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墓参り


   墓参り
   11,29

 墓標がフラットなので傍の樹木を目印としているのですが、年月を経ると大きく育ってしまい迷いそうになってしまいます。生憎の天気なのですがこの開けた空間は少し明るく、彼方に海が煙っています。

   幼な名を指でなぞりて墓参かな                竹川美佐子

   花
   11,29-1

 花の無い季節です、花を求めてただただ歩き回った事があります。この月は悲しい月なのです。

 この水仙は他で咲いたものを移植したものですがもう2週間くらいになります、まだ暫く楽しめそうです。
 
 
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クリスマスツリー


   クリスマスツリー
   11,28

 近所の教会の庭に毎年開かれる年末の風物詩です。

 「2001年以来値上げしていません!」 との張り紙。 あまり景気の良いセリフではありませんね、もう生のモミの木を飾る家は少ないのではないでしょうかね?

 さっそく品定めしているファミリーもありましたよ。まぁお酉様の縁起物のような物、、、、、これが無くては年が送れませんからね。

 我が家のツリーは如何しましょうかね?

 旅行の計画も有るし、もうツリーの下に贈り物が並ぶような風景は無いのですからね。

 こうして、何もかもが失われて行くのでしょうね。老いると云う事は何もかもが面倒になる事のようです、古い想いを辿るも、新しい行動に移るも何か面倒なのです。

   菊
   11,28-1

 枯菊と言うには可哀そうですかね。

     枯菊となりてののちの日数かな                  安住 敦
 
 菊は丈夫ですが、霜にあたると急に枯れしおれてしまいます。

   11,28-2

 ここまで枯れると又冬の間中残るのですがね、センニンソウの綿毛です。

外食

 久し振りの外食です。

 歯医者で仮歯なるものを入れられた身、食生活に不満が溜まっていたのでしょうか誘われると二つ返事でOKです。それが如何いう訳かドイツ料理です。

   11,27

 もうクリスマスの飾り付けになっています。
 気取った店ではありません、家庭料理という感じです。

 ポテトパンケーキ、普通のスープ(アイントプフ?)、ソーセージ、洋風トンカツ(シュニッツェル)。

 殆どがグレービー味と言うのは流石にこの歳になると堪えますね、隣の席の娘達は綺麗に片付けているのにビール2杯で流し込んでもドギーバッグが必要なのです。

 食い意地が張っているのでしょうかね、歯の事などかまっていられません。(自棄気味ですが折り合いを付けるしか、、、)

 夜の街を歩くと、クリスマスの近い事が実感されます。もうビルやハウスのイルミネーションも今週末辺りから目に付くようになって来たのです。

 近所のツリー売り場も開店したようです、我が家のツリーは如何しましょうかね?

 いよいよ師走と言う事でしょうか、何もかもが慌ただしくなってくるようです。早く暮れの予定を立てなくては。

   花(イチゴノキ)
   11,27-1
 
 雨続きで写真がありません。
 今唯一の花と実の競演です、ついこの花の傍を通ると写真を撮ってしまうのですが出番が無いだろうと「おざなり」になってしまうようで使おうとするとこんな物しか残っていないのです。

 *「なおざり」「おざなり」 どっちだ? 調べようと思ったのですが面倒そうなので次回。

   11,27-2

 枯れ葉が落ちてしまったと思ったら、もうこんな物が。

 自然と言うものは強かな者ですね。

惚けるor惚れる?


   木守り柿
   11,26

 見上げると雨の中に柿の実が残っています、実が小さいものが多く食用にされないようで小鳥達が荒らしに来るまで葉の落ちた梢で頑張っているのです。

 ここではカキと言うより、「フユー」と言った方が通りが良いと思います。
 明治の頃の調査では全国937種がわが町、わが村の品種として存在したようです。富有柿はそのブランド化の上手く行った代表のようです。

    柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺                   正岡子規

 当時は「富有柿」は存在せず奈良の「御所柿」なのだそうです。

  ネタが無いので古い「ぼけせん」  山藤章二より

    先代の首相の名前言えますか          金本賢治

 随分古いものですがまだ通用しそうです、書きたかったのはこんな事ではないのです。中にこんな物がありました、漢字が、、、、気になるのです。

  禿(ハゲ)と禿(カムロ)は同じ字?

 *禿=かむろ  遊女の見習いの幼女の髪型(おかっぱ)

  惚れると惚けるは同じ字?

 どちらも同じ様な心の動きなのでしょうかね、色惚けなどと言われてしまうのでしょうかね。


   木の実
   11,26-1

木の葉髪

強い風が吹くと一瞬にして景色が冬に早変わりです、残っていた紅葉も跡形も無く消えてしまいました。

   散歩道
   11,25

 枯野と雪山だけが目立つようになってしまいました。
 グラウスのスキー場が白くなっています、今年は早いオープンなのです。

 落ち葉の季節ですが、「木の葉髪」と言う季語もあるのです。特にこの時期に抜け毛が激しい訳ではないのでしょうが気になる季節なのでしょうかね。

 何はさて置き凋落する侘しさがこの時期に重ねられるようです。

   幸うすきにんじん色の木の葉髪                     池内友次郎

   木の葉髪一生(ひとよ)を賭けしなにもなし           西島麦南

 若い頃はどうして髪の話題が出るのか不思議でしたが、同齢の仲間が集まると身に沁みて分かってくるのですよね。うらびれた思いが付いてくるのはコマリモノですがね。

    何處得秋霜               李白

 何れの処で秋霜を得たのでしょうね?古典的な嘆きではありますが鏡に映る自分は自分とは認めたくないのですよね。

   花(シュウメイギク)
   11,25-1

 シュウメイギクの種のようです。不思議な格好の雲が集まったようです、小さな物から脹らんでくるようです。


   11,25-2

 黒い艶のある実です。

希望の世代

 雨、風と大荒れなのです、季節の変わり目には荒れる事が多いのは判っていても準備は出来ていないのですよね。

 さっそく、樋の不調やフェンスの弱点が露呈してしまいます。風雨の中では修理も出来ず晴れたらと宿題になってしまいます。あまり荒れないで欲しいものです。

   散歩道
   11,24

 クリスマス商戦らしき物は無いかと探したのですが、昔のようにケバケバしいと言いますか直接的な事は避けられるようで控えめな演出のようです。
 商戦も盛り上げたり、ハシャイだりではなく、、、安売りのみと言うような真剣勝負の眼差ししか見えてきません。何か商戦が華やいでくる気配が感じられないのは時代の所為なのでしょうか。

