皸といふいたさうな言葉かな            富安風生  (皸=あかぎれ)

 痛いのですよね、膏薬つけたくらいでは中々治りません。     


   花(クリスマスローズ)
   1,16
           

 雪の中でも蕾を膨らませています。

 花は「しもやけ」にも「あかぎれ」にも為らないようです。  

氷面鏡


 曇り、気温が上がらないようで昨日の雪が中々融けてくれません。


   氷結
   1,15


 湖も薄く氷が広がっています。


     濃く淡く木々影落とす氷面鏡                  池内友次郎  


 二世の人の話では高校生の頃にはこの湖でスケートが出来たそうなのです。オヤジより年配の人の話なので半世紀も前の話ですがね。
 今ではとても人が乗れるような厚さにはなりそうもありません、カモメが乗って休むのが精一杯と言うところです。


   1,15-1


 こんな小さな池でもこんな状態ですからね。

 
 信州の諏訪湖では「御神渡り」と言う現象が見られるそうです、これも近年は全面凍結する日が減り見られる年が少なくなっているようです。


 北国では氷河の後退などと共に温暖化の影響が目に見える形で現れてくるのです。東京を含む都市の高温化も同様ですかね。

 
 原発事故、経済の停滞と温暖化に対する覚悟の緩みがちな此の頃ですが、忘れてしまうと何処までも行ってしまいそうです。

 「前門の虎後門の狼」と言う状態のようです。

 
      御神渡りすみし氷湖を天照らす               百瀬耕一
    
 
 「御神渡り」の氷の筋は男神「建御名方神(タケミナカタノカミ)」が女神「八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)」のもとに通った道筋だそうで「作柄」や「世の中の吉凶」を占うのだそうです。

  今年は「御神渡り」は見られるのでしょうか、、、はたして吉凶は?


   花
   1,15-2

 シュウメイギクがこんなになっています。
 少しずつ風に乗って飛んで行くようです。
     

雪女


 何か静かな朝だと思えば、外は雪景色です。
 
   雪景色
   12,14


 温度が低い様で細かい雪が一日中舞っています、深くはありませんがスリップリーで車は要注意のようです。


   12,14-2


 冬枯れの荒庭もアラを隠してくれるようで様になっています。


 「雪女」「雪女郎」と言う妖怪が俳句の季語にあります、日本中に伝承の残る存在のようです。色々タイプはあるようですが、、、、。

 殆どが哀れな話で「自分の待ち望む者がきた」と幻想することから始まるようです。儚い夢はしばしの後に崩れ去るのです。
 待ち望むものの訪れと恐怖は背中合わせなのです。

 降り積もる雪の美しさと底知れぬ力への畏怖が彼女達を生み出したようです。


    道ゆづりしは 雪女かも知れず                 鷹羽狩行


  吹雪に鎖されて夢見た中で出会う美女が雪女とは、、、。


 
 八方塞の中での「待ち望む心」に訪れてくれるのが「雪女」でなければよいのですがね。


   花
   12,14-1


 今日、Oさんが届けてくれました。
 花弁が少し丸みをおびて我が家の物と少し違う雰囲気です。花のない季節なのでありがたいですね。

 我が家の物も蕾は脹らんできましたがもう少し時間がかかりそうです。
 
 

  霜の朝です。
 その割には晴れ上がらずに雲の多い1日でした。
 
 出掛けるのに勇気を要する景色と温度です。厳重装備でボウリングへ。


   霜
   1,13-1


    霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
          火など急ぎおこして、炭もて渡るも いとつきづきし。

                                           枕草子(春はあけぼの)

 昔の人は元気ですね、昼になって気温がゆるんでくると気にいらなかったようです。


   1,13-2




 日本人は霜は朝の物と思うのですが、、、、。

  月落烏啼霜満天           楓橋夜泊 (張継)  
  疑是地上霜               静夜思  (李白)

 漢詩では夜のイメージが強いようです。外を覗いてみたのですが冷えてはいるが何か「ピーン」ときませんがね、煌々と月光でもないとダメなようです。


   何處得秋霜(何れの処にか秋霜を得たる)      秋浦歌(李白)


