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トーテムポール


 曇り時々雪雨。

 小雪の舞う中を歯医者に、なんとも気分が冴えません。

 少し早く着いたので近所を散策、ダウンタウンに近づくと雪も見えなくなって来たのです。(局地的な雪だったのか時間帯だったのかは不明)


 バンクーバースクールボードの裏庭のテントの中、

   3,7


 トーテムポールを製作中のようです。


   3,7,1


 トーテムポールは何時ごろから作られ始めたのか明確には解っていないのだそうです。材料はベイスギ(レッド・シーダー)で建てる事に意味があり自然に朽ちて自然に帰るのを良しとされ、保存や修復をされることがなく時間の中に消えてしまったようです。

 蛙のようにも見えますが、、、、どんな伝説、物語が彫り込まれているのでしょうね?



   花(ミツマタ)
   3,7,2


     三椏の咲くや古雪に又降りつむ     水原秋櫻子


 薬を塗ったので4時間飲み食い禁止だそうです、自然に朽ちてきているようでもありますが少しは役に立つのでしょうかね?

「少年」


 曇り&晴れ

 まだ寒波は居座っているようです、外の出る気になりません。
 


   2,9


 ネタでもないかと「2月9日」と検索すると、、、、「漫画の日」なのだそうです、手塚治虫の命日なのだとか。

 最近は手に取ることがありませんが、長い間楽しませてもらいましたよね。

 当時は月刊誌しかなかったのですが、発売日を今か今かと待っていました。


   2,9,1

 昭和37年(1962)4月号との事です、オヤジ12歳と言う事はきっとこの本を読んでいるのでしょうね。

 「鉄人28号」「鉄腕アトム」「サスケ」「シルバークロス」、、、懐かしい名が並んでいます、サスケは61年からの様ですからまだ新参者と言う事です。

 これから半世紀以上は折に触れ接触があったのですけどね、、、、最近は新聞マンガすら目にしないのであります。

 老いるという事はこう言う事なのでしょうかね、、、、潤滑油が劣化するように思考回路が硬直化するのはこの辺りに因があるのかもね、、、。

 
    2,9,2

針供養


 曇り時々晴れ間、、、白い物も舞ってましたけどね。


   2,8




 「針供養」だそうです、昔は確かにそんな事をしてましたよね。
 何たって靴下まで繕ってはいていた時代ですからね。洗濯してあり継ぎが当たっていれば何ら恥ずべき事ではなかったのです、、、、、夜なべして繕い物をする日々があったのです。

 ツレの母は洋裁の先生、この日は御徒町で甘い物(お汁粉)を食べるのが楽しみだったとか、、、、、浅草寺にでも行っていたのでしょうかね。


     亡き母の尺古し針供養      松根東洋城


 
   2,8,1


 冬眠をしないリスではありますが、、、、少し活発に動き出したような気がします。

寒の雨


 雨。
 「寒の雨」ではありますが、温かいから白くならないのですよね。

 やっと芝の上の雪も消えて来たようです。もっとも雪掻きなどで山積みにされた物は別ですがね。



   寒の雨
   1,17
   

       うつほどに藁の匂ふや寒の雨         金尾梅の門


 ネットにも飽き外を見ると暗く静かに寒の雨が降っています。

 
 こんな古臭い句を拾ってみました。今の人には何の事だか分からないのでしょうが、オヤジの子供の頃はまだこんな光景が残っていたのです。
 
 藁を打つのは柔らかくして細工を容易にする為、当時はまだ筵など農家では藁製品を手作りしていたのです。納屋の隅などには丸い石が土に半分埋められた「藁打ち石」なるものもありました。

 しかし、もう藁製品など「注連縄」くらいしかお目にかからないようですね。

 寒九の雨は豊作の兆しとか、、、、少し遅くなりましたが春遠からじと言うことにしておきます。



   花(プラタナスの実)
   1,17,1


 スズカケの鈴です。

 高い所にばかり、そして中々落ちない実なので近くで撮ることは少ないのですよね。雪の上に見付けたのでパチリ。

忠臣蔵


 晴れ。

 雪は降りませんが晴れた分気温は下がってきました。内陸部のようにー20℃などとはなりませんが、この辺りも今週は氷点下(最高-3℃)の世界のようです。



   12,14,1

 
 そんな訳で中々雪が融けてくれません、こんなに長く雪景色の写真の続く事は初めてだと思います。


 12月14日と言えば、、、、、

  時に元禄十五年十二月十四日、江戸の夜風をふるわせて 
  響くは山鹿流儀の陣太鼓、しかも一打ち二打ち三流れ、、、、、、
  
                                      俵 星 玄 蕃 三波春夫

   
 「忠臣蔵」の日ではないですか、、、、忘れてしまっていました。

 寛延元年(1748年)大阪竹本座にて初演の「仮名手本忠臣蔵」以降、手を変え品を変え演じ、語り継がれて来たお話です。

 その中に芭蕉門下の其角の出て来る話も残っていたりします。

      年の瀬や 水の流れと 人の身は             其角
              あした待たるる その宝船                 大高源吾

 
 この場面(十一段目(通称「松浦の太鼓」)になれば誰もがこの句を思い描く訳であります。

 最近、新しいドラマではなくこんなセリフまでが口から出て来そうな時代劇の方が好いのですよね。朝食事は「ヤフーニュース」、夕食時は「水戸黄門」を見ると言う生活なのですよね。
 

 ユーチューブを開けると時代劇と囲碁将棋が並んでいるのであります。


 
   花(木蓮の蕾)
   12,14



         我が雪と 思へば軽し 笠の上           宝井基角


 これが、、、、

         我が物と思えば軽し笠の雪

  と変わると 「ことわざ」となるようです。

 (意=苦しいことも、辛いことも、自分のためだと思えば気にならないことのたとえ)

 使い古されてこそ役に立つことも有るようで、、、、一安心!
プロフィール

あなまどい

Author:あなまどい
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年式   私   50年型
     オヤジ 不明
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燃料  アルコール 
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