 談志師匠の訃報が。
 我々世代にとっては輝ける希望の世代だったのです、長嶋茂雄が代表する才能さえあれば何でも出来る、好き勝手にやれば道は開けると言う神話に満ちていたのです。

 多くの才能が好き放題と花開いたような気がします、今その終章に近付いた先達は言葉少なにサッサと何処かに行ってしまいます。

 取り残された凡才共は「好き勝手な事ばかりして、後始末は如何すればいいのでしょうね?」と問いたい気分なのです。

 遅れてきた世代はその「希望と挫折」の後遺症に悩まされているの訳ですが、「馬鹿だね、お前達は、、、、」と一喝されるのでしょうね。

 文句を言うのはお門違い!

    立川雲黒斎家元勝手居士

 うんこくさい、かってこじ、、、、、

 どこまで行っても勝手気侭、、、、、。凡庸も、さぁ、揃って尻でもまくって! うんこくさい!

と言ってもこんな駄洒落でお開きと言われても当惑するしかないのですがね。

   花
   11,24-1

 雨の中、寒い中やっと見付けたのですが、名前も判りそうにありません。
 

11月


   散歩道
   11,23

 天気がすぐれないと南側を向いてもこの暗さなのです、海の辺りだけか白く光っています。
 この辺りはオーシャンビューと言われる丘の上です、下がフレーザー河、海の向こうはもうUSボーダーに近いのです。

 こう暗いと散歩に出ても直ぐに帰って来る事になってしまいます、足が先に伸びて行かないのです。

   花
   11,23-1

 気の早い物はもう蕾を膨らませてきました。

   11,23-2

 ヒヨドリジョウゴでしょうか?真っ赤な実がフェンスに絡まっています。

    一茶忌や父を限りの小百姓                     石田波郷

 一茶は19、波郷は21日です。

    波郷忌や発作のごとく酒欲しき                  和田あきを

 その中に忘れる事の出来ない、痛恨の日が混じります。11月はオヤジにとって最悪の月なのです、花を求めても何も見付からないのです、、、、。

変調

 
   街角
   11,22

 歯医者に行ったのですが時間があったので周りを歩くとこんな親子に出会いました。

 予約があってもなるべくグズグズと近寄りたくないもののようです、帰りには雨に降られてしまいました。

 昨日から風は吹く、雨は降ると大荒れなのです。気温が低くないのだけが救いです。

 コンちゃんは接触不良から来るトラブルだったようです、よく判らないのですが一応復旧だけはしてくれたようです。

   花
   11,21

   11,21-1

 調子が狂ってしまい、変な時間に寝てしまいもう明け方なのです。寝ます。

コンちゃん、ダウン!

 
 何時ものコンちゃんが動かなくなってしまいました、モニターが真っ暗ではどうにもなりません。

 急遽ノートに移ってきても写真もありません。

 ネタも無いのでバンクーバーの変わってきたことでも、

 頭の黒い人が増えているのですが、1981年には14%だったアジア系の移民は2011年には45%になるそうです。
 それに伴い食生活の変化が起きているようです、ジャガイモの消費が減り米が増える、牛肉が減って海産物、豚肉が増えると云うような傾向です。

 面白いことにアジア系は間食が多いとか、果物(トロピカル)がよく食べられるのだそうです。

 おかげでオヤジにとっては日本食が簡単に食べられる様になった訳です。昔は何でも食べたい物は自分で作るしかなく、情報を交換しながらうどんを打ったりもしたのです。

 ところが日本食も妖しい方向にあるのです、日式と云いますか日本風と言いますか、、、、?

 素材も日本に向けて作ったのに売れなくて、それが外国に放出されるのではないかと思われる物が目に付きます。日本語包装のままなのです。

 文句を言うより、多様になった食材を喜ぶべきですね。

 明日は歯医者、コンピューター屋と自分には如何する事もできずに金ばかりが掛かることになりそうです。

ハイ、ゴモットモ!


   18番ホール
   11,20

 セントラルパークのピッチ&パット最終ホールです。まだ開いているのですが足元はジュクジュク、流石に人も疎らです。

 季節も大詰め、いよいよ冬将軍の到来です。

 これは雪の降る前の写真、もう芝の上は白くなっているはずです。
 恒例のボーリングの帰りにダウンタウンに寄ったのですが、完全に冬景色です。ノースバンの山はもう裾の方まで白くなっています、近場のスキー場も皆オープンしたようです。
 街中もただ寒い風が吹くだけ、ラーメンを食べてサッサと帰ってきました。

 公園にも来たのですが林の中は暗くて寒いだけです、リスが餌欲しさに寄って来たので一枚。

   11,20-1

   花(クコの実)
   11,20-2

 禁煙1週間目。
 
 今日も元気だ タバコが美味い!

 今日も元気だ タバコ買うまい!
  