 霜の朝にふるえるオヤジにはこんな嘆きの方が似合うのでしょうかね。床屋に行って髪が短くなると「スースー」するだけでなく霜を被った様になるのです。
 

   生き残る吾恥ずかしや髯の霜                 夏目漱石


 と言うことの様です。何も書く事が出来そうも無いので詩歌の引用ばかりで終ります。



   花(エリカ)
   1,13


 霜の下でも着実に蕾を膨らませています。

 かく在りたいものですね。

白頭鷲

 晴れ。


   青空と雪山
   1,12


 寒いのですが山が久し振りに良く見えるのでこんな所まで来てしまいました。

 写真を撮ったのですが毎度御馴染みと言う域を抜けられそうもありません。これを見て下さい。


   白頭鷲
   1,12-1

 街中でこんなチャンスはあまり無いのですが、我がカメラではこれが限度なのです。

 悔しい思いをすると少しマシなカメラに買い換えようと思うのですが、、、、思い切りが付かないのです。

 このブログの99,999%の写真は一台のカメラで撮ったものです。リタイアして何をして遊ぶかと言う時に始めに遊び相手になってくれたのがこのカメラと言う事で手放しがたいのです。何処に出掛けるのにも必ずポケットの中にあると言う間柄では壊れるまで付き合うしかないのでしょうね。どっちが先に使い物にならなくなるかは判りませんがね。

 丁度、友達から白頭鷲の写真が届いていたので貼り付けさせてもらいます。
 
   白頭鷲 の写真です。 (By Oさん)

 カメラを変えてもこうは撮れないのでしょうね。


 アメリカンインディアンにとって白頭鷲は聖なる鳥なのです。儀式や正装にはこの鷲の羽根は無くてはならないのです。我々が彼らの絵を描くとすれば必ず頭に鳥の羽を付けるでしょう、あの羽の主なのです。
 その利用には鷲羽法(Eagle feather law)と言う法律まであるのです。


 まさに王者の風格です。

  

   花(マンサク)
   1,12-3

 これも春一番の花、少しずつ開き始めました。

 
   
  
   

リンゴの剪定

 晴れ。
 晴れると気温が下がってきます、最低気温ー4、最高気温2度。


   晴れ間
   1,10-2


 枯れ木の様でも春の息吹が、、、。

 雨で伸び伸びになっていたのですが、リンゴの木の散髪をする事にしました。今の内に切って置かないと夏には葉が茂りすぎるのです。


  リンゴの剪定
  1,11-1

 
 木が弱っているのであまり茂ると風で折れてしまいそうなので大々的に切る事にしました。素人の仕事で花芽まで切ってしまったのかも知れません、花実がついてくれますかね。昨年は生り年なのかあまり落果せずオヤツに重宝したのですがね。


     斧入れて香におどろくや冬こだち                  蕪村


 葉を落としてしまい枯れたように見えますが、もう確実に春の準備をしているのが判ります。小枝の先にはふっくらと花芽が脹らみ始めているのです。



 安倍政権、何でもかんでも大盤振る舞い。

 円安誘導で輸出を増やそうと言う事なのですが、グローバルな感覚で言っているのですかね?中国の為替管理、人民元を安くするような手法にも見えます、世界市場は簡単に容認してくれるのでしょうかね。

 自国通貨の値下げ合戦になってもしかたがない様な気がします。

 アメリカ訪問の予定の様ですが、アメリカは「ハイソウデスカ」とは言わないのではないでしょうかね。手土産がTPPや沖縄では帰ってからが騒動ですからね。


 何か日本全体が「ケイタイ」同様、ガラパゴス化しているように感じてしかたがありません。

 経済も安全保障も大きな目で眺めないと、、、ゾウガメ「ロンサム・ジョージ」君のようになってしまうのではないでしょうか。

 杞の人の憂いであって欲しい物です。
 

   花(ハボタン)
   1,11

 
 冬の花壇の定番です、キャベツの仲間の様で元々は野菜だったようです。

 「大和本草」(1709年)と言う本には「オランダナ」の名前で紹介されているそうです。味や花の記述はあるが葉を鑑賞するものではなかったようです。


   1,11-3

   