 清むと濁るは大違い、、、、

  ハケに毛があり ハゲに毛はなし
  フグに毒あり 福に得あり
  人はチャを飲み ジャは人を呑み

 何かまだ落ち着かないのです、何もかもが上の空、、、。
 ブログを書いても支離滅裂、、、ヤケクソで文字を並べています。

 サッサと寝ろですと、、、、ハイ、ゴモットモ、ネマス!
 

絵師


   散歩道
   11,19-2

 花の頃に出した事がある通りです、桜の紅葉も見事です。桜はこんなに揃ってくれる事は珍しいのです、黄色、茶色とバラバラのうえ散り時もまちまちなのです。何処まで行っても桜は散るのが命のようです。

   絵師
   11,19

 よく判らないと思いますが、壁一面に絵を描いている所です。

 昔は映画の看板絵、銭湯の背景画などと大きな手書きの絵がありました。
 スターの顔に似ているようで何か違和感が残ると言う、不思議な画法の看板絵は頻繁に描き変えられたようです。映画が娯楽の中心で週単位で新しくなる時代だったのです。手際の良い作業は子供達には魔法使いのように見えたものです。

 この街ではまだ建物の壁面を使った絵が健在なのです。
 モチーフは様々、作者のセンスか依頼人のセンスか解りませんが映画の看板絵に劣らぬ多彩さです。又上手いのか下手なのかも判然としない不思議な世界が予期せぬ場所にあったりするのです。

 自転車屋の壁面なのですが、大きな木の根っ子が、、、、、。

 スプレーガンと足場代わりのクレーン車という組み合わせは昔と少し違うようですが、絵師と言われる職業の健在が確かめられるような気がします。
 
 絵画はもっと近くにあった芸だと思われますが、美術館や特定の会場で無駄口も叩かずに特定の人が見るだけのものになってしまっては勿体無いのではないでしょうかね。

   花
   11,19-1

 紅葉に蕾の組み合わせは何か変ですね。

依存症


 ニコチンもアルコールも抜けた事は本当に珍しい事です。何か不気味な予感さえ感じられるようです。

   霰
   11,18

 雹(ひょう)と言いますか霰(あられ)と言いますか大粒の白い物の襲来は真っ赤に燃えていたモミジを一瞬の内に散らせて仕舞いました。

 薬物が抜け、腑抜けのような状態で大相撲のダイジェストを見ています。

 新大関が出来て頑張っているのですが、入場者数は悲惨と言ってよい状態です。そう云うオヤジも相撲を見るのは久し振りなのです。如何して格闘技フアン、大相撲フアンであったオヤジにまで見放されたのでしょうね。
 これは相撲協会の現状認識も出来ない古い体制の危機感の無さに尽きるようです、一度潰してしまい草相撲から始めるしか無いようです。しばらく離れていると面白くないのですよね、朝青龍にどいつもこいつも「吊り落とし」で投げ飛ばしてくれと言いたくなってしまいました。

 世界中の財政危機、雇用不安、不景気、、、、大相撲同様抜き差しなら無い状態になってきています。これも潰れるしかないのでしょうかね。

 政権も相撲協会も既存の権利に何時までも執着してしまうようです、依存症の一種なのでしょうね。一度禁断症状の出るまで絶ってみるとよく判るのではないでしょうかね?

 禁断症状の中に居ると、依存症の罪の深さが判るのですよ。

 我々はとんでもない共同幻想の中に生きていて、それに依存して安心を得ているのかも知れません。この息苦しさは、、、禁断症状では、、、、?

   花
   11,18-1

 ルベドキアのナレノハテでしょうか?

   11,18-2

 ゴウダソウの団扇のような実が銀色に輝いています。
 この形から「大判草」「銀扇草」「銀貨草」とも呼ばれるようです。
 
 流石にもう写真のストックがありません、天候、体調の不調などと言っていたのでは何処にも出かけられないのです。明日こそは、、、。

初雪

 抜歯、前歯なのでバスに乗るのに調子が悪いだろうと歯医者さんが使っているマスクを一個譲ってもらって帰る始末です。口は麻酔でひん曲がり、歯抜け爺が憔悴した格好では、、、、との苦肉の策なのですが効果の程は判りません。
 
 ハ、メ、マと来れば恐い物無しという事にしておきます、が寂しいものですね。

 おかげで酒も飲めずウダウダしていたのですが、底冷えがするようなので暖炉を入れようと外を見ると雪が降ってきているではないですか。

  初雪です。
  11,17

 大した降りではありません、もう大分融けてきました。

 もうこんな季節になってしまいました、来週できる予定の義歯の調子次第では脱出を早めたいものです。房総の冬はどんな具合なのでしょうね?

    白い雪が ただ降るばかり
    白い雪が ただ降るばかり
    ラ、、、、 
                                                アダモ

 こんな歌が若い頃に流行っていましたね。こんな雪は御免蒙りたい気分なのです。
 スナックのジュークボックスに100円入れて聞いた時代の事ですが、酒の飲めない夜にはこんな事しか頭に甦るものが無いのです。

   花
   11,17-2

  冬菊のまとふはおのがひかりのみ                    水原秋桜子

   11,17-1

 カナダマイズルソウの実が赤くなってきました。
    

濡れ落ち葉

   散歩道
   11,16

 「濡れ落ち葉」などと言われだしたのは1989年頃だったようです、あれから20年退職者諸君は女房殿の傘から逃れられたのでしょうか?

 団塊の世代が退職するようになると世はまさに今の季節、落ち葉だらけとなってしまう訳です。余命は伸びたが年金は不安、老後の為にと爪に火をともすように溜めた小遣いも奥さん名義、それも何時半減するか判りません。

 オヤジも「粗大ゴミ」「濡れ落ち葉」2年目という事になります。

 実生活では女房殿には何をやっても適いませんからね、何処に逆鱗があるかも定かでなし。

    遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
    遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ
                                               梁塵秘抄
 無邪気に遊びたいと願うのですが、これが、、、、、、難しいのですよね。
遊ぶには、お金も時間も体力も気力も、、、要るのですよね。
    
   花
   11,16-1

 おれは河原の枯れすすき、、、、、花の咲かない枯れすすき。

 「濡れ落ち葉」もまだまだ覚悟不足、もう少し修業を積まなくては遊びも真っ当に出来ないのです、前途は多難なのであります。

   11,16-2

  これもススキの仲間ですかね。



松茸


このところ調子が出ないと言うか、何かが変調をきたしているようです。ヘラズグチをたたこうにも何かシラケタ感じが先に立つのです。

 原因は判っているのです、ニコチンの禁断症状なのです。さほどタバコが欲しいという訳ではないのですが、一服の瞬間がないとその他全ての事が完結しないような気分で落ち着かないのです。
 
 そんな気分の中で歯医者などに行けば爆発するしかないと覚悟したのですが、さほどの事も無し、、、これが変調なのでしょうかね。

   ライオンズ
   11,15
  
 昨日は床屋に行き、今日は歯医者帰りに「松茸」の調達とそれなりに変化を付け様としているのですが、、、それも何だか上の空、、、。

   松茸
   11,15-1

 今日は三合も松茸ご飯を炊いたのですが、全部食べてしまいました。3人で食べた訳ですが近来に無い食欲です、これも禁断症状のなせる事なのでしょうか。

    栗飯の四椀と書きし日記かな                     正岡子規

 ひょんな事から始まった禁煙、何となく順調に見えますが、、、、この無気力と言いますか集中力の無さが定着してしまうと困った事になりそうです。

   花
   11,15-2

 葉が落ちると益々紫が目立ってきます。

 


 

木枯らし


   散歩道
   11,14
 
 青空になったのですが冷たい強風の一日です。木枯らしと呼んでおきます、色の付いた葉が舞い上がるのはまだしも小枝までもが足元を走っています。

   11,14-1

 晴れたので山が姿を現しました。もうこんなに白くなっています、スキー場のオープンもうなずけます。

   海に出て 木枯らし帰る ところなし              山口誓子

  ところが小さな湖では珍しい波の高さになっています、浅い湖底が掻き回される様で真っ黒な怒涛と言う感じです。木枯らしに蹂躙されるように荒れ模様で水鳥達も岸に上がってしまったようです。

   風に立つ
   11,14-3

 鳥は風に正対する習性があるようです、低空で風に向かったまま宙に浮いているものも居ます。力学的には安定した守りの姿勢なのでしょうが、これだけ多くの鳥が同方向を向くとムキになって風に対抗しているように見えます。

 寒さに向かう鳥達の決意表明かとオヤジもしばらく風に向かってみたのですが、その風の寒い事、中途半端なジャケットでは太刀打ちできません。
 本格的な冬の始まりのようです。

   花
   11,14-2

 まだこんな物が残っています、色褪せたカシワバ系の物は見掛けるのですがここまで鮮やかな色の物は珍しいのです。
 
 雪とアジサイは似合いませんが、花が無いので失礼します。

雪催い

   散歩道(ナナイモ駅付近)
   11,13

 電車の窓からの雨に煙る街です、天気が悪いので色がはっきりしませんが街は紅葉のピークを過ぎ落ち葉の季節と言う感じです。山も雪のようです、ずいぶん下の方まで降りて来ました。
 雪催いとでも言いますかどんよりと曇り、足元から冷えてくるのです、そろそろ街にも下りてくるのでししょうね。ちなみに昨年の初雪は21日となっています。  

   花(クリスマスカクタス)
   11,13-1

 随分昔にお客さんからクリスマスにもらったのですが、それ以来クリスマスに咲くことはありません。夏は外に出してあるのですが、霜に当てぬ様に取り込むとどうしても今の時期に咲いてしまうようです。
 それにしても貧弱な株のままです、ネコに齧られ、乾燥、水分過多による根腐れと苦難の連続なのですが今年も咲いてくれました。

   11,13-2

 こんな季節の中でも気丈に咲き続けるものもあるのです。

 *ニコチンが切れるからでしょうか、集中力が散漫で何をするにも上の空、、、、、。気分転換にネット麻雀をなどと始めてみても、、、、ツマラナイのですよね。
 ニコチン恐るべし。

  念のため ライターだけは とって置き        朝日川柳 若林茂男
 
 

スキー場オープン


   裏庭
   11,12

 毎年登場するモミジです、寒くなるのつれて彩度があがってきます。部屋の中に居ても窓ガラスに目が行く度にその鮮やかさに驚かされます、まるで火事場のようです。
 ピークに達すると一瞬で散ってしまいます、まさに燃え尽きる命の色なのです。

 朝9時に電車に乗ったのですが、まだ街は街灯が灯ったままです。雨が降ると朝も昼も夕も判然としないまま夜が来てしまうようです。
 車内にはスノーボードを抱えた完全装備の娘さんが乗り合わせています、季節は又少し回転したようです。

 サイプレススキー場は8日にオープンしました、同スキー場開業以来最も早い雪山開きだそうです。まぁこれには訳があって、冬季オリンピックの時の遺産である人工雪製造機か気温状態にマッチしてフル回転したのだそうです。

 なるべく外に出るようにしているのですが、雨ばかりです。

 昨日はボーリング大会、今日は趣味の会、明日は又ボウリングの定例会。偏った予定ですが、、、大忙しです。

   花(オキザリス)
   11,12-1

   キズタ
   11,12-2

 他の花が少ない所為かキズタの廻りは蜂が飛び回っています、この時期の大衆食堂という感じです。

 昨日から禁煙モードに入っているのです、何処まで続くのでしょうかね。
 何か落ち着いていられない時が有ります、そんな時はサッサと寝ることにします。
 
 
 