 曇り、時々晴れ間。

 やっとまとまった散歩になりました、が今の時期は何にも無いのですよね。


   河と山
   1,10


    冬河新聞全紙浸り浮く                山口誓子


 ただただ寂寥とした水面です、遠くの雪山が輝いているのが救いです。



 中国
 「南方周末」に端を発しネットの書き込みまで削除されると言う事態のようです。

 が、この広がり方には当局もタジタジの様です、ネット世界の口を強引に閉ざすのは「ヤブヘビ」なのではないでしょうかね。


 若い頃「プロレタリア独裁」などと北京放送でよく耳にした世代なのですが、、、。

 現実は「中国共産党独裁」なのです。党員数は総人口の5,4%、20人に一人位のようです。残りの人達は何なのでしょうね、これでは不満が溜まってきて当然なのです。

 
 発端となった記事  「中国の夢、憲政の夢」 「憲法に基づいて自由と民主を実現しよう」という内容。
 置き換えられた記事 「こんにちの中国は民族復興の偉大な夢に最も近づいた」という中国共産党礼賛記事。

 
 中身は読んでいないので判りませんが、何となく当局の硬直化が判るような気がします。そもそも新聞に記事改ざんを強要してはいけませんよね。

 
 「国家政権転覆罪」とか過激な弾圧は避けてもらいたいものです、時代の流れは川のように海に向かいはしてももう山には帰らないのです。

 
 金芝河氏は1974年に「死刑判決」を受け今年1月4日に「無罪判決」を勝ち取っています。

 誰も中国の騒動を望んでいる者はいないのです、民主国家として軟着陸をしてもらいたいのです。


   花
   1,10-1

 
 冬の花の代表「ビワ」の仲間のようですが実の生った物は見たことがありません。気候の所為なのか品種の所為なのか判りません。

 
   愚痴聴きてくるる母亡し枇杷の花               今井澄子

 
 冬の薄日の中の目立たぬ花ですが、見付かると懐かしいような気分になるのです。寒い盛りに咲くのは何故なのでしょうね、質素ではあるが強い意志が感じられます。
 

電気屋

 やっと晴れ間が見えました。
 気温は7度、とても寒中とは思えません。


   青い空とポプラ
   12,9


   新兵器
   12,9-1

 ボクシングデーのセールで買わされた物です。

  「この色は何とかならないのか?」
  「セールの物はこの色だけなので、、、ドアを閉めれば関係ないでしょう」

 と、軽口を叩いていたのですが、、、。

 今日配達だったのですが、排気用のダクトが無いと乾燥機のインストールが出来ないなどと言うのです。買う時に確認しておいたのですが、古いダクトで大丈夫だ言う話だったのです。

 仕方が無いので店まで出向いて買おうとすると、当店では扱っていませんとの事。この無責任さにあきれ果てて、。

   「セールスマンを呼べ!」

   「彼はすでにクビになりましたよ」

  全く、怒る元気もなくなってしまいました。

 当節は店で売ってしまえばそれで良しと言うような風潮が当たり前のようです。店頭で安ければそれで良しと言う事のようです。


 日本の電気メーカーが不振のようです。


 そこで我が家の電気製品を調べて見ました。

  テレビ1   サムソン               テレビ2   日立(音響ソニー)
  PC      DEL(P ブラザー)        ノートPC   富士通
  オーブン   JENN AIR            電子レンジ  サンヨー
  洗濯機    LG                  乾燥機    LG
  皿洗い器   MAY TAG            冷蔵庫    GE
  炊飯器    象印                 DVD    ソニー
  電気剃刀   フィリップ              魚焼き器   パナソニック
  コーヒーメーカー、空気清浄器等はノンブランドと言うかよく判りません。

 
 我が家でも日本メーカ苦戦のようです、それも使い古した物が多いようです。買い替えると値段で負けてしまうようです。
 白物と言われる物は「餅つき器」「魚焼き器」と言うように特殊化した物だけのようです。


 この円安で少しは息を吹き返すことが出来ればよいのですがね、「追い出し部屋」などと言い出されては困るのですよね。


 最近は自分でセットアップも出来ない様な商品が多いのです、気楽に相談できる店が欲しいような気がします。修理もしない使い捨ての時代、人件費の掛かる事は難しいのでしょうね。