消滅

 
 朝起きてみると昨夜投稿したブログがありません。

 リメンバランスデーと言う事で書き始めると難しい事になってしまい、草臥れて侭よと投稿したつもりがそのまま消してしまっていたようです。

   花
   11,11

   11,11-1

 ファイル管理に残っていた写真だけでも。

オヤジの「ジョニ黒」

 先日、元スタッフからと日本酒を古巣から届けてもらいました。
 有り難い事です。「酒、酒!」と叫んでいた効果がまだ残っていたようです、ところが「ユーコより」となっていても何処の「ユーコ」なのか判然としないのです。20年の歴史の中で「ユーコ」が無数にいるのですポピュラーな名前も困り者ですね。
 話をすれば手掛かりが有ったのでしょうが、代理の姉さんが届けてくれたようなのです。

  ユーコさん、有難うございます。ぜひ昔話でもして一緒に飲みたいものですね。

   ブドウ
   11,10

 採り忘れたのでしょうか、ブドウが一房フェンスに絡まっています。もう霜のおりる日があるので凍りそうです、まさかアイスワインを作るつもりではないのでしょうね。

 今、カナダ土産でアイスワインがよく使われるようです。氷結して成分が濃縮されたブドウを特殊な酵母で長時間発酵させたものだそうです。収穫時の気温はー7℃以下と定められているとか、手間、暇が掛かる様で値段も高いのですよね。

 昔の海外旅行の土産は「ジョニ黒」が定番の時代がありましたよね。当時は外国産ウイスキーは特級ということで酒税の関係で高かったのですが、数ある酒の中でジョニー、ウォーカーがどうしてあんなのモテたのでしょうね?
 バー辺りにに流れてくるのは米兵達が飲んでいた「ジョニ赤」で、海外渡航が出来るようになり格上のものがあると言う事で飛び付いたのではないでしょうか?(輸入量が少なく希少価値があった)
 田舎のほうではウィスキーを飲む習慣もなく、飾り棚などに並べられて貴重な薬のような扱いでしたが何時飲んだのでしょうね。

 そう言えば薬のように飲んで以来口にした記憶がありません、今酒屋には安価に出回っているのですが手に取ることも無いのは何かの反動なのでしょうか、別に遺恨がある訳ではないのですがね。

 いまだオヤジは土産は「酒だ!」と言い続けています。
 甘い「アイスワイン」でも「ジョニ黒」でもありません、只普通の清酒なのです。酒税の所為で普通の酒が馬鹿高いのです。まさにオヤジには普通の酒が当時の「ジョニ黒」のように見えてしまうのです。棚に飾っている訳ではないのですが、、、ガブガブとは飲めません。(酒をガブガブ飲んではいけません!)

   マンサク
   11,10-1
  
 裸木が少し黄色く煙ってきました、春を告げる花にしても早すぎですよね。地味な花ですが冬のあいだ中咲いているようです。

   バラ
   11-10-2

 上手く撮れないので出番が少ないバラなのですが、この季節頼るしかないようです。季節があるのでしょうが年中切れ目なく咲いているように思えます。

因果応報


 今日も雨混じり。
 2,3日前のニュースではもうスキーの初滑りの映像が映っていたようです、近年にない雪の早さのようです。

   散歩道
   11,9

 何処の公園に行っても水があれば必ず見掛けるカナダガンです、糞を避けて歩くのが難しい程居るのです。ところが1970年代には絶滅危惧種だったのだそうです。キツネの増殖が原因だったようですが、今ではキツネの姿を見ることの方が難しい時代なのです。
 
 因果応報という訳でもないのでしょうが、先の事など誰にもわからないのです。

 権力を極めた者達も無残に晒し者となり処刑されます。

 製紙会社の御曹司が億を超える会社の金をカジノで摩(す)ったとか、某光学会社では社長等経営陣が巨額の不正決算を隠し続けていた、、、、、とか。

 生き物は食うか食われるか、食い尽くすと自分も餌に困る訳です。人は権力と金に振り回されるようです、これも極まると自らの命を縮めるようですね。

 このところネガティブな小言ばかり書いているオヤジです、でも決して憂いに満ちた生活を送っている訳ではないのですよ。歳をとると喜びや感激と言う感性が衰えるようで、反動として小言に歓びや快感を覚えるようなのです。

 エスカレートして「怒りの爺」には為りたくないものです。

   花
   11,9-1
 
 ミヤマシキミの蕾にモミジが散っています、これも世代の交代のようです。やっと光がもらえる様になります。

   ピラカンサス
   11,9-2

 雨で出掛けるのは億劫だし、花が見付からないのでしばらくは木の実の連続になりそうです。

  *億劫  サンスクリット語で最長の時間の単位だそうです、「1劫」は100年に一度舞い降りる天女の羽衣での磨耗で岩山が消滅するまでの時間だそうです。
 「億劫」ではヤリキレヌという事で「面倒くさい」と言う事のようです。

 庭に狸の子供が二匹遊びに来ていたのですが撮影に失敗、動く物は難しいのです。

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立冬

   散歩道(コマーシャルDr)
   11,8

 壁中にベタベタと張り紙があります、この通り独特の雰囲気を醸し出します。古くて少し怪しいのですが若者に人気の有る地区なのです。

 コンサートの張り紙のようです、中に「少年ナイフ」とあるので調べると大阪の女性バンドのようです、残念ながら昨日の日付になっていました。
 若い人達は何処にでも繋がりが広がってゆくようです。

 オヤジもYouTubeを開けてみたのです、、、、が最後まで聞けません、世代の差は益々広がってるのでしょうかね?困ったものですね、、、、、あたりまえか。

 地理的な距離より世代の距離の方が遠く思える此の頃なのです。


   イチョウとモミジ
   11,8-2

 秋の主役ですが、イチョウが小さくてモミジが大きいのは変ですね。
 イチョウは新しく進出してきたのか、日本のような古木にはお目に掛かれませんが成長が早いのでその内に釣り合いが取れる様になるのでしょうね。早くコラボが出来るようになると好いですね。
 でも玄関先に植えたりすると始末に困りそうです。

 紅葉(黄葉)も散るのが命、梢から淋しくなってゆきます、今日は立冬のようです。

   五
   冬だ、冬だ、何処もかも冬だ
   見渡すかぎり冬だ
   その中を僕がゆく

   たった一人でー                         冬  高村光太郎

 中に    冬よ、冬よ
        躍れ、さけべ、腕を組もう    とありますが、、、、、?

 今年は寒い冬との予想なのです。


   木の実
   11,8-1

 ナナカマドのように見えるのですが、白い実です。    

破れ芭蕉

   散歩道(ブロードウエイ駅より)
   11,7

 昨日の写真です、今日は一日雨。

 今年は山から白い物が消えた事がありません、それが又範囲を広げてきました。この寒さでは山が見える様になれば益々広がっているものと思われます。

 雨、暗い一日(今日の日没は4,45分)、寒さと嫌な時期になって来ました。
 
 千葉、館山の海の傍に家が借りられそうなので脱出を計画しているのですが、オヤジは歯の治療の行程表次第と言う事になっています。スッキリして出掛けたいのですが如何なりますかね?

   破れ芭蕉
   11,7-1

 青々と葉を広げていたバショウも見る度に薄汚れてきます。
 俳句の世界では「芭蕉」も「破れ芭蕉」も秋の季題となっているようです。侘寂(わびさび)、モノノアワレが本分だなどと言われてもエキゾチックに大きな葉を広げる芭蕉にとっては困りますよね。

   鶴鳴くやその声に芭蕉破れぬべし                    松尾芭蕉

 ピンとこないのですが、芭蕉は芭蕉に任せます。

 何かモダンな俳号ですね、バナナですかね。
 深川の庵に植えたからと言う説があるようですが、俳号に合わせて後から植えられた物とか。よく由来は判らないようです。

 よしもとばななと言う女流作家もいますよね、気になる存在なのかも知れませんよね。

 ばなな氏の作品も何篇かしか読んでいません、その父君隆明氏の作品は世代柄何冊か本箱の隅に眠っていますが手に取ることもありません。
 今どんな本も読めないのです、如何してこうなってしまったのでしょう?

 リタイアしたらいくらでも本が読めるぞ!

 などと思っていたのですがね。

     破れ芭蕉大きな影までも破れ                      今瀬剛一
 
 小さな夢までも破れてしまいます。

   花
   11,7-2

 又この花を見る様になったようですが、まだ調べが付いていません。

浦島太郎

 忙しい1日になりました。
 10時半より恒例のボーリング3ゲーム、午後からゴルフ。日の落ちるのが早く月下のゴルフと言う風流な事になりハーフで引き上げて来ましたがね。
 さすがに足腰がガタガタです。

 ゴルフ仲間、オヤジの栗の不作を嘆くブログを読んで栗を持ってきてくれたのです、アパートの庭に栗の大木があり誰も拾わないので、、、、との事です。
 結構な量なので栗拾い仲間にお裾分けする事にしたのですが、栗拾いだ栗ご飯だと暢気な事を言っているのはリタイア組の特権なのでしょうね、帰るとさっそく栗ご飯が出来ています。

 我が家から見下ろせるフレーザー河の河川敷にあるようなゴルフ場なのですが3,4年振りなのです。ゴルフ場もレストランなど新設されていましたが、その周りが大変貌しているのに驚きます。
 大型店が一揃い集まったモールのようになっているのは聞いていましたが、カクタスクラブ等大型レストランまで道端に見えているではないですか。

 直ぐ傍に見えてい、車なら5,6分の場所なのですが用が無いと言いますか行った事も無いのです。メトロタウンとさして変らない距離なのに急坂と幹線道路に阻まれるのか散歩道にも選んでもらえないようです。

 街は変貌を続けているのですが生活パターンが固定してしまうとその変化にもついて行けないようです。何か坂下の夜景が明るくなったな等と言っているようでは浦島太郎と言われても仕方がありません。

 中心部は高く空に伸び、郊外は和紙に薄墨を落としたのように広がり、点在した草叢は家で埋め尽くされてきました、世界人口は70億人に達すると聞きますがここでも人口の増え方は凄まじいものがあるようです。

 人口爆発は様々な不足をもたらすようです。
 食量、住宅、用水、雇用、、、その不足、不満がもたらすものは、、、不安だけならよいのですがね。

   花
   11,6

   11,6-1

 石楠花が咲いています、これは何時も早く咲く種類なのですがそれにしても早過ぎるのではないでしょうか?

 帰り花にしては見事な咲きっぷりです。

   帰り花もう一花の有りや無しや                      山岸治子

 ここまで派手に咲かれると、有りっこありませんと言うしかありませんよね。


  
 
 

冬時間

 明日から冬時間になります
 まぁ元に戻ると言う事なのでしょうが、デーライト、セービング、タイム(夏時間)が終る訳です。夏時間に変る時に比べ淋しさは隠し切れません、1時間も早く日が落ちてしまうのですからね。
 現役時代は出勤時間を間違えたりした事もありますがもう気にする事もなし、一晩寝れば何の生理的変化も感じませんが釣瓶落としといわれる秋の日は高速エレベーターの如く落下するのであります。