 そんな事より、洗濯が出来る様にしなくては、、、古い物は持って行ってしまったのですからね。先ずはダクトの調達から。
 

   
   花
   12,9-2

 もう弾けて来ています。


  
   三ケ日過ぎて洗濯機回り初む               深沢和江   
   
 
 オヤジの子供の頃は洗濯と言えば「タライ」「洗濯板」「固形石鹸」が3点セットでした。それが手回しの脱水器付いた一槽のものから二槽へ、半自動から全自動へ。

 今回は縦に廻るようです、、、、何処まで進化するのですかね。


  オバーサンハカワニセンタクニ、、、などと言ってないで使い方を教わらないと追い出されてしまいそうです。

冬の雨


 雨。
 
  
   雨
   1,8

 
 写真が無いので玄関のドアを開けて写真を一枚。
 今日の外出はそれだけです、スリッパで5,6歩と言う事になります。雨だけでも止むと外に出る気にもなれるのですがね。


       雨がふります、雨がふる。
       お人形寝かせどまだ止まぬ。
       お線香花火もみな焚いた。                 雨、北原白秋


  しとしとと降る冬の雨は所在の無いものなのです。


 こんな時期には「花ブログ」の方をと言う予定になってはいるのですが、、、、そう予定通りには行かないようです。
 やっと「さ行」までこぎつけました。間違いだらけのようですがね。


   花(セッコウボク)
   1,8-1


 スノーベリーといわれるようです。

 「ベリー」と名が付くとオヤジなどは直ぐに食べられる物と思ってしまうのですが、食べられないベリーも多いのです。球状の物は何でもこう呼ぶのが英語流のようです。


 早く雨があがってくれませんかね。

初競り


 雨。

 銀行のアポイントの時間が変わってしまい外食の予定も取り止めです。一連の時間の中でしか出入りしたくない雨なのです。銀行帰りにチョッとイッパイと企んでいたので遅い時間を狙っていたのです。

 消費のみの生活でRRSP(Registered Retirement Savings Plan )を取り崩してと言う事であまり銀行には近付きたくないのですがね。今年から1回におろす額に対するタックスの額が替わたそうです、20%も刎ねられたりすると敵わないので回数が増えそうです。


   街角
   1,7

 汚らしい程の張り紙です、、、、がもう外に出掛ける事はありません。図書館で借りる映画(DVD)専門なのです、これで良いのでしょうかね?

 今日借りてきたのは「In Darkness」(ソハの地下水道)。ユダヤ人の迫害の話です、見ている内に草臥れてしまいました。重過ぎるのです、図書館で借りるとこのテの物が多いのですよね。

 
 この様な狂気の時代に人々はどこまでこの狂気に染まっていたのでしょうか?まだまだ多くの違和感を感じる人達が残っていたはずなのです。
 それを封じ込めてしまうのが狂気の時代なのでしょうね。

 違和感を感じる事の多い時代に思われて仕方がありません。

 
 「初競り」で大間の本マグロに1億5540万円の値がついたそうです。キロあたり70万円、寿司にすると幾らになるのでしょうね。
 ご祝儀相場と言うよりは宣伝と言う事で日本と香港のすし店チェンの競いあいの結果のようです。

 
 こんな事に目くじらを立てる心算は毛頭無いのですが、、、、、あまり馴染みたくも無いのです。

 
 不安や違和感が素直に表現できる時代であって欲しいと思います、何か大きな波の中に入り込んでしまった様な気がするのですよね。

 
   花
   1,7-1

 今花壇はこればかりです。丈夫ですね、が一つ一つは風雨に耐えている様で頭を下げて中々カメラに顔を向けてくれません、片膝ついてしまいました。

 冬咲きのパンジーは日本産だと聞いた事がありますが、当地の冬の花壇はこの花に頼るしかないようです。


      冬菫しゃがむつもりはないけれど               池田澄子


   1,7-2

 こんな物も残っていたりはするのですが、季節に異でも唱えていそうです。
  

日常

 小さな雨が降り続いています。


   日常
   1,6-1


 日常の生活に戻ってきました。恒例のボーリングも始まったのです。

 八百屋も何時ものように開店準備に追われています。

 しかし、まだまだこんな日常の返って来ない人が大勢いるのです。仮設や避難生活が日常化してしまいそうです。

 復興大臣なる職があるのですが、政権が変わったとは言えもう3人目になる様です。


   「私が政策の方向性を示し、決断し、責任をとります、、、」
                                     根元復興大臣 年頭訓示(1、4) 

 大いに働いてもらいたいものです、少なくとも目処が付くまではね。

 政権、与野党に関わらず迅速でブレの無い計画で進めて行かないと、永遠に彼らの日常は帰ってこないのです。

 復興が遅れている理由として「財源」「国の方針の遅れ」が指摘されています。もう少し具体性のある発言が欲しい時期なのですが就任早々ではね、、と言う状態では困ってしまうのです。