 長い夜、冬の到来をひしひしと感じる事になるのです。

 ネタがないのでギリシャ。
 そもそも金融緩和の大盤振る舞い政策でとった政権が超財政緊縮策に耐えられるはずはありません、しかし卓袱台を引っ繰り返したとて、、、、。

 国民も、貸した銀行、ユーロ圏もこの借金による景気浮揚策に乗った訳です(いまだ世界はこれしか知恵が有りません)

 この失敗のツケを誰が払うかと言う事になった訳です、当然借りた側、貸した側の責任でありましょうがその押し付け合いが争点のようにしか見えません。
 大資本には国(税金)からの援助があり、強者には決定的な損失を逃れる時間が与えられそうですが弱者はもろにどん底に落とされるように見受けられるのです。

 どの国も身を削るような政策が必要な時に政権維持を第一義とし口当たりの良い公約を並べ改革には手を付けられません。最後に卓袱台返しの裏技を使う心算のようです。

 国民も不満をぶつけてストライキ(卓袱台返し)。

 この夕餉、一家揃って大騒ぎ、ところで片付けてくれる人はいるのでしょうか?長い長い夜はこれからです、空きっ腹を抱えてセンベイ布団で寝る真似でもするしかないのですかね。

   モミジ
   11,5-1
 
   サフラン
   11,5

 イヌサフランは多いのですがサフランはあまり見掛けません。折角見付けたのに何者かに荒らされています、何か酔ったように花蜂がしがみついていました。

    クレタの或る王宮の壁に 
    「サフラン摘み」と 
    呼ばれる華麗な壁画があるそうだ
    そこでは 少年が四つんばいになって
    サフランを摘んでいる
    、、、、                                   「サフラン摘み」 吉岡実

 怪しげな詩を見付けたのですが、どうも3行を超えると付いて行けないようです。

 サフランはアラビア語で黄色の事、乾燥した雌しべは香辛料、生薬として高価なもののようです。なのにイヌサフランばかりが目に付くのはどうした事なのでしょう。
    
 名前にイヌを持つものは特徴が似ている事もありますが、有用性が低い、使えないと言うような事を意味するようです。

 イヌが大手を振って歩く時代なのかも知れません。   

初霜

 起きて外を見ると屋根が白くなっています、早起きしないので初霜かどうかはわかりませんが、霜の朝です。気温が下がってきたようです、北側の日の射さないところは昼過ぎまで残っています。
 霜が残る日は天気が良いといいますが、晴天になりました。

    水霜もたもちて菊の重さかな                     宮沢賢治

 賢治の俳句はあまり知らないと思います。

 *水霜   露が凍ってなかば霜になったもの。霜が冬の季語に対して晩秋の霜を言うようです。

 霜で芝の上や屋根が白くなるともう冬の景色です。都会では霜はあまり目に付きませんが霜景色は冬景色、キリリと冷えた空気が漂い気分までが冬景色に染まってしまいます。

   エゴノキの実と青空
   11,4
  
 外歩きも厳重装備となるには少し早く、中途半端な格好で出掛けると直ぐに帰りたくなったりするのです。汗をかいたり、寒くなったり、その上花も見付かりませんしね。

 そこで、今日はモールの中の花です。

   11,4-1

   11,4-2

 アンスリウムの仲間達です。
 花も葉も安物のプラスチック製と見紛いそうです。サトイモ科のようなので南方の生まれだと思えますが丈夫なようでモールの鉢植えなどに使われるようです。

 南米原産ですがハワイの気候に合うようでヒロ島は有数の産地になったようです、ここでの品種改良は日系人との関わりが多く「オバケ」、「ミドリ」等品種名があるそうです。

 結構モールの中だけで長い間花を咲かせ続けているものがあります、手間も掛けているのでしょうがモールと同じ様な環境に生まれた物なのでしょうね。乾燥(水分)、光線の関係等は似ていてもあの雑踏は初めてでしょうね。

雨に降られて


ハッキリしない天気です。
 晴れ間が有ったので買い物ついでにと出掛けたのですが、モールを出ようとするといつの間にか大降りになっています。雹(ヒョウ)混じりの大粒の雨です。雹の溶けた雨は長くは続かないのですがバケツを引っ繰り返した様に降るのです、又一気に寒くなります。

 と言う訳で帰るに帰れません、仕方がないので晩飯のカボチャを提げたままモールの探検と言う事になりました。

   ペットショップ
   11,3

 犬の衣装のようです、いつの間にかこんな時代になってしまいました。
 世のペットフアンには叱られるかもしれませんが、何と言うザマなのでしょう?犬は友達ではあってもオモチャではありません、虐待ではないかとさえ思えるのです。

 現在、二人以上の世帯では50%近くが何らかのペットを飼っているそうです、それに伴い色々な問題が起きているようです。命あるものを飼うという覚悟だけは忘れないでもらいたいものです。
 又、ペットはオモチャや装飾品ではありません、一つの命でありそれぞれの生活を持った種であることを尊重してあげて欲しい物です。

 子供自慢同様、ペット自慢も度が過ぎると、、、、余計なお世話ですよね。

 あと、iPad売り場にて時間を潰しました。

   ユリノキの黄葉
   11,3-1

 足並みの揃わない黄葉です、青い物から黄、茶色と様々です。

   11,3-2

 帰りに又降られて雨宿り。

   11,3

 ナラシナショウマの仲間が雨に打たれています。

 雹は季節の変わり目に降る事が多いようです。
 下は0度近く、昼間も10度をきるようになって来ました、今年は山の雪が消えることなく再び冬か来るようです、今度晴れたら白い部分が広がっているのではないでしょうか。

チャンバラ小説

 今日は歯医者へ。

    落武者の如くうろつき羽抜軍鶏                      田中峰雪

 「羽抜け鶏」の季語は夏、歯違いで混乱しております。自分では如何仕様も無い事で悩まされるのは嫌ですね、若い頃のノラ生活のツケなのでしょうが気分が落ち込むのです。

 長年通っていた歯医者の説明不足という事で、「GO]サインが出せず伸び伸びになっていた義歯を作る事にしたのです。セカンドオピニオンという意味で診てもらったのが女医さん、これが決め手になったわけではありませんが説明が明快なのです。インプラント、インプラントと言うのは判りますが、、、、歯医者ももっと丁寧な説明をしないと金の亡者にしか患者には見えないのです。

 嫌な話は止めて、と。

 丸屋才一氏が文化勲章をもらったそうです、この賞には小説家がよく選ばれます。
 文化の定義を見ようと思ったのですが難解なのです、各々の小説ははたして文化と言えるのですかね?判りません。

  NO 10    「日暮らし」    上、中、下             宮部みゆき

 久し振りの時代物です。
 時代、歴史小説と言いますか、「チャンバラ」小説と言いますか随分と読んできものですが、昔と変ってきましたね。今は女流の作家の物に人気があるようです、それも現代の感覚を古い時代に置き換える手法での市井物が多いようです。

 吉川栄治辺りから読み始めたのでしょうかね、「徳川家康」「大菩薩峠」等の超長編、周五郎の短編。歴史小説と言われる実在武将から、国定忠治等凶状持ち、忍者、狂四郎、紋次郎、、、、、、。
 
 司馬遼太郎、藤沢周平辺りから後は殆ど読まなくなってしまったのです、歳の所為で本自体を読む事が減った所為だけではなくグイグイと引きずり込む面白さに欠けて来たのではないかと、、、、、。(感性の衰えかも)

 市井物も短編ならいいのですが、長編やシリーズが重なると又か?となるようです。

 男性作家の奮起を期待したいのですがと言っても、山手樹一朗先生の「明朗爽快、勧善懲悪、ハッピーエンド」方式のチャンバラ小説しか読めないような自分が居ます。

   花
   11,2-1

 チョウセンシオンでしょうか?
 菊の仲間は見分けがつきません。

   11,2

 近所の姫リンゴです、こんな形で何時までも残っているのですが鳥達は食料ににしないのでしょうかね?もっと食料が不足するまで取って置くのでしょうか。

毒キノコ


 今年は松茸を食べる事が出来ません。
 毎年キノコ狩を趣味とする友達のお裾分けでありついているのですが、今年は不作と言う事でお目に掛かる事も出来ないのです。一回位松茸ご飯をと店を見ても置いてありません、何時も置いてある店も高値で仕入れられないのかもしれません。

   毒キノコ?
   11,1

 見ただけで食用にならないのは明白です、胞子が黒いのでしょうか笠が開くと黒ずんでくるようです。

 毒キノコの見分け方
 *縦に裂けるものは食べられる。
 *派手な色のものは毒がある。
 *銀のスプーンが変色しなければ食べられる。
 *虫の食べている物は大丈夫。
 等々俗説が流布していますが、みんな嘘のようです。キノコ狩にはご注意ください、なお線量計もお忘れなく。困った時代になったものです。

 毒キノコと言われますが、菌類は植物との関係は深いが動物との関係は希薄なようです。これは生き物が出てくるまでは毒が有ろうと無かろうと関係が無かった訳です、生き物の勝手で毒だ、マズイだと言われているようですね。

   鳥
   11,1-2
 
 散歩の途中で道連れになりました、しばらく一緒に歩いていたのですが散歩の犬を見付けて飛び立ってしまいました。

   11,1-2

 よく一羽で身動ぎもせず佇んでいる姿を見掛けるのですが、こんなに傍に寄ってもあまり動じないようです。何用あってトレイルを歩いていたのですかね?

    花
    11,1-1

 冬の花、ヤツデが咲いてきました。
 もう今日から11月なのですね、赤く染まった葉も早々と落ち葉となってしまうようです、林の中も大分明るくなってきたのですが光には力が無く、寒々しさが強調されるようです。

達人


   ハロウィンナイト
   10,31-2

 上手い具合に晴れてくれました、しかし冷たい風が吹いています。
 月曜日の所為でしょうか15,6人のお化けの訪問しかないのです、用意した菓子も2つずつと奮発したのですが余ってしまう有様です。
 人種の多様化の所為でしょうか、それとも世知辛い世相を映すのか判りませんが明かりを消してしまう家が多くなったのです。どうしても子供達は効率良く菓子を集められる所へと流れて行くようです、子供達の情報網はそう言う事には敏感ですからね。

 昔は手作りの物なども配っていたのですが、変質者が異物を混入したりする事件があったりして今では密封された既製品ばかりなのです。こう云う行事も近隣の信頼あって成り立つ物、都市化といいますか人間関係の希薄化は子供達の楽しみを少しづつ奪い取っているようです。

   秋深き隣は何をする人ぞ                          芭蕉

 「深し」ではなく「深き」なのですね。

   落ち葉
   10.31

 昼間少し外を歩いたのですが風が強いのです。様々な色の葉が空を舞っています吹雪のようです。大きな針葉樹の下など顔にパシパシと何かが当ってきます、色付きもしない青葉の中にも枯れ葉が潜んでいるようです。
 
 その中にクルクルと回転しながら落ちてくる物があります、カエデの実です。写真を見ても判るとおり単純な作りなのですが空気力学的には相当なスグレモノのようです。重心の位置、羽の形状、どれだけの長い時間でここまで上手く回転する様に計算しつくしたのでしょうね。自然は数学の達人のようです。

   花
   10,31

 今頃、こんな花が咲いてきました。クレマチスの仲間でしょうか?

 
プロフィール

あなまどい

Author:あなまどい
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私の日常と、私に棲み憑く
不可解な生き物オヤジの呟き。
年式   私   50年型
     オヤジ 不明
住所  VANCOUVER
燃料  アルコール 
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