 
  柚子一つ浮かべ仮設の冬至風呂    廣瀬隆也(NHK福島、くらしの文芸)

  
 非日常が日常になってしまいそうです、、、、穏やかな日常の甦ることを祈ります。


   花(イチゴノキ)
   1,6-3
  
   1,6-2

 もう大分草臥れて来たようですが、、、次々と咲いてくるようです。

 冬の花の代表のような存在なのです、小さな花ですが実と共存するので存在感が強いのかも知れません。

寒の入り

 曇り。

 小寒、寒の入りと言う事ですが余り寒くなってくる様子がありません、3~6度と言う所です。


   寒の入り
   1,5-1




     うす壁にづんづと寒が入りにけり             一茶


 昨夜、新年の挨拶をと尊敬する長老に電話を入れたのですが、、、第一声が「日本もいよいよヤバいよ!」

 「借金が増え続ける家計は必ず破滅するのです」
 
 誰もが判っている事をもう何年そのままにして来たのでしょう。

 「なぜ戦争が停められなかったの?」と無邪気に聞いた事があります。明確な答えはもらった事がありません。

 我々は今、なぜ破滅に向かっているのが此処まで判っているのに何も出来ないの?と問われて何と答える事が出来るのでしょう。

 
 大型投資~泡のような景気上昇~消費税導入~インフレの中の給料(消費)縮小~社会不安を反映した右傾化~外交の孤立~、、、、、。


 何か昔来た道が思い起こされるようです。


 国民も市場も破滅を求める者ではありません、しかし自らの痛みや政治の危機に対して余りにも寛容過ぎるのではないでしょうか。

 
 金融緩和のリスクは言われますが、、、吉と出るか凶と出るか?

 本当の日本経済の問題は金融政策(日銀)にあるのではなく政治(政府)にあるのではないのでしょうかね?
 

 老いの身にづんづと入る寒は気温だけでは無いようです、辛苦を舐めた世代の警告が身に沁みるのです。
 

   花
   1,5


 日本からはナノハナの便りも届いていますが、、、、ブロッコリーの生き残りでしょうか黄色い花を見つけました。

 新年早々景気の悪い話になったので春らしくと思ったのですが、、、まだナノハナには早いようです。

赤い鳥

 曇り、雨少々。
 正月あいだは晴れ間も出たのですが、、、本性を現したように又雨が続きそうです。



   鳥
   1,3-2


 ロビンだと思いますがピラカンサスの赤い実を次々と啄ばんでいます、胸が益々赤くなる様です。

     赤い鳥 小鳥
     なぜなぜ赤い
     赤い実を食べた                     北原白秋


 除染現場で手抜きの横行とか。
 そもそもが道路から20M、ピンクのテープを張って作業のようです。本来は袋に詰めてキープする物をテープの外にと言うことの様です。

 廃炉の作業も似た物の様で一向に捗る気配がありません。これも汚染物を袋に詰める作業と同様集めるだけなのですが汚染水は次から次へと湧いて来るのです。

 除染、廃炉は理論的にも技術的にも我々の手に負える範囲を大幅に超えているようです。

 
 
 そんな中で「新たにつくっていく原発は40年前の福島第1原発とは全然違う」と平然と言える人は何を見ているのでしょうか?


 財界の声は大きくなる様ですが、技術、科学界の声は聞こえてきません。技術的には大いにリスクがあるが電気は出来ますよ程度のことと考えるのが妥当なのでしょうかね。

 
 少なくても核廃棄物の処理、除染、廃炉技術の確立が無ければ前に進めるわけには行かないと思うのですがね。


  我々は赤い実を食べ続けるしかなのでしょうか?

  そして放射能にまみれて行くのでしょうか?


    放射能恐れず摘みぬふきのたう              米山雲雅    

  
  又、春が廻ってきました。安心して食べたいものですね。


   花(オウバイ)
   1,4


   咲き替わり咲き替わりつつ迎春花             井沢松子

 
 沢山咲いているのですがレンギョウのようには密に咲きません、アップか遠目でしか写真にならないようです。結構疎らで次々と咲き替わっているようです。

三が日


 晴れ、霜で庭が白くなっています。


   霜
   1,3

 もう昼はとっくに過ぎているのですが影の部分にはまだ霜が残っています。
 朝霜で屋根が白くなっているのは何の不思議もありませんが、今冬はまだ数える程しか霜になりません。暮れの内に来る寒波も姿を見せません、北国の温暖化は肌で感じるほどのペースで進んでいるように思われます。


 「松の内」
 昔は15日までを言ったようですが、7日まで、三が日と減ってきたようです。当地では正月のみと言う事のようです。

 クリスマスから続いたホリデー気分も今日で終りと言うことの様です、毎日がホリデーと言う隠居でも何となくそんな気がしてくるのです。


   寝正月自問自答を繰り返し                 下村非文

 こんな正月でした、元に戻りますかね?

 これでは形にならないので、
   
   初景色
   1,3-3


   花(ヒイラギナンテン)
   1,3-1

 
 

おらが春


 晴れ。
 「やっと晴れたか!」とつい声が出そうです、この冬は寒くは無いのですが雨ばかりなのです。


   晴れ
   1,2

 
 暖かいのですが山の雪は深いようです。暮れに顔を出したサーモンアームのS君によればよく雪が降るうえに「重い雪」で雪掻きが大変だとの事でした。

 まずまずの正月陽気、「初春」「迎春」と春の字を使っても違和感が無いようです。


   1,2-3

 水も緩んだようです。鴨は水の中、カモメは氷の上と住み分けています、同じ「水掻き」を持っているのですが得意分野が違うようです。

 
 一茶は 「ちう位也おらが春」 と

 前書きに「吹けばとぶ屑屋、、、門松立てず煤はかず、、あなた任せにむかへける」とあるとか。しかしこの「あなた任せは」は曲者で毎年のように正月の句に使っているのです。「他力」に任せると言う事のようです。


 どうも今年も「アナタマカセ」の年になりそうです、、、安倍さんお願いしますよ!

 これで良いんでしょうかね?


     正月や過ぐれば只の日数のみ               石塚友二 

 
 正月早々ツマラヌ事を書くのは控えましょう、、、とは思うのですが、波乱の幕開けのような気がします。


   花
   1,2-1

 今、この花が満開です。何時も早くから咲きはするのですが正月に咲き揃うのは珍しいのです、。暖かいからでしょうね。


   1,2-2

謹賀新年


   1,01
   
  本年も宜しくお願いいたします。                     元旦 オヤジ


 晴れ?
 霧が出てきて太陽を隠してしまったのです。「初日の出」は見られたと思うのですが、、、まだベッドの中でした。

 霧から抜け出そうと電車に乗って着いたのがここ。


   POLAR BEAR SWIM (寒中水泳)
   1,01-1

 年を追う事に参加者が増えてきました、イングリッシュベイが埋っています。

   1,01-4


 今年は例年より暖かそうではありますが、、、山は雪です。当然オヤジは厳重装備での見物ですがね。

 
   花(山茶花)
   1,01-2


   ダンゴ(御節)
   1,01-3

 「御節」と言うには寂しいのですが雑煮と屠蘇(年酒)が有れば正月です。


    無造作に重ねし年や年酒受く              石田あき子


 
 遮二無二寒い海に飛び込む元気はありませんが、足の先くらいは世間のアンテナとして水に触っていたいと思います。
 
 
 ご覧の通り、、、、今年も「戯言」と「花」と「俳句」と「ダンゴ」と言う線から離れられそうもありませんが、お付き合いをお願いしたいと思います。

                                                    

大晦日


 曇り、ちらちらと雪の舞う一瞬もありました。

 書く前に訪問者のブログを見るのですがすでに新年のご挨拶なのです。

 当地は今、紅白歌合戦を見終わったところです、録画ですけどね。ライブは朝早くからあるようですがこれでは調子が出ませんよね。

 毎日の事は一日遅れでも支障がないのですが、、、正月が遅れ気味になるのは困りものですね。


   赤い実
   12,31-1


 コトネアスターの仲間でしょうか、最後の写真には役不足なのですが適当な写真が無いのです。

 
     、、、、めでたくもあり めでたくもなし

 と言うのが正直なところのようです。


 今、丁度年が明けたようです。外で花火の音がしています。


   花(ボケ)
   12,31


 今年はこれでお仕舞い。

   
    本年も宜しくお願いいたします。           オヤジ
プロフィール

あなまどい

Author:あなまどい
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私の日常と、私に棲み憑く
不可解な生き物オヤジの呟き。
年式   私   50年型
     オヤジ 不明
住所  VANCOUVER
燃料  アルコール 
量産品、キズ少々、まだ動く、格安

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